2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)
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【人:4】狂信の渦 アルバ 09/14 14:18
>>3 ネージュ
「……悲しいですか」
僕は宝石をひろいあげる。ゲームだから、仕方の無いことだけど。このくらいの歳の少女には答えるだろうと思って声をかけた。
【人:6】狂信の渦 アルバ 09/14 14:43
>>5 ネージュ
「……」
小さく嘆息。これが、ブラムが見たかった世界なのかなあ。
きっとネージュの涙を拭う役目は僕じゃない。そんなことしたらまたネフェリルか、そこら辺の男共がすっ飛んできそうだし。
「アナタの涙には価値があるのです。例えアナタがそれを厭うとしても。価値は力。使い方次第では、アナタのそれは強力な武器となるでしょう。喪う前になるだけ持っておくことをおすすめしますよ」
僕はそう言って、拾った宝石をネージュに握らせる。ぎゅっと握れば角がチクリと刺さる、彼女の痛みの証。
近づいたついでに、耳元で囁く。
「『君の痛みが、軽くなりますように』。安心して、今回はただの親切心さ」
ほんの少しだけ、弱い言霊をのせてみる。気休めの、そのまた気休め程度にはなるんじゃないかな。
[A0]狂信の渦 アルバは、宝涙の娘 ネージュに微笑み、去っていった。
09/14 15:15
【人:112】狂信の渦 アルバ 09/16 10:46
いつかの時間で。
>>ブラム
「やあブラム。手酷く振られてたね?」
アルジャンとのやりとりを見守り終わってしばらく。いくら不死者とはいえ、さすがにはらはらした。しかしブラムの顔は表面上では涼しげで、それが逆にちょっと心配でもある。
僕は彼にそっと近づき肩に手を置いた。
今の彼といえばみんなの願いを叶えるのに大忙しだ。叶えられた方の顔を見てみれば、満足そうだったり、変わらなかったり、色々な表情を見せていた。
「……大丈夫かい?」
【人:123】狂信の渦 アルバ 09/16 15:32
>>113 ブラム
「……そっか」
やっぱり、何かが変わってしまったのだ。変化とは進歩であり退化だ。果たして彼にとってこれがどちらだったのか、僕にはまだ判断できない。
彼の出した結論には、まあそうなのだろうとしか思えなかった。賢い彼がずっと目を逸らし続けてきた、分かりやすい因果論。
彼を救えるとしたら、それは……。
「ま、それはいいことだと思うけどね?」
と、悲しい話はそれくらいにして。
【人:124】狂信の渦 アルバ 09/16 15:32
「お、やった〜! 数日拘束された価値があるってもんだよ」
僕にとっては結構昔、彼にとってはほんの少し前。僕は彼に救われた。そして僕は与えられた力を存分に使って────すっかり満たされてしまった。
ひとつに満足したらもうひとつなにか欲しくなるのが人間の性だ。僕も例に漏れずね。
「……見て欲しいんだ、僕が作った国を。
気に入ってくれたらなんなら住んでくれてもいいよ? 君が望むポジションを用意しよう」
自分を救った、次は国を、国民を救った。僕の救いたい病は留まるところを知らず。
眩い太陽や頬を撫でる風、歓声と笑い声。あと美味しい食事とよく整えられたベッド。僕が渡せるものってそれくらいしかないんだけどさ。
君が諦めたとしても、僕は君に救われて欲しいんだよ、ブラム。
【人:141】狂信の渦 アルバ 09/16 18:21
>>134 ブラム
「よし! そう来なくっちゃ」
「見るところは沢山あるんだ。まずは信仰の街の神殿、それから星の村の夜空だろ、あとは果実の村の特産フルーツも食べてもらわないと! それから、後はね……」
いくつか言い募って口を噤んだ。まだ足りないけど、実際に行ってもらった時のお楽しみとしよう。
「……そうだね、トワには挨拶しなくちゃ、おとうさまお借りしますってね」
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