2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:151】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:15
>>145 トワ

差し出された両手に、ネージュはそろ……と自分の手を置いた。
とても、冷たかった。
思わず手がピクッとなってしまったけれど。ネージュはそのまま、そうっとトワの手を握った。
トワの手が握り返してくれて――体の温度こそ低いけれど、ネージュはやわらかな気持ちで胸が満たされるのを感じた。

数秒程度でトワの手がすうっとネージュから抜ける。
残された自分の手を祈るように組み合わせ、心配そうにこちらに視線を送るトワに微笑みで返した。

「ありがとう、トワ。あのね……私、今まで、おばけが怖くて……幽霊もそれと同じように考えていたの。でも……今、トワに触れてみて、全然、怖くなかった。……今まで、全部いっしょにして、こわがってしまって……申し訳ない気持ち。

思っていたよりも冷たい手だったから、びっくりはしたけれど。
トワは、寒くないかしら。私、顔は熱くなっても、指はそんなに暖かくならないから、触ってもさほど、意味はないかもしれないけれど……。もし、暖をとりたくなったら……言ってくれたら、うれしいわ」

言葉がただぽろぽろとこぼれて、あまり上手にまとまらなかったけど。気持ちが伝われば、と思って、目を細めた

【独:-144】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:16
/*時間かかった……トワは寝てね*/

【人:154】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:25
>>ネフェリル

眠ってしまったチーフルが、アルジャンに運ばれていくのを見届けて。
人も少なになった広間で、ネフェリルを見つけた。
昨日、子どものように泣いて甘えてしまったことを思い出し、また顔は熱くなったけれど。
貴族男性のような所作と、ネージュを小さな子どものように扱ってくれるネフェリルは、今日も、優しかった父を想起させる。
今日、新たに加えられた彼のプロフィールを見て、「180歳」とあったのにはびっくりしたけれど。見目は若い男性であっても、老成した余裕を感じるのは、その生きた歳月によるものなのだろう。

甘えたくなったら来てもいい、とネフェリルが言っていたことを思い出して、おずおずと彼に近づいた。

「ネフェリルさま。昨日もまた、お世話になりました。あの……寝る前に、一言お話がしたくて、お声がけを。
何も聞かず、ただ受け入れてくれて……ありがとうございました。お恥ずかしいところをお見せいたしましたが……気持ちが、とても軽くなりました」

【独:-145】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:26
/*おっと、話しかけちゃった。ネフェトワごめん*/

[A29]宝涙の娘 ネージュは、「お、お時間のあるときで、だいじょうぶですので」 09/12 02:27
【独:-146】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:28
/*更新掛ければよかったのだが……今日文章が消えたトラウマが……すみませ……やはり二窓して片方で更新掛けるのが正解かな*/

【独:-147】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:30
/*ちか透け案件なんだよな*/

【人:158】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:48
>>155 ネフェリル

椅子を促されたら、「はい」と微笑んで素直に座った。
「幼い」という言葉に、すこし照れてふふ、と笑う。

「そのように扱ってもらうのは、久しぶりのように思います。
亡くなった父は……いつまでも私のことを小さい子どものように可愛がってくれたのですが……。
やさしい人でしたが……商売ごとには向いていなかったのでしょう」

父のことを思い出しても、もう涙は浮かばなかった。昨日たくさん泣いて……今、ネフェリルと話していると落ち着いたから。

「……ネフェリルさまとお話すると、安心いたします。あの、もし、よろしければ……明日お時間のあるときに、チーフルくんとも、お話をしてあげていただけませんか。

あ、もう既にお話なさっていたのなら、余計なことなのですけれど──きっと、チーフルくんも、ネフェリルさまとお話したら不安な気持ちが落ち着くのでは、と。
私は……こわがりで……人見知りで……全然、たよりにならない……おねえさん、なので」

ひとのことを勝手に頼むなんて、図々しいことだけれど……膝の上で、手をそわそわと動かしながら、そうお願いした。

【独:-148】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:50
/*トワ、遅くまでありがとう……………………*/

【独:-149】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:52
/*たいへんねむくなってきた(もう3時か)*/

【独:-151】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:53
/*トワかわいい〜〜〜〜〜〜あ〜〜〜〜〜〜〜〜ともだちになりたいよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*/

【独:-152】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:53
/*どうやったらトワと友達になれるんだ〜〜〜〜〜〜死ぬのか……???死ねば、良いのか……??*/

【独:-153】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:54
/*おちつこう。いったんカビゴンにごはんをあげてこよう*/

【独:-155】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:55
/*今日ネージュ冷静に張り付きすぎた気がする。私は元気です。*/

【独:-157】宝涙の娘 ネージュ 09/12 03:00
/*ストレートに友達になってって言えばよかった?ダメだ…………………………そんなこと…………………………ネージュが言えるわけない………………………………*/

【人:163】宝涙の娘 ネージュ 09/12 03:24
>>157 トワ

トワは不思議そうにネージュを見ていた。
ネージュはだんだん不安になる。

(こわくないのはいいことだと、思っていたけれど……トワにとっては、こわがられたほうがいいのかしら)

そうだとしたらだいぶ明後日なことを伝えていたことになる。
それから自分を大切に……と、言われて、今度はネージュがこて、と首を傾げる。

「自分を……?」

自分の体温をわけることが、トワの助けにはならないのなら、トワにとっては意味の無い提案だったけれど。ネージュは自分を大切に、と言われた意味はのみこめなかった。

(私、自分を大切に……していないのかしら。今は、家からは解放されているのに)

順番に考えてみる。自分の意志なく、搾り取られるのがこわかった。だから助けて欲しかった。
ここでは搾り取られることがなくて。昨日、ノイシュに自分の意志で「あげる」ことが出来て、それを喜んでもらって嬉しかった。

【人:165】宝涙の娘 ネージュ 09/12 03:44
>>159 トワ

(……無理やり取り上げられたら哀しいのに、自分であげるのは、うれしい。自由……私の……)

なんだか、手の届きそうなような、まだ遠いような……悩んでいるうち、トワに顔を見せるよう言われてハッと顔を上げた。

すると、トワが手を向けた先の照明がばちばちと点灯し、不自然に大きな音が鳴る。

「ぴゃっ」

反射的に猫のように飛び上がって、腕をあげて顔を隠した。
震えていたら、トワはすぐに止めてくれたけれど、なぜ突然そんなことをされたのか理解が追いつかずに涙目でトワを見た。

トワは、自分たちは違いすぎるのだと言って──「幽霊らしく」ネージュに語りかける。

「いっ──しょに……」

それはつまり、ネージュも幽霊になってと、そういうことだろうか。
向こう側に連れていかれるのが怖くてお化けに怯えていたネージュは──すぐにふるふると首を振って、トワの問いかけを否定した。

[A31]宝涙の娘 ネージュは、エルフ族 ネフェリルと話しているうちにうとうとしてきた 09/12 03:44
[A32]宝涙の娘 ネージュは、エルフ族 ネフェリルの事情は、眠くなる前に聞いた…! 09/12 03:45
【独:-160】宝涙の娘 ネージュ 09/12 03:47
/*さすがに眠さが限界突破してきたので寝るます

たーしぃさんお疲れ様……ネージュの喉……あれで大丈夫だったのかやや不安だけども。おやすみ*/

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