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[現れた男は宍戸へと視線を向ける]
キミ、あかんよ。
こんな晴れの大舞台でそんな顔しとったら。
[既に内側は空っぽで、
もはや満たされるべき物がなくなった体は崩れそうだ。
それでも、その男は平然な顔で其処に在った。
一度己が意志で舞台へ上ったならば、
心が膝を折る事だけは許されない。
そう、自分に言い聞かせるかのように]
[バーサーカーに引き寄せられ、体を預ける体制になる。
一難去ったらまた一難、などという言葉では表せない程の危機]
バーサーカー、引くわよ。
今の貴方では不利すぎるわ。
キミは―――
諦めるために、舞台に上ったんか?
そら、ちゃうやろ。
先を見とぉて、無様でも足掻きたぁて……
この劇の幕を上げたんとちゃんか?
[じゃり、と地を踏みしめる音が夜に響く]
―――やったら最後まで立ってみせんかいな。
サーヴァント……!なんで……アンタ!……、
[このまま終わるのかと視線を逸らす。
けれど、降ってきた言葉は己の予想とは違うものだった。]
――――――……なんで……、そんなこと……。
[夜に響いた、道を踏みしめる、その音。
最後まで立ってみせろ、という声に唇を結ぶ。]
当たり前だっ――――!信念を貫き通すのが侍だ!
アンタ、力貸してくれるんだろっ?!
[そう――――、陽太も言うような気がしたから。]
―――告げる!
汝の身は我の下に、我が命運は汝の剣に!
聖杯のよるべに従い、この意、この理に従うのならっ
[迷っている暇などなかった。]
我に従え!
ならばこの命運、汝が剣に預けよう……!
[まだ、やるべきことがある気がしていたから。]
[マスターを失ったサーヴァント。
サーヴァントを失ったマスター。
その二人が、出会っている。目の前で]
……さすがに、ね。
君の言う通りか。
[先ほど撃った魔力の威力を考えれば、おそらく根古屋はほとんど戦えまい。
だが、自分は生きているのが不思議とすら言える状態だった]
逃げよう。
ほなこっちも当たり前や。
舞台で手の空いとる役者が二人もおる。
なにかせんと、罰当たるで。
[そうして、すぅと手を伸ばす]
ボクはキミに力を貸す。
せやから、キミもボクに力貸してくれるか?
――――――――…っ。
ライダーのためにもオレはアンタとの道を進む。
オレはアンタに力を貸すさ――――!
[勢いよく伸ばされた手を右手で取る。
色の失った令呪に仄かに熱が灯ったような感覚。]
改めて名乗る――――。
オレは宍戸颯だ。
[相手の目を見据えて名乗る。]
ボクは根古屋又吉や。
訳あって真名は名乗れへんのやけど……
ま、その話は今やなくてええやろ?
[からりと笑えば
繋がれた手が、二人の間に新たな縁を繋ぐ]
ほんじゃ一つ、宜しゅう頼むで。
[振り返れば、やや離れた場所に杏里とバーサーカーの姿
それを視界にとどめれば、大げさに肩を竦めて]
あーあ、ったくセンセもあれやなぁ。
こんなにお客さんがおるのに、
役者が先に舞台降りるんかいな。
―――ま、ええやろ。
借り返すんならピンからキリまできっちり耳揃えてや。
あんな状態の向こうさん相手じゃ、
ちょっとばかし返しきられへんわ。
[パチリと扇子を鳴らす]
[力を振り絞る。
敵は彼らだけでは無いだろう。これだけ派手に戦闘したなら、他が集まっていてもなんら不思議では無い]
―――『ラビリンス』。
[再契約の儀式。それを見ながら、宝具を起動する。
空間が歪む。地面が波打つ。
しかし、効力は弱い。幻覚の分身も出ない。そんな力など残っていない。
保ってほんの数秒。ただの時間稼ぎ。
その間に杏里を連れ、全力で逃げる**]
でもボク、借金はキッチリ返すタチやさかい。
―――覚悟、しといてや?
[去りゆく二人には手を出さず、ただただ見送る。
その瞳は、いつもよりどこか、細められていた**]
別に真名とか……いい…。
…………役者………クラスとか後で教えてよ…。
[扇子を鳴らす様子は噺家のようでもあるが少し違うらしい。
相手の宝具が発動したのを見た、先程のような幻覚はない。
バーサーカー。そう杏里は呼んでいた。
2人のほうを見るとここからどうやら逃げるようだった。
こちらも――――というよりかは。
己に追撃するだけの力が残っていないのが正直なところ。]
"杏里先輩"――――、また。
[そう別れを告げれば、特に追いかけることもせず。]
………疲れたし…根古屋さん……かえろっか…。
[そんな風に、いつものような笑みを浮かべる。
他のマスターに襲われることも警戒しつつ自宅の玄関へと到着すると同時、その場に突っ伏して眠るのであった。**]
―中等部・プール付近―
[全てが終わり、―― 幕引き間際の演目が閉じられた頃。
霧に、闇に溶けた女は、静寂に声を投げ渡す。]
嗚呼
天晴れな戦い振りであったよ
トゥト・アンク・アメン王
是非もう一度、死合いを願いたい手並みと勇猛であった
[青年――フウの叫びが、星の空に吸い込まれて幾時か。
天を仰ぎ、霧にかすんだ月を見上げて、目を閉じた。]
ネコヤ
やはり、そなたはわらわには、目映いようだよ
[微かにこぼれた表情は、笑みか、はたまた。]
[御厨学が帰還を提案すれば、女もまたそれに従う。]
……そなたらが始めたことなのだ
早々に死ぬでないぞ
肝が冷えたわ
[呟きは、ただ独りだけのもの。
学園を出る頃には宝具の発動は失効し、帰路につく。]
わらわも、そろそろ名づけられねばならぬ頃かの
[宝具を発動して三度。此処まで戦果なし。
先ほどの戦いを見る限り、負けもしなければ、勝てもしまい。
それに――。]
『■■■■』
『■■■■』
『■■■■■■』
『■■■■■■』
『■■■■■■■』
[刃の啜った怨念どもが叫ぶ。
迅く生者の命を吸わせよ――と、
女に、命に対する恨みを隠しもせず。**]
[ランサーに庇われた眼下、自体は急速に展開し。]
石宮先生……メイフィールド生徒会長。
[幻覚。双剣。惑いの迷宮。
見えたもの、聞こえたものをひたすら記憶へ叩き込む。
やがて発される熱量の激しさに、見届けはどこまでできただろう。
ともあれ追撃は叶わず、まずは拠点へと戻る事になった。**]
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