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−火曜午前/中央:カフェテリア−
[ただの鈍感といえばそれまでだが
カフェにやってくる女の子もお姉さんもお嬢ちゃんも
菊見にとっては一律可愛い女子扱いだ。
カサノヴァの国の血の流れとは斯くも恐ろしいものらしい。
よって、自分が目当てだなんて気付いているはずもなかった]
ああ、来よったか保護者。
昨日変わってもらってん、やから今日シフト。
[昨日帰りがけに見かけた少年の登場に
ショーケースの前で悩む留学生を見やる。
どうやら食べたいものが決まったらしいので、
差し出された指の先を確認し、ショコラで合っているのか
それも確認してからショーケースから皿を取り出した]
[よく冷えた皿の上に仄かにカカオの香るケーキが乗り
生クリームの上にはミントが乗っていたが
マニュアルではそれで感性ではないのでもう一工夫。
毎日用意される酸味の強いいラズベリーソースで
皿の上に描かれるのは可愛らしい猫とハートマーク。
ちなみに美術は通知表では9を貰っている。
いざお会計を、と皿をよく磨かれたカトラリと共に
味のある木のトレイに乗せたまではよかったが
この学校ではまずありえない質問に明るい色の瞳が
幾らかの驚きを伴って一由を見る]
…杏里・メイフィールドが誰って、高等部の生徒会長やん。
[スタイルはよいのに俎板なのが残念。
それが概ねの高等部男子からの彼女に対する第一印象である。
まあ、質問してきた相手が相手なので]
二次元も構わんけど、たまには三次元もおべんきょせんと。
[憐れみたっぷりの表情で一由を見た**]
…私だって、志久真の魔術が「こういうもの」でなければ、こんな無茶はやれなかったわよ。
[「客」を受け入れてきた以上、志久真の魔術についてはその筋の人間が調べればある程度は分かることだった。
無性に相手の背中に魔弾を撃ち込んでやりたくなったが、その背中は体術が苦手な自分から見ても隙がない。人目も多い。
まして、自分はサーヴァントを伴っていない。]
…はあ。
[周囲の自分を見る目に、少しうんざりした。
もう兄の死のことを皆が知っているらしい。
これから何度、「お悔やみ」を述べられるのだろう。*]
[ショコラであっているのか、
そう確認の問いを投げられれば、
こくこくこく。と勢い良く頷き。
木のトレイに乗せられたショコラのケーキを
じっと見ていたが、ふと、その皿の上に赤い色のソースで、
何かが描かれている事に気付いてぱちりと、瞬いた。
それはそれは可愛らしい猫と、ハートのイラスト。]
!!
[わぁぁ、と嬉しそうにぴょこぴょこ跳ねたりして
――青年に怒られもすれば、大人しくはなるが
ご機嫌指数は急上昇。
…少女はその事実に気付いていないが
傍から見れば、どう見てもゲジゲジやうにとは雲泥の差である。
むしろ雲泥どころではない。
三次元の勉強を頑張れ、と繰り広げられる会話には
良く解らないのか、かくん。と首を傾げながらも
――「杏里・メイフィールド」
その名前を覚えるかのように、少女は
数秒の沈黙の間、少しだけ、二人の顔を見やった**]
−火曜日 夕方/高等部 校庭−
賑やかですね。
[放課後。高等部の校庭を歩き周りの様子を見て回る。
文化祭シーズンなれど部活動に勤しむ生徒も多い。校庭の各所から幾つもの掛け声が聞こえてくる。特に武道場からの声が勇ましい。]
「えい!」
「やあ!」
「気合が足りん!」
[空手部だろうか、主将らしき生徒の声で掛け声が一層大きくなる。]
「ええい!」
「やああ!」
「君から!」
「もらい泣き!」
すごいな、かわいいね。
あ、折角なんでぼくもこれください。
[ぴょこぴょこ跳ねる少女の後ろ、
智もまた今が旬のモンブランを指差す。]
……ああ、そっか。生徒会長か。
[緩やかに頷いた。
学校という場においては、役職や代替呼称に事欠かない。
故に、智の欠落――名前が覚えられない、ということは
彼自身の努力もありさして目立ちはしなかったのだが、このときばかりは別だった。]
―大学図書館/夕刻へ―
――あぁ。そうか。成る程。
[カフェテリアでの休息と昼食の後。
智の姿は大学図書館にあった。
メモを取った名前について、調べるためである。
その結果辿りついたのは学園の歴史資料。
なんのことはない。
ダーナ・メイフィールドはこの学園の創始者の名前であった。
偶然の一致とは考え難く、
何より、相応しい。]
やっぱり時々困るよね……
名前覚えられないのって。
[ふーむ、と頬杖をつく。
随分遠回りをしてしまった。]
[とはいえ、歴史資料には
当たり障りの無いことしか書かれていない。
学園の見取り図は今も昔も変わらず、
真円であることぐらい、か。]
最初から完成はされてたわけか。
今更だけど、変わった形だよなぁ……。
[手帳にメモが増えていく。
隣の少女にも資料を「見る?」と差し出したが
彼女には少々難しかったかもしれない。]
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