2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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P12/P13/P14/P15/P16 [全16P]
///末///>

【人:195】瑞花の街 アルジャン 09/16 23:53
>>179>>180レナート
「あんたの目に適うんは難儀やろねぇ。それがものでもひとでも」

 
「ああ?」
 噛んでくれ、と言われれば思わず目を眇めた。
  
「あー……うー……まったくもー……。あんたってひとは。」
 
 頭を抱えそうになる。実際のところは腹を抱えて笑ってしまったのだけれど。
 「機会があったら」の言葉に現実味が生まれ、死ねない理由が増えてしまった。分かってて言ってるんだろうか。ひとしきり笑ってから顔を上げ。

 
「ええよ、成功報酬や。
 そんときにレナートさんが望むなら、噛んでやる。頼んだのを後悔するくらい痛くするかもしれんがこれは僕の気まぐれやからな。分からんわぁ」
 
「楽しみにしとるわ」
 わざとらしく肩をすくめ、にかっと笑みを見せた。*
 

【独:-797】瑞花の街 アルジャン 09/16 23:54
/*綺麗だねぇ

【独:-802】瑞花の街 アルジャン 09/16 23:58
/*じぶんでいうんだ…

【独:-809】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:02
/*
なんかハクさんがすげーくるってたから読んじゃった 

推しはアデライドです よろしくお願いします

【人:201】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:19
 
>>190チーフル

 どうしてというから、恨んでいるのだと思った。
 身を屈ませ耳を澄ませなんとか意味を取ろうとする。
 
 呪われたものだと思いたくなかった。と。
 

「あんたは心がきれいすぎる」
 
 
 喋るのは正直辛そうだ。それでも懸命に声を振り絞っていた。撫でる手は離さないままゆるりと髪を梳く。
 

【人:202】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:20
>192
 
「正直、心配なるわ。
 僕みたいなのにまた騙されへんか。
 嫌なことは嫌って言え。
 あとからでもやられたと思ったら反抗しろ。
 チーフルさんはその手段を得たんやから。
 
 ……あとからでも、
 なんかやなことがあったら戻してもらえ。
 それとな、怪我には気をつけるんよ。
 特にでかいやつな」
  
 
 自然と慈しむような視線になる。懸命に名を呼ぶ仕草にからからと頬を持ち上げた。
 

【人:203】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:22
「ひとついいこと教えたる。
 かしこいから知っとるかもしれんが」
 
 スケッチブックがそこにはないから彼の手を取って手のひらに指で文字を書く。
 
「ばあちゃんが教えてくれた。
 『呪い』っちゅーんは、
 『まじない』って意味も持っとるんやって。
 おまじないや。

 今までずっと、だからなんやねんって思ってた。
 苦しいんは変わらないって。
 うん、僕、いまようやく意味が分かった気がするで」
 
 
「あんたにとってまじないになるといい。
 ……ありがとな」
 
 しあわせになれよ、と呟いた。*
 

【独:-836】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:23
/*
>>-812ハクさん
なるほどね(該当者をぢっと見る)

【独:-842】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:29
/*
みしぇるさん、こちらこそありがとうございました〜!!
レナート嚙めるフラグたったのめちゃくちゃおいしいです

噛む場所で、どうしようね
背後から肩か背中を思いっきり行きたいと中の人が言ってました

【独:-844】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:31
/*
星回の村面白かったですね

【独:-851】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:41
>/*

>>-847みしぇるさん
ふふふ

おやすみなさい〜! お疲れ様です。

【独:-853】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:47
/*
〆は明朝にしようかなと思うのでそろそろ蛍の光です。

この度はありがとうございました。
村建てターシィさん、飛び込み受け付けてくれたり、日程のことなどもろもろ助かりました!
ハクさんもね 

はじめましての方と遊べて、なんかいろいろ好き放題させてもろて、嬉しい言葉も沢山いただいて、推理もRPもすごく楽しかったです。

普段はガチ村(最近は星狩の野良)やRP村にいます。
またいつか一緒に遊べたら嬉しいです。

お疲れさまでした、同村ありがとうございました!

【独:-855】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:48
/*
>>-852 指先や耳、肺の凍傷に気を付けるんやで
来るって文が来たら近くまで迎えに行くから

おやすみね

【独:-860】瑞花の街 アルジャン 09/17 00:55
/*
そういえば村建て様宛に開示しておくと、
ブラムとシェリルの娘はいまも元気に強く生きています。

親を恨む気持ちがないわけじゃないけれど、その辺りも受け入れて何か事情があったんだよ、と語れるくらいには。
ただ迫害にあったのは彼女も同じだし、孫息子はもっと酷い目に遭っているので本当の意味で許してはいません。気にしていないだけ。
アルジャンがそれ以上に怒っているからね……

今後は孫に長の仕事を引き継ぎ、のんびり寿命を迎えるまで隠居するとのことです。なので、もろもろが落ち着けば最終的には倖せだった、と言えるでしょう。


またいつか、よろしくお願いしますね

【人:229】瑞花の街 アルジャン 09/17 05:44
>>208>>209ネージュ

「覚悟か。うん、きっとそれが大事なんやと思う。
 誰かを足蹴にして得たもんは、長続きせぇへんから」
 
 
 手渡されたのは大きな詩集の入ったハンカチだった。
 丁寧で、繊細な仕事に目を見はる。
 
「……もったいない言葉やわ。ありがとうな、ネージュさん。だいじにする。
 『自由』、見つかるとええな。少なくとも、あんたが今後理不尽な目に遭ったりせぇへんように。

 うれしいけど、少々過酷だと思うで?
 来たいと思ったら、ちゃんと文飛ばしたってくれ。」
 
 でないとノイシュやネフェリルに示しがつかない。
 そう言って愉快そうに喉を鳴らす。
 
 
「またいつかな」*

【人:230】瑞花の街 アルジャン 09/17 06:26
***
 
 広間でやり取りをしている間に夜が明けていたようだった。
 服を洗って休息する暇をもらい、荷物をまとめて出発の準備。
 湖の青を背に緋色を靡かせて、歩く。
 
 要求した物資は何回かに分けて届く手筈になっている。先ず最初は自分が街にたどり着くするのとほぼ同時に着くらしい。
 この館の主を許す気はない。今後ここに来ることもないだろう。だが、素直にありがたいと思える程度には吹っ切れることができた気がする。
 
 
 少なくとも3人。その運命を変えてしまったことの罪悪感はうっすら残っているけれど。
 自分の暮らす場所のほか、外の世界に生きる理由がいくつかできた。それを与えられた祝福と名付けてもいいのだろうか。
 

【人:231】瑞花の街 アルジャン 09/17 06:27
 
 館で出会った人々の顔を
 ひとりひとり思い浮かべながら
 長い旅路をゆく。
 馬車を下りれば慣れ親しんだ冬の匂い。
 雪を踏みしめて、だんだんと
 真っ白な世界の明るさに目を慣らしていく。
 
 「あー、さっむ」
 
 冷気に頬を赤くしながら溢す。
 それはどこか愛おしそうな響きを湛えていた。
 

【人:232】瑞花の街 アルジャン 09/17 06:27
 
.*:゚+

  
「ただいまぁ、遅なったわ」
 
 懐にはナイフと、
 祈りのこもった花束。
 
 純銀の世界にて
 いつか花咲く日の夢を見る。
 
               +’゚:*。
 

[A16]瑞花の街 アルジャンは、全員に手を振った。 09/17 06:28
[A17]瑞花の街 アルジャンは、全員に感謝した。 09/17 06:28
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