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−土曜午後/生徒会室−
[生徒会長の杏里=メイフィールドは、学園創始者のダーナの娘であるという事もあり、高等部のみならず学園全体からの支持を得ている。
彼女が何を成したというわけでもなく、また彼女の人間性に特筆すべきものがあるわけでもない。
ただ、彼女の発言力はこの学園にとって特別なものであり、それに疑問を持つ者は誰一人いない。
こうして彼女が生徒会室のある棟を歩いて何年になるのだろうか。
それすらも疑問に思われない。
昨年も、その前も。
彼女は生徒会長であったにも関わらず。
それを皆知っている筈なのに、誰もそれを異様だと気が付かない。
それが、ダーナが作り上げたこの学園の仕組みである]
[彼女の足音が高等部生徒会室の外まで来、そのままがらりと扉を開く。
部屋の中には、見慣れた顔。
志久真という名の副会長。
いつもせわしなく働いている印象が強い彼は、今日も文化祭の準備に追われている]
御機嫌よう。
[ただ一言挨拶をして、自分はいつもの所定の位置に腰を下ろし、机の上に広げられている書類に目を通す]
ごきげんよう、会長様、っと。
優雅な登場だね。
[遅れて登場した、言わずと知れた生徒会長に笑いかける。
それと同時に書類を半分、しらっと杏里の方へ流す。]
じゃ、きびきびやっていこうか。
[文化祭が終われば3回生は引退となる。
この部屋での杏里とのこうした気軽なやり取りももうすぐ終わるのかと思うと、少し惜しい気がしたが、自分は盟譜大学医学部への進学を決めている。
学内に残る以上、杏里との関係が終わるということはない。]
優雅、ね。
[書類に目を通して、手元にある判を押していく]
確かに、優雅と言われれば優雅かもしれないわね。
貴方みたいに私は時間に追われて生きていないでしょうし。
[ひと通り目を通し終わり、志久真の方に顔を向ける。
表情豊かではない彼女なりに、志久真へ愛想笑いを返す]
僕だって、別にいつも時間に追われているわけじゃないさ。
やりたいことをやりたいだけやろうと思ったら、時間が足らないな、って思ってるだけだよ。
[少し口を尖らせてそう言いながら、書類を処理していく。]
でも、確かに、杏里には少し憧れるかな。君は何より、自分が自分であることを大切にしているように見えるからね。
[自分がそこに在ることの価値を杏里は知っているのかもしれない。自分は少しでも先ヘ進まなければ、生きる価値を見出せない。
その差に僕は憧れを抱いた。]
[…それは、何代もかけて魔術を先鋭化させることを生まれながらに背負う魔術師の家系に生まれたから、かもしれないが。別に嫌だと思いながらやっているわけではない。自分で選んだことだ。]
貴方のほうが、自分を大事にしているわよ、きっと。
何をするにも誰かの為に、なんてのは間違い。
それも自分の為なのよ。
だから、貴方は貴方を大事にしているわ。
[そもそも、大事にすべき自分など何処にいってしまったのか。
微かな記憶もまた、風に溶けていく。
きっと、志久真とこうやって会話している時間も、数年後にはまた擦り切れていく]
志久真は、まだ仕事していくの?
私はそろそろ別のところに行こうかなと思っているんだけれど。
[ちょっと踏み込んだ発言だったのだが、杏里の態度はいつも通りだった。それが嬉しくて、こっそりと笑う。]
いや、今やってる分が終わったら、逃げるよ。
で、一通り回ったら、そのまま帰ろうと思ってる。
どうせ明日も来るし、だらだら残っていたら大学の方の仕事まで押し付けられそうだ。それは勘弁してほしいからね。
[残り少なくなった急ぎの書類に目を通す。
「学園都市」と呼ばれる盟譜学園近隣の住民は、多くが文化祭に対して協力的だ。中流以上の家庭が多く、トラブルも少ない。そういう意味では仕事は楽でもいいはずなのだが、何せ規模が大きい。増やそうと思えば、いくらでも仕事は増えてしまう。]
そう。
じゃ、私も明日顔を出そうかしら。
[どうせこの学校から外には出られない身。
少しでも自分のいる場所があるならば、誰かがいるならばとまた明日もここに少し居座る事にした]
志久真君が帰ろうと思ったら、声かけて。
[そう言うと、机の上に置いてあった小説に手を掛ける。
つまらない恋愛小説だが、図書館の本ももう殆ど読んでしまったし、仕方がない]
お、杏里も明日来れるのか。
じゃあ、どんどん仕事を押し付けていこうかな。
[笑う。少し憂鬱な明日が、楽しみになった。]
これが終わったら帰るよ。
ちょっと待ってね。
[書類をファイリングして、「処理済」の棚に入れる。
データは逐一PCに移しているが、だからと言って書類そのものを紛失するわけにはいかない。]
そう。
[読んでいた小説に栞も挟まず、そっと机の上に置く。
また明日、ここで開く為に。
鞄も持たず、生徒会室の扉へと歩いて行くと、ふと足を止めて]
じゃあ、行きましょう。
私は校舎の中を見て回るつもりだけど、志久真君は?
[そう言いながら、後ろに居るであろう志久真へと顔を傾ける]
そう。
じゃあ、行きましょう。
[読んでいた小説に栞も挟まず、そっと机の上に置く。
また明日、ここで開く為に。
鞄も持たず、生徒会室の扉へと歩いて行くと、ふと足を止めて]
私は校舎の中を見て回るつもりだけど、志久真君は?
[そう言いながら、後ろに居るであろう志久真へと顔を傾ける]
じゃあ僕は、外の方を見回って帰ろうかな。
[そう言いながら、生徒会室を出る。
名残惜しい気もしたが、手分けして見回った方が早い。
特に外は暗くなる前に終えてしまわなければならない。]
バーサーカー は肩書きと名前を バーサーカー アステリオス に変更しました。
ああ、メイフィールド君。
よかった、捜していたんだよ。
[生徒会室前の廊下。
部屋を出てくる杏里を見つけ、声をかける]
あら、来週から勤務される先生ですね。
御機嫌よう。
お名前は・・・・・・何でしたっけ?
[表情を変えず、そう言葉を投げかける]
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