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で、この北野も地名ではない。北野天満宮で有名な……つまり菅原道真だな。
神になったというのは雷神、つまり祟りを起こす神だ。それを、かつての政敵で、策略に寄り都から追い落とした藤原時平が、「雷神になったからと言って、生きている時は自分より位が低かったのだから遠慮しろ」と言うと退散した。しかしそれは時平に遠慮したのではなく、単に天皇に配慮したからである、と。
今読んだ通り、そういった内容だ。
この当時は未練を残したまま死んだ人間を怨霊として祀り、魂を沈めるのが習わしだった。道真の場合は、死後に次々と災いが起こったから、とりわけ畏れられたのは当然だな。
しかしな、それも結局は生きている人間の都合だよ。
恨みを残して死なれて、寝覚めが悪いから祟らないように祀る。
つまりは、突き詰めれば自分達を護りたいという事だ。
その考えが全てとは言わんが、結局いかに畏れられようとも、死んでしまえば後は生きている人間次第、という事かもしれんな。
[かぶりをふったところで、終業の鐘が鳴った]
さて、今日はここまでだ。
[教室内には聖杯を求める者がいるかもしれないが、それも今この時は互いの立場を演じるだけ。
一礼して教室を出ようとして、いささか頭をぶつけた]
おっと……! いや、気にすんな。
少し余所事を考えていただけだ。
[びくっとした様子の生徒達を手で制して、教室を出た++]
投票を委任します。
ランサー 服部半蔵は、ダーナ メイフィールド に投票を委任しました。
―火曜日・大学エリア・教室棟屋上―
[頼りない――ある種活き活きとした歩みを以って、
小さな体が建物へ入り込み、視界より消えてしまう。
女は盃の水を一度、飲み干した。]
嗚呼
そうか
いずれの日にか、類似した景に出くわした事もある
[桜の降る日。
床よりあまり出ることのない、小さな体の娘。
偶さか部屋から出歩いたと思えば、墓場だとか、寺だとか、長屋だとか、妙なところに迷い込んでいたのではなかったか。]
………… 見つかればよし、見つからぬもよし
鬼事の真似事であるのか、歩みがそなたを呼ぶのか
はてさて、どちらであることやら
[瓢箪を再度傾けて、水を注ぐ。
少女が自力で出てくることができるのか、否か。
暫し眺めてみることにした。]
投票を委任します。
志久真 唯は、ダーナ メイフィールド に投票を委任しました。
―部室棟―
[そうしてミニクロワッサンをお伴に、
少女が棟の中へと潜り込んで暫し――
…否、暫しと言うには少々長い時間が経過した。
それを眺めていた女が、もしかしたら
そろそろ何の変化もない風景に飽き飽きしたかも知れない頃。
何処かの部屋から、ボン。
と、何だか妙な、 低音が一度だけ響く。]
[さて、何処に居たかと言うと。]
…!!
[その部屋の前には「軽音楽部」と掲げられた看板。
幸か不幸か、鍵を開けっ放しにしてしまっていたその部屋に潜り込んだ結果
少女は数多くの 不思議な楽器達に囲まれていた。
おおお。と、幾らか感動気味に眼をきらきらさせて見る先は
先程低い音を出した謎の――もとい、バスドラム。
なんだろうと、興味の末に手で叩いた事により
本来のそれとは違う、くぐもったような音が出た。]
!
[これは、たたくもの!
そう記憶したのか、もう一度
――今度は、傍にあったスティックを握ると、
大きく振りかぶって、叩く。
ダン。
今度は随分と派手な音が鳴った。
…おー!! と、少女に声が出ていたならば、
歓声すら上がっていたかもしれない。]
― 火曜日・午前・高等部教室棟 ―
さて、ニーチェといえば有名な「永劫回帰」説というものがあります。これは世界には目標というものが無いという考え方ですね。
世界には到達すべき目標がなく、なのでどこか向かって動くことはない。なので現在と同じ世界を何度も繰り返していく。
そういった世界観のことを永劫回帰、あるいは永遠回帰説と呼ぶのです。
[一方。
凛々しい顔をして頷いた少女については、
どうも単独で動いても大丈夫そうだな、
と繋がりから感じていたためそこまで心配はしていない、が]
……迷子になってないかなあ
[別の心配が生じていた。
まさか打楽器で遊んでいるなんて誰が思おうか。
いや思わない。]
−火曜朝/自宅−
ん。ねむい。
[誰かの自分を呼び起こす声に不機嫌な声をかぶせる。
こちとら低血圧である。
そして、ここ2日は痛みでまともに寝られていない。
毛布を頭までかぶる。]
[どん、だん。 だだだ。
とか、明らかに、リズムに乗って叩いている…とは言い難い
無作為な音の羅列を棟の何処からか響かせて暫し。]
[再び静寂が戻って数分後、
本来の目的を見失う系サーヴァントは、
満足げな顔をして、ようやく棟から出てきていた。
ベースやギターなどの弦楽器に関しては
幸いにもアンプリファに繋がっていなかった為か
音が外に漏れる事は無かったらしい。
…無論、漏れる事が無かっただけであって、
少女の犠牲にはなっていた事には、変わりは無い。
触られた結果、どうなったか――については、言及すまいが。]
ニーチェはこの永劫回帰説を持ち出し、『悦ばしき知識』にて悪魔の囁きにたとえてこう切り出します。
「おまえが現に生きており、また生きてきたその生を、おまえはもう一度、いやさらに無限回にわたって、生きねばならぬ。
そこには何ひとつとして新しいことはなく、あらゆる苦痛とあらゆる快楽、あらゆる思いとあらゆるため息、おまえの生の言い尽くせぬ大小すべてのことが、おまえに回帰して来ねばならぬ」
[黒板にチョークを走らせながら、丁寧に講義をする。
非日常の象徴たるサーヴァントが、日常の一角をつつがなく担っていく]
まあつまりは、
「世界は同じところをグルグル回るものだ。あなたの人生もまた例外は無く、あなたは何回も同じ人生を繰り返さねばならない」
ということになりますね。
[…とは言え、聖杯戦争である。
聖杯戦争なのである。
浅葱さんをまた1人で働かせるわけにはいかない。
もう浅く眠れる程度には自分の身体にも「慣れて」いる。
―――そう、今は、起きるべき時!]
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