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>>258
あ、家は元々貴族なんですけど。
私は母が平民なので、昔はそちらで暮らしていたものですから。
[特に気にしていないような言葉と何となく、この人なら大丈夫という気がして。
思い切って話してみる。胸が軽くなる心地がした。]
駄目ですよー。
まだお酒抜けきってないかもしれないじゃないですか。
今はお水、です!
[無言を勘違いしたのか、受け取ったグラスをもう一度ぐい、とハンスへ差し出した。]
運転ですか?極力安全運転がモットーではありますが、
これから行く星は危険だと聞いていますからね。
身の危険を回避するためには多少運転が荒くなることもあるかもしれません。
それでもよろしければ。
[何かのフラグであろうか。]
―――……。
おやすみ、なさい…。
[膝の上、すぅすぅと可愛らしい寝息をたてて、
ころんと丸くなって寝ていた子猫が、
ふわり、淡い存在となってきたのを見て取れば。
一筋の金糸の残影を残して消えゆくより、
一瞬だけ早く、生命、と呼べはしないかもしれない、
その子猫を、けれど慈しむように、指先でそっと撫て、]
さて、あたしたちも、少し眠りましょう。
[失われたぬくもりを、惜しむかのように、
一瞬だけ瞳を閉じてから、妹に笑いかけた*]
>>265
アラルースアだったか。
[ぽつり。]
[差し出されたグラスを取ろうとして指が彷徨う。]
別に。
酒を飲んだっても・・・
お前に何の関わりがある。
はい。
領主をしながら、故郷で取れる羊毛やそれから作られる製品などを、他国と取引しております。
[ハンスの言葉>>272に頷きながら、簡単に補足する。]
関係ないといえばそれまでなのかもしれません。
けれど。ハンスさんが苦しい思いをすると、私も苦しい。
だからこれは、心配というよりわがままなんです。
……私のわがままに付き合ってくれませんか?
[軽く視線を落としながら話す。静かで落ち着いた声。
眉根を下げながら、小さく苦笑を落とした。]
――→自室――
[13号車の自室に戻ると、座る前に窓枠に備え付けられた小さなテーブルに、まずハンカチに包まれた勿忘草を。
どんな入れ物を用意しようか、などと思案していると]
あっ、だめだ。
これは食べちゃだめだ。
[子ネズミを慌てて制止する。
どうもヤンチャな性格らしく、ここに戻るまでにも何度か脱走されそうになった。
シリルというときは大人しかった気がするのだが]
どちらかというと、だ。
猫がネズミに遊ばれてる気がするな……。
[それでもネズミを見つめる目は柔らかい。
花以外にも、と渡された時にはシリルに驚いてしまったけれど、
喜んで受け取ってきたのだった]
>>275
・・・。
[心を漂わせて何処にも留まらないように。
煮え切らないまま時を過ごせば、それが]
苦しくは・・・
[それで]
・・・。
[]
ふぅ。
じゃあ水をくれ。
[自分のグラスを差し出して、
クッションの効いた椅子に座る。]
>>275
・・・。
[心を漂わせて何処にも留まらないように。
煮え切らないまま時を過ごせば、それが]
苦しくは・・・
[それで]
・・・。
[]
ふぅ。
じゃあ水をくれ。
[空のグラスを手にクッションの効いた椅子に座る。]
はい!
それじゃあ、お借りしますね。
[ハンスの返答>>277に、花が咲き誇ったような笑みを浮かべる。
一声かけて水筒とグラスを置き、ミネラルウォーターを手に取る。
空のグラスに注ごうとそれを傾けた。]
/*>>140>>143のネズミと、
>>260以降の、白い子猫描写は、可愛いから!
は半分の理由で、もう半分は、レプリカの動物なのに、
自由意思で動いているのを伝える
=レリアにも意思があってもおかしくない、の伏線。
>>261>>263で、白い砂と保護色は、レリアの髪と瞳の保護色(灰色系)の伏線。
>>*267 母親の能力は、「双子」に受け継がれた
=レリアにもあるはず。→なんでレリアは何も使わないの?→レプリアだから。
>>269 核となる体組織はなんでもいい=左手でもいい。
>>271 自分と同じ、レプリカの猫の消えゆくのを、
かなり複雑な気持ちで、慈しんでいます。
解説おわり…自分でもわかりにくいです、
ごめんなさい><。
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