1001 Fate/Forsaken Diary 聖杯戦争村9th
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ランサー 服部半蔵
[少女が綴る文字を、じっと見た]
……そう、だな。
「聖杯戦争」でなければ、平穏が約束されているところだ。
それが出来て良かったというなら、お前がここに呼び出された意味はあるのだろう。
呼びだしたものが、一由であったことも、同じくだ。
マスター次第でサーヴァントの扱いなどどうにでも変わるからな。
[一由にとっては、それが本当に善かったことなのかどうか判らない。けれど、それを選んだ、のであれば。ただ死んだと言うわけでもないはずだ]
守れなかったことが辛い、かもしれんが、それを選んだのもまたお前のマスターだ。
そう沈むな。――と言っても、無理か。
バーサーカー アステリオス
……へえ、なんて言われたんだい？
［一由の名前が出て、眉をひそめる。
あのときは遠くから見ていただけで、会話までは聞いていない。
この少女にあの賢い少年が何を言ったのか……気になった］
【独】 アヴェンジャー マルグリット
/*
ランサーが普通に好き過ぎるんですよかっこいい！！！！！
めぐじゃなかったら、もっと喋りたかった！な！！！
でも過去英霊2回やって、2回とも正統派だったので
今度は超変化球をやってみたかったんですよね。ですよ。
……想定以上に変化球になってしまいましたけれども（
*/
白水 立海
［大事な話だろうか。
少しだけ躊躇われたが、一歩、近寄る。
マスターとしてではなくとも、接近する人間の気配はわかるだろう。
己を示してから、口を開いた。］
お邪魔しても、宜しいでしょうか。
めぐさん……
［ネコ耳フード姿。
ちらりとランサーを見る。］
一由さん は……
［聞くまでもないこと、なのだろうか。］
バーサーカー アステリオス
ク……ハハハッ！
［一拍の間を置いて、声に出して大笑する］
言いそうだ！
そして、言われそうだ！
さすが彼だな。核心みたいなものじゃないか。
宍戸 颯
………そうか…そうだったな。
確か……陽太も……めぐ、だと聞いていた気がする…。
[数日前のことのはずだが。
酷く昔のようにも感じられて苦笑い。
先を歩く、白水を見ながら自分も近くへと歩み寄った。
聞きたいことは彼女が全て聞いてくれるのだろう。
黙って少女たちを見下ろす。]
ランサー 服部半蔵
[少女の座る隣に腰を下ろしていたが、やってきた気配にそちらを向いた。
立海と、それから宍戸の二人]
俺は特に問題ないが。
キャンプファイヤーとやらは楽しまないのか？
【墓】 一由 智
生存者宛、と書いてあったよ。
ぼくらはいいんじゃないかな。
[と、遅ればせながらアンケートについて]
―――走って……
[ぱちんとまたたいてから、少し笑った。]
アヴェンジャー マルグリット
―――、
[じっと向けられる視線を、返す。
選んだのは、マスターだと。
――その言葉に少女が、納得しているかどうか。
それでも、男の言葉に 素直にこくん、と頷いた。
…と、掛けられる声にぱちりとそちらへと視線を向ける。
たつみ。と名乗った少女と、少年王のマスターだった 青年。
その二人の組み合わせに、協力関係を知らぬ少女は僅かに首を傾いで。
…尤も、それは少女にとって重要なことでは無く。
投げられた問いに、ぱちり、と一度、瞬く。]
アヴェンジャー マルグリット
先程、男に向けた「かえってこない」の歪な小さな文面を
一度、少女へと両手で掲げて見せて。
その横に、さらに、文章を付け足した]
[ ここ ]
[このばしょ。と、端的に示す言葉。]
【墓】 縮 貫
―教会・地下―
待つだけというのも退屈なものだ。
とりあえず鍛錬でもするとしよう……。
[教会も学校の中である。
故に満ちるマナは街中とは段違いであった。
その豊富なマナを魔術回路で取り込み縮した。
何時と同じ魔術のプロセス。
しかし、違うのは限界を超える量を取り込もうとする点。
己の限界値を超えようと意図的に多く取り込んで縮していった。]
バーサーカー アステリオス
君の願いは、衝動は……文句を言いたいだけ、なんだろう？
［愉快そうに、本当に愉快そうに笑って］
口が悪いのは君がそういう人間だからだ。
僕には何も言わなくとも、一由君には何か言った。本当の君を見せた。
君はたしかに、そこに在った。
自身なんてそんなものだ。
丁寧語で覆いを被せても、自分で自分が分からなくなっても、隙間から勝手に出てくる。
そうだろう？ 口の悪いお嬢さん。
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