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―日曜日/盟譜学園前高級住宅エリア・書庫―
[瓢箪から水が、一滴、二滴。
落ちる雫は段々と少なくなり、遅くなり、ついには盃へと注ぐ液体が出なくなった。]
佐久那太理に落ち
[手にしていた扇を翳して、一言呟く。
瓢箪から発する淡い光。瞳に映した後、緩く蓋をした。]
[部屋の端に座り込み、景色を眺め上げる。
天井まで支配を伸ばす書の数々。
群なす匂いと、刻まれた月日と、それから、重量。
彼らが一斉に本棚から滑り落ちたなら、無事では済まないだろう。さりとてその気配は無い。微動だにしない。]
まるで塀じゃの
[静まり返る世界には、全ての知識があって、あらゆる道が鎖されている。書の保存のためか、日当たりも悪い。
学が住まい、住まってきたのであろう世界を暫く瞳に映す。]
―――― ……
[何を零すでもなく、ただ時間だけが過ぎていった。]
息苦しく感じるかい?
この本たちは、僕の先生であり、母なのだけどね。
主に感情表現面での事だが。
[本棚を見上げ、佇む彼女に声をかける。]
―日曜:学園内・中央ブロック―
[少女が不思議そうな顔をすると、
智は人畜無害そうな笑みを浮かべた。]
ほら。
白い紙にはソレを埋め尽くす文字や、
図形が必要だろう?
……そういうことだよ。
[そのまま学校の案内は続き、
道中、文化祭直前だからか気を利かせて開いていた購買でチョコレートプレッツェルを購入した。まだ拗ねている少女への、まあ――賄賂である。]
[降ってきた声に、顔をそちらへ向ける。]
強いて心地を比ぶるならば、懐かしきが近うある
[盃を傾け、水を飲み干し、一息を零す。]
ミクリヤマナブの情操の師か
それは、今も、であるのかな
一応……ね。
これには登場人物がどんな感情を抱き、どういう表情をするか、逐一書いてある。
だが、作者の意図がある文章だ。
登場人物の仕草は全て意図的だ。
今は、この中では物足りないな。
[そう言うと、背広の上に、持っていた茶色のコートを羽織る。]
少し、外に出ようか。戦う場を事前に見て、予習しておくのも悪くないだろう?
[表情は多分、このままで良い。
そう判断した。]
はっはっは
なるほど、それで――
[宝石箱か、と。
続く言葉は、僅かの笑みに溶けた。]
意図は謀り、謀りは呪いともなる
されども、水面に濁る月もまた月ではある
どれ、戦の備えがてら、そなたの月とやらを探しに――
[手にしていた扇が、形を変え、金砕棒へと姿を変える。
一拍。
女は、ため息のようなものをついて、その形を消した。]
―日曜:学園内・中央ブロック―
ぼく これ、好きなんだ。美味しいよ。
[無邪気にチョコレートプレッツェルを分け合うころにはもう随分時間が経過していた。
道中、休日返上で文化祭準備をする同級生らに
・・・・・・・・・
「その子が噂の転校生?
超かわいいじゃん。紹介してくれよー」
などと言われる場面もあったがそつなくかわし、今に至る。]
……見事に《改竄》されてるし、
ぼくには別に必要ないけど
偽名、あったほうが体外的にはいいのかな。
どうしよっか。
[教会のある中庭に面したベンチに腰掛け休憩しつつ、少女に問いかけた。]
―日曜:学園内・中央ブロック・正門前―
[学は、書庫から高級住宅街を通り、正門前まで来ていた。
彼女の姿は見えない。だが近くにはいるのだろう。
門をくぐると、右腕の内側にある令呪が、他の魔術師を検知する。]
どうやら、他にも予習している人がいるらしい。
[生徒だろうか、あるいは同僚だろうか。
こういう時、どんな表情をすべきか悩む。
とにかく、歩みを進めることにした。]
――っつ、……
[不意に左手の甲を押さえる。
“痛み”が接近の合図。]
……参加者、近くに居るみたいだ。
気をつけてて。
[少女にそう告げ、巡らせていた視線が一点で止まる。]
おーええこっちゃ。
百里の道も一歩から、5メートルでも響きわたりゃぁ
そのうち世界だって駆け巡るっちゅうもんや。
教会?
あー、なんや行かなあかんのやったなぁ。
ボクも行った方がええんやろうかねぇ。
[めんどくさそうにぐいーっと背伸び]
うん、背伸びは猫のがしやすいわ。
……ま、ほんならいこか?
ああ、君なのか。
……弱ったな。
[ふと口に出た言葉に自分でも驚くが、表情は変わらない。]
一由君。
令呪、あるんだろう?僕と同じように。
[そう告げて、じっと表情を観察する。]
―日曜:学園内・中央ブロック―
[智の丸くなった目が一度二度と瞬いた。
もう一度確かめるように左手の甲を見て]
先生。……あれ、そうなんだ。……そっかぁ。
……ちょっとびっくりしました。
[苦笑じみた表情になる。
特に何か隠そうという様子は見られない。]
はい。
ありますよ。令呪。
[胸に手を当てるように左手を掲げ、
緩やかに右の指でなぞると、
魔術で隠していた歪なかたちの痣が浮かび上がる。]
― →中央区 ―
……〜♪
[そのまま、足は中央ブロックへ。
足を踏み入れれば、何かの気配を感じたのだろうか?
刹那の無言となるも、直ぐに鼻歌を歌いだす。
だが、少年はそんな風にはなれないようで……]
んー、どうした少年。
もっと気楽に楽しい顔せなあかんで。
眉間にしわ寄せとったら、ビリケンさんも逃げてしまうわ。
なるほど、そうなるのか。
面白いな、君は。
[一由を真似て、目を瞬かせてみる。
ついでに苦笑じみた表情をしてみるが、いつもと変わらない。]
まあ、ここで何かする気もないんだが、ちょっと興味があって来てみた。
本を貸してたよね。タイトルは忘れてしまったが……。
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