1035 【銀河間特急便スターライナー】
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【削除】 お忍びお嬢様 メルヴィ
それなら。
それならもう、私に理由を聞く権利はありませんね。
[儚げな笑みを浮かべる。
泣きはしなかった。したくもなかった。]
でもどうか、ひとりで抱え込まないでください。
それだけは、どうか。
[絞り出すように零した言葉は、彼に届いただろうか。
伏せた目を上げ、目の前の瞳を見つめた。]
わがままで、ごめんなさい。
[最後に苦笑を添えて。]
お忍びお嬢様 メルヴィ
[答え>>296を聞けば、]
ありがとう、ございます。
良かった、というのは本心だけれど、きっとずるい言葉。
[自嘲の笑みは消えはしなかった。
しかしそこに安堵の色が混ざる。]
それなら。
それならもう、私に理由を聞く権利はありませんね。
[儚げな笑みを浮かべる。
泣きはしなかった。したくもなかった。]
でもどうか、ひとりで抱え込まないでください。
それだけは、どうか。
[絞り出すように零した言葉は、彼に届いただろうか。
伏せた目を上げ、目の前の瞳を見つめた。]
【独】 お忍びお嬢様 メルヴィ
/*
そして食堂車組を待たせている気しかしないこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ハンスさん拘束してて申し訳ない……今日中に終わらせるからね……！
しかしもうひとやまありそうなよかんがうわなにをするやめ（
流離いの伊達男 マルセー
[一条に口笛を吹かれてしまって焦る>>288]
かつては使えましたが、随分長い間封印していましたし、
魔法を使うには日本刀が必要です。
片手で使うとなると短刀しか使えないので、かなり限定されるでしょう。
[それでも懐に短刀を持っていこうとしているあたり、やる気満々である。]
…とりあえず、魔法は使わなくていい事を願いますよ。
[苦笑いしつつ呟いて、一条から運転手を頼まれれば快く引き受ける。]
運転手の件はお任せください。
それでは、駅集合ということで。
ナビゲートは星の事を知っているというスッチーにお願いしたほうがいいでしょうか？
[スッチーが用事があるというならば無理強いはしない。]
お忍びお嬢様 メルヴィ
え。宝石探し、ですか？
[唐突な言葉>>300にきょとり。瞳を瞬かせる。]
えっと、ここって採掘場か何かがある場所なのでしょうか？
危険な星ということしか知らなくて……。
[ププモアから聞いた話にも、そんな内容はなかったように思う。
思い出すように中空を見上げながら、首を傾げた。]
お忍びお嬢様 メルヴィ
あの、ハンスさん……？
[恐怖よりも不安よりも、頭は疑問に満ち溢れていて。
近づいてきた姿>>303を恐る恐る見上げる。]
【独】 お忍びお嬢様 メルヴィ
かあさまみたいに我慢しないでほしい。
かあさまみたいに抱え込まないでほしい。
嫌ならいっそ、そう言ってくれれば。
つらいならいっそ、そう言ってくれれば。
私の選択は間違っていたと、認めることもできたのに。
【独】 お忍びお嬢様 メルヴィ
/*
THE・深夜のテンションこんばんは。
独り言で台無しと言われようが、こうでもしてないと何かに負ける気がする…！
資産家の三男坊 ハンス
[ひくつくような怒りがあった。
よく分からない激高があった。
口元を抑えてそれ以上の言葉を留めた。]
>>302
[息が震えるように荒れているのに気付かない。]
全てのものが大きいらしい。
だから鉱物も大きいのだろうと。
それで、宝石探しだ。
お忍びお嬢様 メルヴィ
>>305
あ、た、確かにそうですね。
よろしければ、私も参加させてください。
[きちんと微笑んでいられただろうか。
普段静かというより、身じろぎしないような雰囲気を持っている彼が。
彼の纏う空気が荒く、動いているのを肌身で感じた。
初めて小さな恐怖が生まれる。
私が、彼をこうさせた？]
資産家の三男坊 ハンス
>>306
あぁ。
[低い声で応じた。
震える程の怒りを感じてなお、
そのことに本心から気付こうとしていない。]
駅から恐らく車で行く。
[込み上げるものを呑み込みながら続ける。]
お忍びお嬢様 メルヴィ
分かり、ました。
[笑みは崩れて、泣きそうな表情になっていたかもしれない。]
――我慢、しないで……。
抱え込まないで……！
[小さな叫びは声になっていただろうか。
顔がくしゃくしゃになるほど気持ちが揺れても、涙は零れない。]
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