2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)
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【墓:+0】執事 ノイシュ 09/11 22:25
今朝の話。
気が付けば、あまり見覚えのない場所に立っていた。
広間程ではないが、そこそこの人数が収容出来そうな部屋。中央のテーブルにはトワが持ってきたものと同じだが、色の違う水晶玉が置かれている。
窓を覗けば、そこには洋館を取り囲う森が顔を覗かせた。
どうやら別室とは、皆が集まる広間よりも洋館の奥にある大部屋のようだ。
僅かに積もる埃を見て、小さく嘆息する。
使用人の数に対してこの洋館は大きい。手の足りない所が出るのも当然だ。
しかし、現状を鑑みると明日追放される者の快適性は自分の手に委ねられているらしい。
幸い、この大部屋から個室や用具室にアクセス出来るようなので、しばらく掃除に勤しむことにした。
【墓:+1】執事 ノイシュ 09/11 22:41
今朝の話、続き。
>>0 トワ
『みんな、張り切って頑張ってねー!』
テーブルを拭いて回ってると、水晶玉からトワの声が聞こえる。
どうやら向こうでは『ゲーム』が本格的に開始したようだ。
……
大部屋に置いてあるテーブル、椅子に柱や壁、窓や天井に至るまで全てを磨き終え一息。
老朽化が進んでいたのか、手入れが滞っていたのか、天井を拭くときに利用した梯子が中ほどで折れ、破片と共に自分が水晶玉に降り注いだ時は肝を冷やした。
その後は、第二食堂からティーセットを持ってきて、紅茶と共に水晶玉の様子を見守っていた。
【墓:+2】執事 ノイシュ 09/11 22:52
水晶玉を眺めていれば今朝早くからレナートが歩いていた。>>4
結局、あいつは何を考えているのだろう。
不義や罪悪感といったものから抜け出した今の自分の眼で見ても、その奥底は推し量れなかった。
強いて言えば、やはり何かを求めてるのだろうな、という事しか。
【墓:+3】執事 ノイシュ 09/11 22:52
次に目に留まったのはトワとチーフルだった。>>8
どうやら、チーフルはトワに元気がないと思っているようだが……そうなのだろうか。
今までのトワを思い返せば、いつ何時でもこちらに対抗意識を燃やしている姿しか思い返せないので、元気がないという想像をする事すら困難だった。
チーフルの勘違いだと思う事にする。……ほらな。>>14
【墓:+4】執事 ノイシュ 09/11 22:58
次に映ったのは、エドだった。>>10
なぜか、上半身が真っ白だったが。シャワー室へ駆けていったので、恐らく何かひっくり返したのだろう。
トワは気付いて掃除してくれているだろうかと水晶玉に映るトワを探す。
……どうやらしていないらしい。
エドを見て吹き出していた。淑女だろうに。
【墓:+5】執事 ノイシュ 09/12 00:02
その後、エドはレイヴンに心理テストと称してにんにくを突きつけていた。>>11
吸血鬼を見つける為のその行動自体は、褒められるべきだろう。
……しかし、"彼女"はあのような口調だっただろうか、とは思った。
対してレイヴンは不思議そうな顔を浮かべて嗅いでいた。>>23
過程はどうあれ、初めて会った時のレイヴンが今は少しだけ人間味というか、そう言った色を見せ始めているような気がした。
【墓:+6】執事 ノイシュ 09/12 03:07
……気が付けば、うたた寝していたらしい。
どうやら、追放先は既に決まっていたようで、それはエドだった。
"彼女"の軌跡を振り返りながら、まさか吸血鬼に対して塩やニンニクで退魔を行おうとしようとしていた訳ではないだろうと思うので、退魔の者ではないのだろう……恐らく。
「後、2日か」
この様子だと、あっという間なのかもしれない。
ゲームが終わった後、どうするかを今から考え始めないといけない。
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