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/*ちなみに、もし今日生きていたら、
「危ない!鬼が白水立海の方に!」
「ああっ、羽島先生の頭上に鬼が!」
とか、そんな感じで、鬼をぶつけて遊ぶつもりだったのだが、やれなくて残念だな。
―盟譜学園・教会付近・早朝―
[野崎太一が、部活動の朝練に出るため、かなり早い時間にこの辺りを通る事を、学は知っていた。]
やあ、おはよう、野崎君。
[登校して来た野崎を見るなり、学はそう声をかける。
野崎は、ややうんざりした表情で、「本ならまだ見つかって無いっすよ」と、目をそらしながら言った。]
一由 智は、世界史教師 羽島守子 を能力(占う)の対象に選びました。
本を返すと、こづかい稼ぎが出来なくなるのは解るよ。
君、人に僕の本を触れさせて、お金を取っているよね。
[「僕の本」と言う部分を強調して、問いかけてみる。
「あー……そこまで知ってるんですか、じゃあ仕方ないな」
そう言って、観念したように野崎は喋り始める。
野崎の話によると、「名無し之草子」に、怒りや憎しみや悲しみと言った感情的なストレスを取る力があるらしい。
最近、それに気づいたらしく、自分や友達に利用させているうちに、金を取ることに思いつき、そこそこ儲かっているようだった。]
[「いや、悪い事をしているわけじゃないんすよ、みんな喜んでくれているし……あ、何だったらレンタル料を払いますんで、もうちょっと、こいつを貸しててくれませんかね?」
野崎は、「名無し之草子」を鞄から取り出しながら、そう言う。]
……野崎君、残念だが、その提案は遅すぎたようだ。
[野崎の手にある本を見て、学は一歩後ずさる。
「はあ?」と、野崎は不可解そうな声を上げた。]
ゴム風船に水を際限なく注ぎ込んだら、最後にどうなるか、君も解るだろう?
その本は、もう駄目だ!それを置いて、早く離れたまえ!!
[つい声を荒げてしまう。
野崎の手にある物は、今の学には本と言うより胎動する生き物にすら見えた。]
[「……またまたーそんな事言って、俺から本を取り上げようと……」
そう言いかけた野崎の言葉は途中で止る。
本が勝手に開いたのだ。
見えたのは墨で塗りつぶしたかのような、真っ黒なページ。
学の記憶では、あんなページは無かったはずだ。
戸惑う野崎を他所に、黒いページの中で白い2つの光が現れる。
その光が、こちらを睨むようにうごめいた直後、黒い霧が噴出した。]
[噴出した黒い霧は、 鉤爪のような形となって、野崎の体を切り裂く。
彼の鮮血が地面に落ちるより早く、続いて学に絡みつき、その体を吹き飛ばした。]
うぐっ!
[学の体は、中庭に茂る草の中へと叩きつけられ、噴出した黒い霧から視線をはずしてしまう。
呼吸を整え、身を起こした直後、後頭部へ重い打撃が叩き込まれるのを感じた。]
[それが、エイリアンか黒い霧の仕業か、それは解らない。
遠ざかる意識の中、学は「隊員の危険を確認、転送します」と言う機械音声が、ブレスレットから流れたのを聞いた。]
投票を委任します。
クリストファー ラヴロックは、アーノルド 長官 に投票を委任しました。
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