2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)
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【人:10】過去への渇望 レイヴン 09/14 15:24
>>ネージュ
「ネージュ」
どう声をかけたものか。
ゲームが終わり全てが明らかにされた。俺が何かに作り替えられたことも、全部。
謝れば良いのだろうか?慰めればいいのだろうか?
わからない。
「…怖いか?」
【人:13】過去への渇望 レイヴン 09/14 17:02
>>11 ネージュ
「そうか」
首を振るネージュに短く答える。
自分では何かが変わったとは思えないが、気持ちの問題なのだろう。
それとも、外側からみれば何か明確に変わっているのだろうか。
どちらにせよ、よくあることだ。
共通項を見つけて群れを成し、異端を弾く。
ネージュの中では受け入れられない何かに変化した。それだけの話だ。
「別にどうこうするつもりはない」
自分から距離を取るネージュの姿をただ、見ていた。
【人:64】過去への渇望 レイヴン 09/15 21:48
>>47 ブラム
自分は何も変わっていない。そう、思っていた。
はずだった。
広がる緋色に懐かしい鉄錆の香り。
帰りたいなどと思っていないはずなのに、故郷の景色が浮かんだ。
ブラムの声がすれば、そちらへと向かう。
「俺は何もいらない」
ゲームに勝ったといえるのかわからない。
自分の願っていたことが本当に望んでいたのかすら、分からなかった。
【人:100】過去への渇望 レイヴン 09/16 00:25
>>68 ブラム
「…………」
いらない、とは言いきれなかった。
ただ、このゲームにおいて何かした訳では無い、自分が勝者として何かを受け取るのは違う。
「これが俺の運命だと思って受け入れる」
流れ落ちる命に生を見出すことからは逃れられないのだ。おそらく。
【人:187】過去への渇望 レイヴン 09/16 23:01
>>167 ネージュ
何かを決心したような、今までとは違う言葉の強さを感じた。
じっと見つめていれば、言葉が続けられる。
謝る必要はないのだが。と思いつつも口を挟むことなく聞く。
差し出されたハンカチは今までの生活には縁のないもので。
「また、か……。
ありがとう。大切にする」
【人:213】過去への渇望 レイヴン 09/17 01:42
>>207 ネージュ
確かに似合わないかもしれない、とは思う。
誰かに見せる訳でもないから問題は無いが。価値についてはもっと分からない。肌触りは…良いような気がする。
「そうか」
願いが叶った。…いや、自分で叶えたのだろう。
…どこへでも行けることだけが自由ではなく、それは俺にも言えるのかもしれない。
「楽しみにしている。
俺もまた会いに来る」
過去は消えず、他人よりゆるやかに人生は進んでいく。
あの国で生まれてあの国を、人を裏切った。これが俺の運命なのだろう。
…だけど、帰りたい場所ぐらいは見つけても許されないだろうか。『久しぶり』が言えるそんな相手が。
「立ち寄った時にはネージュのことを思い出すだろうな、きっと」
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