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この床は何時いかなる時も傷つかぬよう、余の魔力が通った大魔石でできておる。
[声のトーンが平服するフレイにやわらいだ]
ふ、ソドよ。何を驚いているのだ?
[消えた疑惑をしらばっくれた]
[>>145魔王さまの含み笑いに、姿勢を正す。
ソドの言うように一瞬誰の気配もしなかったものだから、こっそり覗こうとしていたのを見透かされた、と思った]
申し訳ありません。
[玉座の後ろという異界がーとか訳のわからないことを言い出しそうになるのを慌てて堪えた]
……起きないですだ。
[勇者(魔王の分身)の頬はパンパンに腫れていた!]
なんかただの勇者とは違う気がしたですだが。
……ボクの気のせいだか?
[変なところで勘の鋭いダリミルであった]
まあいいですだー。
久々にいい天気だから、ゆっくり空を見てごろごろするですだよ。**
[ケルベロスに埋もれる魔王の輪郭が淡くなる]
そなたに闇の祝福を。
[百足戦士はあちらだと、サキュバス専用案内板を道々に魔法で用意した。本人は玉座に意識を戻す]
[>>*6ぐっさり刺された釘に、手加減て難しいんだよなと、手をにぎにぎ]
ところで魔王さま。
メラニィたちの様子はどうですか。
まったく、この程度で倒れ追って柔なやつじゃ
[よっこいせっと、ケイオスを肩に俵担ぎする。
人攫いなどと思われることもない。よくある光景である。そのまま酒場へと脚を運んだ]
……重い。
[魔王の前から出発して3(10)分後、早くも音を上げた。
鞘もない抜き身の剣を持ち続けるのは、筋力8(10)のサキュバスには辛かった。
自分を斬らないよう気を付けながら切っ先を地面に下ろす]
うん、これならちょっとラクかも。
[魔剣の為せる業か、床に擦っても剣が欠けるようなことはなく。 そのままずりずり引き摺りながらの移動を開始した。
後には床に削れたような痕が残された]
フレイは猿族が苦手なのか?
だが、魔界の生き物ならば余は意図的にシールドせぬ限り、余に見つけられぬものはない。
きゃつらは無関係よ。
あれ、あんな所に看板が出てる!
[更に進んで分かれ道に差し掛かった所で]
『百足戦士 →』
[と、なんともわかりやすい案内板を発見した]
すっごい! 迷宮も便利になったんだね!
[魔王さま直々のご用意とも知らず、そのえらくピンポイントな案内板に従った。
そして、9(20)枚目の看板のある角を曲がった所で――]
[>>144タンガリザの往復する視線には気づかず。
以前より肌が艶々なソドの姿に、次は見た目で勝負するつもりでやんすね!キュートさなら負けないでやんす!
と、ライバル心を燃やしていた
→147]
[雑多に豪快に賑わう酒場。チリンチリンとカウベルを鳴らして]
亭主よ。とりあえず蛇の香草焼きと氷界ビールじゃ!
[伸びているケイオスを仕方ないので、椅子の上に座らせながら、注文をして]
ところでのう、わしら困っておってのう聞きたいことがあるのじゃが、よいかのう。
[どれぐらいの情報が得られるだろうか96]
いかなる時も傷つかない・・・
素晴らしいでやんす!スケートやそりもへっちゃらでやんすね!
[>>152魔王様の言葉を聞いて、床を尻尾で撫で滑りやすさを確認している]
うむ、そうなのじゃ。まかいぺんぎんがこちらに三ヶ月程前から顔を出しておったときくゆえ、何か知らぬかと…ほう、漁に出る許可を得るためにここでバイトしておったと!
何かはしらぬか?むぅ…商売上手なやつめ。ちゃんと追加注文するわい。
それで続きは…部屋に置き忘れていったものがあるのか。悪いが預からせてもらえぬか?まかいぺんぎんがどこにおるのか探さねばならなくてのう。何でもよいから手掛かりがほしいのじゃよ。
[今日は機嫌がよかったのか、理由は知らないが口が軽い店主に荷物をもらいつつ、続きを聞く]
それと…ふむふむ。天界ではそのようなことがあるのか。
平等をといて、戦力を分散して緩やかに派閥をつくってる奴ららしいことよな。
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