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―御厨邸兼書庫―
[御厨学は、叔父の残した書庫を自分の住まいとしている。
元々、私設の図書閲覧室として機能していた書庫だ。
トイレや給湯室など、生活に必要な施設は整っている。
引っ越した当初は風呂が無いのが問題ではあったが、シャワー室を作らせた事で、その問題も解決していた。]
漫画と言うものは、小説よりダイレクトに人の浮かべる表情を観察できるかと思ったが、やはり現実に即してはいないな。
[1冊の漫画を読みつつ、学はそうつぶやいた。
人は、焦った時にこうも簡単に冷や汗を流さないし、縦線で示されるように顔色が変わったりはしない。]
興味本位で集めはしてみたが、やはり、生徒たちが見せるような表情変化には適わないか。
[そう言いつつ、読んでいた漫画を置く。
「温泉街のアテクシ」と言う名のギャグ漫画で、「大吟醸ケネス」と言う漫画家が描いたものらしい。]
[御厨学は、人が自然に浮かべる表情や感情表現に深い興味を抱いている。
彼自身は、過去に特殊な環境に置かれたせいか、それを上手く表す事が出来ず、無難だからと言う理由で常に笑ったような顔を作っているのだが、盟譜学園の生徒達には、一見、朗らかだが、目が笑っていない先生と言われていた。]
さて、それでは宝石箱へ出向くとしようか。
[感情表現の豊かな十代の生徒達を見るのは、学にとって刺激になるし、模倣する対象としても最適である。
彼にとって学園とは、価値あるものが陳列されている場所なのだ。]
10人目、クリストファー ラヴロック がやってきました。
クリストファー ラヴロックは、おまかせ を希望しました。
11人目、運 転手 がやってきました。
運 転手は、おまかせ を希望しました。
[東京から電車で1時間、最寄り駅から徒歩20分程度、少し閑静な景観の中に突如現れるカトリック系ミッション・スクール”盟譜学園”。
一台の車が、未来と混沌が集う学園へ向かって駆けていた。
ポルツェ959。
エンジンは排気量2,848cc。ボア・ファイ95×ストローク67mm。最高出力450馬力/6,500rpm、トルク51kgm/5,500rpm。条件さえ揃えば最高時速300kmを叩き出すハイパワーカーでありながら、日常使用の為に後部座席を搭載し、車本来の役割を放棄せぬままに加速の中の加速を目指したまさしくスーパーカーの中のスーパーカーである。]
[the super car ポルツェは甲高いブレーキ音とむさ苦しい土ぼこりと共に華麗なドリフトを繰り出した。]
イヤッホオォオオォォォオオオイ!!!!!
[ギュギュギュッ]
お嬢さん……。どうか。
今日も、愉しい学園生活を送ってくだせえな。
[彼の名は佐藤一郎。
坂上田村麻呂と名乗る、タクシー運転手。
今日も一人の客を送り届け、満足そうに微笑んだ。]
アンタとのフライト―― 狂気に満ちていたぜ。
運 転手 が村を出て行きました。
11人目、しすたあ長 瀬織さん がやってきました。
しすたあ長 瀬織さんは、おまかせ を希望しました。
坂上。そなたの犠牲は無駄にはせん。
わらわは今日も、一日、学園生活を、送るっ……!
だがその前に、父さ……荏嶺神父に朝の挨拶をしなければ。
いってきまーす。
[パトカーのサイレンを聞きながら、着物の女は教会へ向かった。]
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