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[喉元に突き出された炎に目を見開く。
瞬間、思考し受け止めることはできないと判断し、身体を後ろに倒す。
少し前髪が焦げたが避けることには成功した。
天に顔を向けつつ、指を鳴らしてから息吐き出す。]
――――――っ!!!!
[己の背中の下、風を起こし自分の身体を空へと飛ばす。
杏里の背後に着地して、息を切らしながら切っ先を向ける。]
………先輩はいいの?
迷宮に惑ってるの……石宮先生も同じじゃないの?
[左肩の火傷が酷く、その痛みに顔を少しゆがめる。]
じゃあ、貴方は救ってくれるの?
[剣先を下ろし、そのまま無防備に宍戸のほうへと振り向く]
今から400年前、私は魔女の濡れ衣を着せられ、無残に殺されたわ。
そんな私を貴方は救えるのかしら。
[ラビリンスの崩壊の序曲が流れる。
それに呼応するように、杏里の手から、首筋から、袖から、足元から、炎が噴き出し始める]
誰も私達に手を差し伸べてはくれなかったわ。
だから私達は、自分の手で救いを求めたの。
[本当は嘘]
宍戸君。
私が出ずにいられている迷宮の出口はね。
貴方達の死か、私の滅びか、どちらかなのよ。
[そして、炎に包まれた杏里は、歌を口ずさみ始めた]
呪われよ 人間の欲望
呪われよ 私をこの世に縛る鎖
呪われよ われらを欺くすべてのもの
時とともにうつろう むなしい希望
愛の夢 戦いの夢
呪われよ 幸福 呪われよ 学問
−ゲーテ「ファウスト」より−
[……だが、しかし。
本来のラビリンスは広大な迷宮であり、建築物ではなかったか。
そして迷宮の役割は、化け物を閉じ込めることではなかったか。
であるならば。
彼は宝具の能力を一部分だけ、引き出していただけで。
双剣の形状は、魅せやすく、幻惑しやすいというだけのもので。
彼がバーサーカーでありながら、狂化の影響をほとんど受けなかったのも、それが原因で。
そう。
ラビリンスの本当の能力は、封印だった]
Enchaînez avec lequel je suis lié à ce monde.
que soit maudit Toutes les choses qui trompent des fissures.
Je bougerai avec un temps.
Espoir vide.
Rêve de Rêve de l'amour d'une bataille.
C'est le feu né à la nuit de ・・・・・・
"Nuit Walpurgis"
《其れは、ワルプルギスの夜に生まれし怨嗟の炎》
[杏里の体から漏れだすように、炎は噴き出し、地面を疾走し、周囲の建物を次々と燃やし始める。
やがて業火となり、通常では考えられない速度で炎は燃え移っていく。
視界全てがまるで火刑の風景のようになり、この世界で炎が宿っていないのは、彼だだけとなっていた。
そのどす黒い炎達からまらプロビデンスのように炎が噴き出し生まれ、そしてまた炎は燃え移る。
ごうごうという音が周囲から聞こえ、上空へと手を伸ばすように燃え上がる炎達は、まるで死者の魂が慟哭しているようにも見えた]
――――――…。
[濡れ衣を着せられ――――。
その無念たるやいかばかりか。]
自分の手で"救い"を求める――――、か…。
[己も同じ――――。
この世界における孤独を聖杯で埋めよう、救いを求めた。]
――――…その2択しか本当にないかな?
その答えに走るのは逃げでしかない。
昔、オレが父親を殺したときと同じように。
[炎に包まれた少女の歌を、静かに――――聞く。]
――――――…。
[濡れ衣を着せられ――――。
その無念たるやいかばかりか。]
自分の手で"救い"を求める――――、か…。
[己も同じ――――。
この世界における孤独を聖杯で埋めよう、救いを求めた。]
――――…その2択しか本当にないかな?
その答えに走るのは逃げでしかない。
昔、オレが父親を殺したときと同じように。
[炎に包まれた少女の歌を、静かに――――聞く。]
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