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言ったもん勝ちではあるけれど、もうちょっとネーミングセンスが欲しかった…!
だってせっかくオオサーカなんだしさー。
ちょっともじってみたかったとかごにょごにょ。
あなたも、拾ってくださってありがとう。
足を止めさせてしまって、ごめんなさい。
[先程、笑みを浮かべて会釈してくれた少女>>62が、遠くまで転がったのだろうフルーツを拾ってくれたのを受け取って、男性から貰ったビニール袋に入れる。]
お二人とも、本当にありがとうございます…。
あの…わたしは、シリル・グリーンと言います。
このフルーツは、
姉がケーキ作りに使う予定のものだったんです。
もし、甘いものがお嫌いでなかったら、
お礼にご馳走したいので、よかったら食べに来てくださいね。
[まだ少し赤い頬のまま、感謝しつつ微笑んだ。]
あ……いえいえ、私なんかひとつ拾っただけですし。
[驚きから抜け出すように、両手をひらひらと振った。]
私はメルって言います。すぐそこのスターライナーに乗っているの。
だからお姉さんの作るケーキは食べられないかも……ごめんなさいね?
[心から残念だというように眉根が下がる。甘いもの大好きなのに。]
[そうこうしているとキリトが手を振っているので、(>>42)私も手を振り返す。それはともかくこの状況・・・。]
(どうしたもんかな。もし本当にあの黒猫が危険な魔物なら、早くこの壷に封印しなおして、とにかく早くもとの持ち主に返さなければ、こんな壷を博士にこれを見せればどうなる事か・・・。)
[博士は何でも興味を持ってしまい、これが元で幾度となくとんでもない事になったのやら、これはまた別の話である。
慌てふためいているといきなり壷が光りだして音をたてはじめた(>>58)・・・。
もしかしなくても、危険なのはクロスケではなくあの壷の方だったようだ。]
英霊 ラーマチャンドラ が参加しました。
英霊 ラーマチャンドラは、人狼 を希望しました。
― 駅 ―
[馥郁たる花の匂いが立ちこめ、花びらが舞う。
舞う花びらは幾数重。祝福のように舞い降りては地に落ち消えゆく。
気品溢れる顔立ち、黒曜石の眸は半眼。きらりと澄み切る光を放つ。
口元には穏やかに微笑みを。額の中央には赤い粉。
黄色い薄い衣に下半身は覆われ、上半身は陽に焼けた健康そうな肌を覗かせている。
右足をゆると踏み出し、花びらを一枚踏まう。
その眸が、不思議そうな眼差しに変わった。
蒸気機関車の姿をした銀河間特急便を見上げる。]
はい、本当にすごい早業で…とても助かりました!
[少女の驚きの声>>66には、同感だと頷く。左手があまり使い物にならないので、自分一人だったらかなり時間を要しただろう。二人に内心で改めて感謝しながら。>>67>>68の言葉を聴けば。]
メルさんと、マルセーさんですね。
お会いできて、とても嬉しいです。
あ、大丈夫ですよ、わたしと…姉のレリアも、
同じ「スターライナー」に乗る予定です。
わたしが花を、姉がケーキを商いながら、旅を続けてきたの で、ちゃんと個室での商業許可証もありますし。
姉の作るケーキは…なんというか、えーとその、とても芸術的なのですが…あ、いえ、妹のわたしからしても、美味しいので、
食べにいらしてくださったら嬉しいです。
[どうやら口調から甘いものが好きそうな様子の二人に、
少しでもお礼ができればいいなと、笑顔でそう伝える。]
― 大浴場・女湯 ―
[脱衣所に着くと、切符を認証して自動で扉が開いた。
さっそく一張羅のお出かけ用ワンピースとドロワーズをばっと脱いで、浴場に飛び込む。
なお、切符は名札入れに入れて首から提げている。
列車の扉は普通に人力でも開くのだが、...的にはややしんどい重さなのだ。
その場でぐるっと見回して、浴場内に自分ひとりしかいないのを確認すると、すぐに浴場の電気を消した。]
(前回の続きが気になるんだよね)
[浴場の天井の投影プログラムでは、今は影絵でお話と字幕とが上映されているのである。
確か今日で上映内容が切り替わったはずであった。]
しかし早く気づきなさいって感じよねー
[頭に小さなタオルを載せて独り言を呟きながら湯につかり、上映が始まった天井を見上げた。]
― 廊下 ―
ごんがーー
[...的に物語は衝撃の結末を迎え、ぐすぐす泣きながら廊下を飛んでいる。
実は御年721歳。基本的に涙もろい。]
今日はごんの弔いに飲むわ…ビールを…
[それでも風呂のあとの一杯は譲らず、そのまま食堂車へと向った]
特殊能力って……ふふっ。
私の手伝いなんていらないくらいだったんですから。
[マルセーの呟き>>69にくすりと笑い、シリルの言葉>>73に楽しげに同調する。]
マルセーさんはスターライナーから出てきたから分かったけど、シリルちゃんもなの?
まあ、素敵な偶然!
それにしても若いのに商売なんてえらいのねー。
[両手をぱちんと合わせて子どものようにはしゃぐ。
かと思えば、自分より年下だろう少女の話>>73におばさんのように感心した。]
私は当分スターライナーに乗車する予定だから、シリルちゃんのところもお姉さんのところも絶対行くからね!
本当に楽しみ!
[胸の前で合わせた両手をぎゅっと握った。]
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