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[魔王様の機嫌がいい、という自分の呟きに同意したらしい、でっかい犬が咆哮を上げると>>79]
むぎゅう。
[その声に呼ばれた三つ首の番犬に柵もろとも轢かれ、蹴られ、引きずられ>>83]
[ゆうしゃはしんでしまった!**]
ザントス。タンガリザよ。
海界を魔王城に横付けする準備は整ったぞ。
後は主らの準備が整うのを待つばかりじゃ。
― 海界 ―
[魔王さまお墨付きの疾風の脚である。
その脚で魔王さまの虚蝉を踏んだり三つ首の番犬が踏んだり肉球スタンプもりもりにしたことなど知りもしない。
まあそんなわけで、疾風である。
魔界の玄関口を経由してもたどり着くのに時間はかからない]
[さて、ところ変わって魔界の海へ流れ込む川の上流]
食料の自給にはやはりこの魔界の生産性を上げることが先決だろう。
イワシや海の幸が少々心もとないということに気が付くとはさすがはガイミエルザング様。
[と、いうことで川の上流に植林をしに来た。
雷が落ちて森林火災により丸坊主になっていたそこを氷の槍の魔法を放ち、耕して
そこにアンデッドが木を植える。
やはり単純作業、機械的な作業は下級アンデッドにさせるに限る。]
― 魔界ペンギンの住処 ―
[くるっと1回転して華麗に氷上へと着地、そしてイナバウアーからのフィニッシュ。
周囲のペンギンから拍手と7(10)点2(10)点4(10)点と書かれたプラカードが上がった。]
フッ…これしきのこと、怪人のタシナミですトモ
[と言って、周囲を見回す]
トコロで、お客様にドリルをお持ちの方はおられませんカー?
……。
[ざざーん、と。
なんだか、吹き荒ぶ風と岩肌に打ち付ける波]
ここでバカンスすんのか!?
[あれだな。ジャパニィズとやらの故郷に似ているようだ。
それも冬のニホンカイとやらに]
恐るべし魔王さま。
[戦いて顎の汗をぬぐう仕草の人狼である]
[部屋に入った時から、高い魔力を感じていた。アンデッドにとっては魔力は生命である。何となく主人と同等クラスであると悟ったようだ。]
オウフ どうやら ソノ高い魔力
魔神様の おひとりデス?
何を して ますカ?
/*
魔王様が乗っ取った使い魔ってボクじゃないですだよね。
牧場で飼っている勇者に混じってる使い魔ですだよね。
タイミング的にびっくりしただ。
いやー、都合よく死ねるって一撃離脱に丁度よくていいだよw
おうよ。小童の主はザントスというものであろう。
儂はそやつの同僚の魔神、メラニィ様じゃ。そのあるかないかわからぬ頭蓋骨のなかの脳みそでしっかりと覚えるがよいぞ!
[ハーディス>>100へと胸をはった。たゆんと揺れた]
うむ、魔王様の命令で海界を魔王城に横付け…そして侵攻のはじまりじゃ
― 魔界ペンギンの住処 ―
[魔王城から落下するサキュバス。
チアガール服から元の形に戻った布が、するりと解けて本体より先に地上へと向かう。
そして体の真下でハンモックのように広がると、裸体のサキュバスをぼすんと受け止めた]
あう〜
い、生きてる?
[そのまま起き上がって、きょろきょろと周囲を見回す。
すると怪人>>98の姿が目に入った]
あ、ケイちゃんだ。
やっほー!
[布の上に寝そべった姿勢で呼び掛けた]
ほほう。その言い草。細工は隆々といったところかのう。
[ザントスの言葉ににやっと笑みを浮かべる。とはいえ見えないだろうけど]
なに、ちょうどよいではないか。主の勇姿を儂と、そして魔王様に献上するのじゃ。
[くっくと低く笑いながら、犬面魔神>>*9へといった]
― 魔王城 玉座の間 ―
[まさかペンギンを飼いたいという魔王の我侭が、冬のニホンカイのような海域と魔界が繋がる一大事業になるとは皆思うまい…]
ふ、ふ、ふ……
[ペンギンと戯れるいろいろを想像していたが]
「魔王様、お湯の支度が整いました」
わかった。
[召使に言われて、本日の入浴タイムに魔王は姿を消した**]
お。
[ぴょこんと頭の毛が立った]
待たせたとあっちゃあ疾風の名が泣くな。
[剣を構える]
でりゃ!
[まず、18Kmほど海を割った。イワシ6(9)千匹が犠牲になった]
タンガリザ、海界の軍勢は俺の虜となった者たちによってある程度集まっている。
さっくりと蹴散らしてやってくれ。
[すでに海界へと侵攻しているらしい魔神へ思念を送った]
そうデス ワタシ
ザントス様配下 一のアンデッド
ハーディス デス
[主人曰く一の問題児であって一の意味が違うのだが]
ホウ 海界 侵攻!
メラニィ様
それは とても スバラシイ!
[メラニィ様の魔法陣構築の様を眺めながら、ハーディスは考えた。魔王様の命令+ゴミ拾い=倍の仕事であると。]
─ 勇者牧場 ─
[少々疲れてきたので、
気晴らしに勇者牧場へやってきた]
生きのいい勇者はいるか?
[適当に遊ぶべく、氷の礫を牧場全体にまんべんなく落としてみる。]
[魔界航空の客室乗務員よろしくペンギンたちに尋ねていたら、後ろから声をかけられ、ぐるんと首だけそちらに回した。]
これはこれは、サキチャンサン、Sa va?
[漸く体も其方へ向き直り、首がぎゅいんっと元に戻った]
アナタもドリルを探しに此方へ?
[と言いかけてまじまじと見た。ぽむ]
オゥ、失礼シマシタ!
この氷上でそのお姿!
乾布摩擦をしに来た以外の何物でもアリマセンネ!!
ケイオスったらはやとちりさんデース
[テヘペロ★]
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