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─ 勇者牧場 ─
[少々疲れてきたので、
気晴らしに勇者牧場へやってきた]
生きのいい勇者はいるか?
[適当に遊ぶべく、氷の礫を牧場全体にまんべんなく落としてみる。]
[魔界航空の客室乗務員よろしくペンギンたちに尋ねていたら、後ろから声をかけられ、ぐるんと首だけそちらに回した。]
これはこれは、サキチャンサン、Sa va?
[漸く体も其方へ向き直り、首がぎゅいんっと元に戻った]
アナタもドリルを探しに此方へ?
[と言いかけてまじまじと見た。ぽむ]
オゥ、失礼シマシタ!
この氷上でそのお姿!
乾布摩擦をしに来た以外の何物でもアリマセンネ!!
ケイオスったらはやとちりさんデース
[テヘペロ★]
[三つ首の番犬が泳げないように、人狼も泳げない。
一応ナイショである]
さすが仕事が速いねえ。
さーて一番強い海魔はどれかなー
[海底を走る。
割れた海から海へと飛び移る魔魚を両断しつつ。目先に集められていた海魔の軍勢に飛び込んだ]
さあて、はじめようかのう。
[ぶるんと取り出したのは、真紅の鎌。]
これより海界へと進撃を行い、海産物を魔王様へと献上する。
[鎌をぶるんと縦に振るうと、空間が魔法陣が不気味に輝き発動。
ゴゴゴゴゴと魔界を揺らし、海界の空間を強引に魔王場へと横付けした]
[大型のマグロっぽい海魔を斬る。
シャコっぽいのも斬る。
エビっぽいのとか。
鯛っぽいのとか。
ホタテっぽいのとか。
赤貝っぽいのとか。
コハダっぽいのとか。
イワシっぽいのとか]
お、これ、メラニィ好きだった気がする。
[超大型の、魔烏賊の一撃をバックステップでかわすと]
頂きます。
[ずばりと横一線で脚を斬った]
魔界に住まう、強者どもよ。魔王様のために生き、魔王様のために命を尽くす志をもつものたちよ。
その勇姿を魔王様の眼にやきつけたきものは、我が呼び声に応えよ!
[呼び声に応えて、働きもののケットシーや戦いたがりなリザードマンなどいくらかの魔界のものたちが召喚お呼び出陣していきます。
海界へといきたいものは、メラニィの魔法によって召喚などされるようです]
[新しい上司がせっせと働いている頃。
なんだか呼ばれたような気がしたけれど、今の怪人の最優先任務はドリル。
我が芸術に理解ある上司がワタシを呼ぶはずがナイ!
と、勝手に解釈した怪人がいた。]
うむ、成功じゃな。よく見える見える。
さすがはタンガリザじゃのう。
[魔王場のダンジョンの壁には、碧き冬のニホンカイのような海域が広がっており、タンガリザ>>110の勇姿もみえました]
仕事が早いな……
[魔王城に横付けされた海界を見上げる。
この距離ならアンデッド含み転移も可能だろう。]
しかし、もうちょっと使える部下が欲しいものだ。
ハーディスは……ああ、アレはもうアレでいい。
サバ?
サバよりもイワシがいいみたいだよ。
[サキちゃん異国語はわかりません。
首がぐるんと回りそれから体が向き直るのを見つつ、ケイオスの質問に]
ううん、あたしはただ落っこちてきただけなんだけど……。
折角だから、一緒にドリル探す?
[どのみちここから直接魔王城に戻る術は持っていなかった。
それに、恥ずかしい姿を見せてしまったばかりなので、少しは役に立つことがしたかった]
……そういえば、ここ、寒い〜。
[慌てて布を体に巻き付かせる。
しかし残念な(あるいはラッキーな)事に手足は素肌を晒したままだ]
早くドリル見付けて帰ろー。
[そう言いつつも当てがないらしく、手を擦り合わせながらきょろきょろしている]
かっこよいぞー。タンガリザよー。
[お仕事終えての呑気な見物
漁獲するはずのものが倒されてるとかはいまいちきにしていなかった]
/*
ケイちゃんの正体は実は美少女というベタなオチを最初期に設定してしまったため
たゆん にも サキュバスの魅力にもおちることができなry
はっ!!百合という手が!?
─ 魔王城と海界をつなぐ場所 ─
[アンデッド達は海界にて地質水質改善に励んでいる。
呼吸が必要ないため水陸両用なのがアンデッド達の強みだ。]
それにしても地味にイワシがミンチになっている気がするのだが気のせいだろうか……
[後で回収してツミレにでもすべきなのだろうか。]
― 魔王城 魔王専用浴場 ―
[説明しよう!
魔王専用浴場には、常時20種類もの温浴と冷浴が取り揃えているのであった。
そこで実に魔柚の湯に漬かりながら、水晶球で魔王軍の進軍を見ていた]
ふ……
実に小気味よいではないか…
[裂ける海! 次々と散らされていく海魔の一群]
これが、余の軍勢よ。
ハーッハッハッハッハッハ…!!
[新部下がよばれてもやってこない。
まあ海の戦いじゃしのう、と気にしなかった。まさか未だにドリルをみつけていないなどとは思ってもいなかった]
ホウ スバラシイ
何と言う ゴミ拾い
[タンガリザ様が斬っては拾っている姿>>110を見て感心している。]
では ワタシも 行ってきマス!
って、ちょっとまて!!!!!
そうだ、そいつを捕まえるのだ、イワシを…
いま、おもいっきり、数千匹単位、ぶったぎらなかったか…!!!
[魔界の空が曇った]
お、仕事は重畳だなメラニィ
[声に其方を向けば、見物モードのダークエルフが見えた]
喰うか?
[斬ったばかりの魔烏賊を掲げてみる]
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