2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P1 [全1P]
<//頭/末///>

【人:4】追憶の片割れ エド 09/09 08:27
>>1:133 トワ

彼女に連れられ応接室までの道を歩く。
そんな堅苦しい行儀じゃなくて良いのになー。
彼女の支える主人はどんな人なのだろうか。彼女はどういう経緯でここに仕えているんだろうか…
ボクにしては珍しく緊張したのか、言葉も少なく応接室へ到着し、導かれるまま入室した。

【人:5】追憶の片割れ エド 09/09 09:09
>>1:134 ブラム

「初めまして!ボクのことはもう知ってそうだね。」
カーテシーをこの身に染みついた所作で行うとエドは彼の言葉を待つ。

「そう…キミ達と呼んでくれるのは嬉しいね?
アンケートで願いを聞かれた時に願いについて回答して無かったけど、ボクはこの体を持ち主に返したいんだ」

「体の持ち主はランベール エドナ。体の歳は19歳。
ランベールと聞いてある程度察してもらえるかもしれないが、亡国の王族の生き残りさ。」

「滅んだのが4歳の頃だったかな…。小さすぎて当時の記憶は少ないんだけども。
エドナが僕という副人格を作り出したのがその頃だよ。
医学的に言うと、解離性同一性障害だ。」

【人:6】追憶の片割れ エド 09/09 09:10
「それから10年間、主人格である彼女と副人格の僕は彼女の器の中で過ごした。辛いことがあった時は僕の出番。彼女と変わってあげて乗り越えて来たんだよ。」

言葉を区切り、頬に手を当てる
「ね!こんな風にするの。だってエドナはこの口調でこんな振る舞いだったし、私はエドナの一番の理解者だからね!
とても明るくて、無邪気な子だったのよ。
…とまあ、このようにボクがエドナの人格を"演じる"わけだね。
この屋敷に着いてからも何回は演ったけど」

過去を振り返りつつ、ため息をひとつ。

「当時は婚約者の家と揉めていてな。
亡国の血を絶やさまいとエドナの親と婚約者の家が決めた婚約だった。
段々と彼女の人格が出てくる回数が減り…とある事件を境に全く出てこなくなってしまったんだ。」

【人:7】追憶の片割れ エド 09/09 09:10
「僕は主人格を守ることが存在意義なのに、ここ5年ほどは副人格である僕しかいなくなってしまった。
昔は状況が整った時に彼女を呼んだら出てきてたのに、その事件以降呼んでも呼んでも、出てこないんだ。」

今日ここに辿り着いてからも声をかけてみたんだけどね、と。
>>1:23

「出来ることはなんでもやってきたつもり。何人もの精神科医にかかったし、あらゆる病を治す稀少な薬草を取りに登山もしたし、まあ、いわゆるショック療法を試したりもした。」

「…全て、効果がなかったから今ここにいる。」

姿勢を正し、ブランを見つめる。
「願いを人の手に委ねて良いか、という質問だったよね。
ああ。ボクは人の手も猫の手も、なんなら悪魔の手だって借りたいさ。
彼女を取り戻すために出来ることならなんでもするつもり。ただ、彼女の持ち物である体を傷つけたり、彼女の未来を傷つけることはしたくないけどね。

これで、回答になっているのかな?」

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P1 [全1P]
//頭/末///>