2010mv=f 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)
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視点:人 狼 墓 全
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[支]【人:1】メイド トワ 09/14 12:53
魔法は解けて、別室と広間を繋ぐ扉も開放された。
ノイシュ達がやって来たのを見て『ゲーム』が終わったのを確認すれば、勝者を発表する。
「『ゲーム』の結果は……【吸血鬼アルジャンの勝ちね】
アルジャン並びに、ネフェリル。そして協力者となったレイヴン、チーフル君は願いを叶える権利を勝ち得たわ。
ネージュ、ティキ、エド、レナートは追っておとうさまから沙汰が渡されるから、おとうさまが来るまで待っていて」
誰が血を啜られたかまで、きちんと教えてあげた。
彼らが人ではなくなった、とは決して言わないけれど、明確な溝は出来ていて。
それを受けた彼女はどう思うのだろう、少しだけ不安気に白い髪の少女へと視線を送った。
【人:105】宝涙の娘 ネージュ 09/16 01:09
>>104(続)ブラム
顔が熱い。いや、きっともう、全身真っ赤になっているのではないだろうか。
「そのために……ブラムさま。どうか、どうか私を……【こちらのお屋敷で働かせてください】。
もしかしたら、兄が訪ねてきてご迷惑をおかけすることもあるかしれません。いえ、それ以前に……私は、ずっと甘やかされてきて、ずっと部屋に閉じ込められてきて、本当に何もできないので……使用人として、至らぬことがたくさんあると思います。
けれど、唯一、私は、刺繍が……刺繍が出来ます。きっと、ほかの裁縫もすぐに覚えます。お屋敷のお針子として……何でもいたします。
お願いです。どうか、私を……こちらで働かせてください」
ネージュは、深々と頭を下げた。心臓が飛び出しそうなくらい胸の音がうるさかった。*
【人:196】欠落する心 ティキ 09/17 00:00
>>172 トワ
「本当?よかったわ。危うく徒然に旅暮らしを始めないといけなくなるところだった。行く当てもなく恐らくは唯一の身内であろう母親を探す旅よ。もしかしたら大陸を越えて来たかもしれないわね…。船旅もちょっと興味あるわ。トワ、今度メイドの仕事のお休みをいただいて一緒に旅行しない?何か気持ちが軽いの。今なら何でもできる気がする。きっと気のせいだけれども。」
「なるほど…それはとてもいいわね。空、一度飛んでみたいと思っていたのよ。不死者の方みたいな魔法があるならあるいは何とかなるかもしれないわね。私の【祝福】っていうのが何だったのか、不死者の方はわからないのかしら?あのままだったら私もある意味不死者になっていたかもしれないし、何か関係があるのかも。仕方ないと諦めていたこともまたやってみたいわ。お料理も、読書も、かけっこも。また練習すれば出来るようになるかもしれないし。ね、そうでしょうトワ。」
“うきうきと楽しそうに”ティキは話す。
ティキはトワを抱いたまま真っすぐにその目を見ていた。
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