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[「かれら」は、私の隣人だった。
そう思うと、姿の見えない幽霊めいたものとは、それは一線を画すものであるように思えた。
「死」は、いつも私と繋がっている。
それなら、それと付き合っていけないはずはない。
母も兄もそこにいる。
それならば、いっそ愛しい。
…少し、耳が遠くなっただけのことだ。]
命をかけて戦……か……。
[その言葉に何か思うところがあるようで。
暫く言葉を詰まらせるも。]
実は本当に子孫かどうかは分からないんです。
オレの先祖が源義朝の子供だっていう説があるらしくて。
ほら源氏の系図って本当かどうか分からないですから。
家康だってそうだと思いますけど、でも、別に血云々っていうよりは人柄のほうが大事だとは思いますけどね。
それと、人と稽古するときは、もちろん竹刀ですよ。
難しいことじゃなくて、オレはルールに縛られた試合が苦手なだけです。
[それだけではないが、そう苦笑いを浮かべる。]
[そうして、また目を閉じる。遠くでは、学生達が一年一度の祭りの最後の仕上げを行う賑やかな声が届いて来ていた。
その中に、もう一由智はいない。
志久間圭一郎も―――いない。
ふと、今朝方以来の唯の事が思い出され、身をゆすった]
――――……。
[男の視線に倣って自分もそちらに視線をやる。
英霊の気配を感じるような気がする。
死んだ、とかほんの少し思いながらも
右手の令呪に手を添える。
ただ、今日は働かないと言っていたあのたれ猫の姿を思い出せば彼をここに呼ぶことは非常に憚られた。]
…文化祭か。
[ぼんやりと制服に着替えながら浅葱さんの質問を反芻する。]
なんか、遠いよ。
[当たり前の未来などないことを、強く意識した。]
さて。
[白水が去り、暫くの時間が経ってから。
荏嶺は指をぱちりと鳴らした。礼拝堂、右の最前列辺りの空気が解けるようにして、其処に隠されていた人物の姿が現れる。]
――――考え事は、お済みですか?
[その幻術を果たして白水は気付かなかったのか、気付けなかったのか、其れとも、今は問わぬ様にしていたのか。
兎も角、荏嶺は其処に座る人物――杏里・メイフィールドへと、声を掛けた。]
[着替えを終えて姿見の前に立つと、リボンが歪んでいた。]
…両目が見えるって、大事なことだったんだな。
[溜息をつき、リボンを外す。]
― 北ブロック・高等学部教室棟・屋上 ―
[脚の向くまま、人気の無い方へ、人気の無い方へと進み、気づけば屋上まで来ていた。
特に用があるはずもなく……しかしそのまま戻るのも間抜けで、端まで歩き景色を眺める。
暖かな日の光。
柔らかな風。
ここまで聞こえて来る、生徒たちの笑い声。
空を仰ぐ。蒼く、高く、抜けるようで]
……ああ。
なんて、酷い―――。
[どうしても。
呟かずにはいられなかった]
―――、
[手の甲に触れる温かさに、ぱちりと瞬いて。
ざらりとした感触に、己の手を猫が舐めたのだと知る。
少しだけ驚いたようにぱちりと瞬いて――へら、と。
小さく、笑った。 …一度だけ、こくん。と頷く。
ボクみたいに、なったらあかん。
…その言葉の如何程を、少女が理解出来ているのか
――さて、それを知る由はない。 が。]
[ あり がと ! ]
[歪な文字が並んで、猫へと伸ばされた手が、その温かさを撫でようと動く。
しゃがみ込んでいた姿勢のまま、ようやく少女が立ち上がった。]
別に同席しても構わなかったのよ。
[ゆっくりと口を開く]
神への祈りを捧げていたのに、邪魔されたわね。
[去っていった扉を見つめながら]
御厨先生、ね。
一応、報告に来たのよ。
思い出したわ。
アヴェンジャーの固有結界のお陰でね。
全部じゃないと思うけど・・・・・・少なくとも貴方がどれだけ姑息で卑怯な人間か、位まではね。
[昨夜、魔眼を左目だけ移植した。
右目の方は封印して工房に保管してある。
一応、自分にとっては最初に殺した人の形見みたいなものだったが、自室に置いておく気にはならなかった。
…予想通りのことだったが、その左目は魔眼どころか普通の目としての機能すら果たしてくれなかった。
目自体は生きてはいる。
魔術の線も通っている。
でも、まあ、駄目だろう。
私が生きているうちに左目が見えるようにはなるまい。]
/*
うーん。やっぱりランサーには気付かない方が良かったかな。
よく考えたら、武道場の中に入る前の事なんだろうし。
[別に、それで構わなかった。
「私自身」の価値は、昨日に捨ててきたのだから。
「彼」も言っていた。
こぼれてしまったものが、元に戻ることはない。
覆水、盆に返らずである。]
おや。
何やら独りになりたそうだと思ってましたが――お節介でしたか。
[無表情なまま、わざとらしく肩をすくめて見せ。]
ええ、御厨学教諭。
昨晩にアサシンが落ちた様ですが、マスターである彼がどうしているかは知りません。
[杏里の座る椅子ではなく。最前、左列の椅子に腰掛けて大きく足を組みながら振られた話題に乗る。
素直に情報を述べ――付け加えるように杏里の方へと顔を向けた。]
――――本当ですよ?
――――――…。
[願いは――――――居場所を求めることだった。
自分が"普通"でいられる世界。
例えば、常識
例えば、通常
例えば、普通
例えば、総意
人違うことが、辛くて苦しくて――――。
誰かと同じいいと――――、そう。]
オレの願いは……半分は叶っていたんですけどね…。
[その場所は失われ、また与えられ。]
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