2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)
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【人:0】不死者 ブラム 09/09 07:00
「おはよう、諸君。
今日は、キミ達がどんな物語を紡いで来たのか聞かせて貰おうと思う。
また私が来るまで、しばし歓談を続けていてくれ」
【人:14】不死者 ブラム 09/09 11:03
昨日の話。
>>0:158 >>0:159 >>0:160 アルジャン
「……自分に返ってくる、か。
因果というものがあるとするのなら、不死者である私にこれ以上何があるのだろうな。
幸も、不幸も。
その最盛が不死者であるというのなら……それは罰とも言える。
……キミは随分と利口なようだ。
少しだけ意図を教えておこう。
私は怖いのさ。
故にキミ達の言葉を、考えを、意思を聞く。
人の奥底にある"芯"のようなものに触れた時、私は一握りの安堵を得られる。
ささやかな対価だと思うなら、それもいいだろう。
……話が逸れたな。
有意義な面談だった。今日はこの辺りにしておこう」
【人:16】不死者 ブラム 09/09 11:24
>>5 >>6 >>7 エド
「1つの身体に、2人の人格、か。
……器に宿る魂は常に一つだ。
それが欠けて失われていないのであれば、奥底に眠る人格を呼び起こす事は出来るだろう。
だが、その衝撃に露出している副人格であるキミが耐える事が出来るかは疑問が残る。
……キミの運命が破滅であったとして、それが彼女に対して救いの運命であるとは限らないという事だ。
答えは変わらないのだろうが、彼女にとって何が幸せなのか、今一度考えてみるといい。
……話は終わりだ」
【人:20】不死者 ブラム 09/09 11:49
>>ネージュ
「ネージュか。
キミは何かに怯えているように見受けられると、ノイシュから伝えられている。
それは願い事に関連しているだろう事も理解しているつもりだが。……自由か。
…さて、私の問いを受けて、どう考えたのか答えを伺おう」
【人:25】不死者 ブラム 09/09 12:18
>>24 トワ
「……不機嫌だな」
>>レイヴン
「レイヴン……だと思う、か。
ここでキミは誰かと関わるでもなく、人々を観察していたようだが。
まずは話を聞こう。この場に至るまでのキミの軌跡を。
……そして、問の答えを」
【人:30】不死者 ブラム 09/09 12:38
>>ネフェリル
「ネフェリルか。
エルフの血を引きし来訪者。
……そうだな、まずは本来ならば気位の高い種族であるキミが何故この場にいるのか。
その胸に抱く願いは何なのか……伺おう」
[A0]不死者 ブラムは、メイド トワが突如消えた事に僅かに首を傾げた。>>28
09/09 12:39
【人:36】不死者 ブラム 09/09 13:12
>>32 トワ
「ご苦労様、トワ」
>>35 チーフル
「チーフル、か。
哀傷の村に住まう心優しき少年。
招待状がキミに届いた事は、喜ばしい事だ。
……さて、問の答えを伺おうか。
その上で、私が与えるものは、必ずしもキミを幸福にするとは限らないと知ったら、キミはどうする?」
【人:46】不死者 ブラム 09/09 14:06
>>33 >>34 レイヴン
「……何者にもなれない、何者か、か。
その手帳に書かれている範囲で"レイヴン"という人物を写すのは可能だ。
だがそれは、写し身の人形と何が違うのだろうな。
キミの願いが人の手に委ねるしかない願いだというのはそうだろうな。
自己を自己たらしめるのに必要なものは他者なのだから。
……キミが"レイヴン"に固執するのは何故だ。
固執する個は、既に新たな存在として確立しているというのに。
過去に縋りたいという気持ちは、分かるが。
……今日はこの辺りにしておこう。キミの願いは分かった」
【人:47】不死者 ブラム 09/09 14:27
>>37 >>38 >>40 >>41 チーフル
少年が紡ぐ言葉に目を通す。
一つ一つの言葉が、こちらを気遣い、委ねるものであり、感謝に満ち満ちていた。
「……キミは。
……少しは人を疑う事を覚えた方がいい」
そう言い放つが、少年の頭を撫でれば笑みを浮かべる。
「言葉は呪いのようなものだ。
気軽に人を縛り付け、永遠の責め苦を味合わせる事も容易だ。
口から出たものであれば猶更な。
……だが、心を繋ぐ尊いものであると分かっているなら、いい。
その心を忘れないようにな」
【人:48】不死者 ブラム 09/09 15:03
>>43 >>44 >>45 ネージュ
「……欲に追われたか。
…心中は察するが。
残念ながら意思なき願いに慈悲は存在しないと私は考える。
キミの語る『自由』とはなんだ。
害をなすその瞳に宿る宝石を消す事か、それとも欲に侵された兄と兄嫁を消す事か。
人が持つ欲は、手を変え形を変え……際限なくキミを襲うだろう。
その時になってまた私に縋るのか。そこに救いはあるのか。
……過ぎた言動だったなら謝罪しよう。
だが、キミが抱く願いを、もう一度考え直してみてほしい。
……今日はこの辺りにしておこう。
追い出すような真似はしないとだけ言っておく」
【人:64】不死者 ブラム 09/09 18:16
>>57 >>58 >>59 >>60 ネフェリル
「……勇者に対する嫉妬、いや、恐怖か。
優秀な者たちだったが故に、その力が自分達に降りかかるのを畏れたか。
キミのような者の話を聞くといつも思い知る。
人々の為に自己を犠牲にしてでも動く者も、人々の為に作られた筈のこの場所も。
国という得体の知れないものの前ではただ、飲み込まれてしまうものなのだと。
……その大きなうねりに立ち向かう力を与える事は可能だ。
だが、そうして友人を救った時、キミには何が残る?
国を襲ったエルフの妖魔などと呼ばれ、勇者が魔族と通じていたという嘘は真となる。
友人が救ってきた人々の願いさえも踏みにじって、キミに突き進む覚悟は、あるか。
……今日はこの辺りにしておこう。ゆっくり休むといい」
【人:74】不死者 ブラム 09/09 19:57
「──そろそろか」
先日と同じように舞台に姿を現わせば、広間にいる面々に通る声で語り掛ける。
【人:75】不死者 ブラム 09/09 19:59
>>all
「この場にいる者全員、耳を傾けてほしい。
……面談を経た者のほとんどは、手応えを感じられていなかっただろう。
願いを叶えられないかも知れないという焦燥に焦がれる者もいるだろう。
そんなキミ達にチャンスを与えよう。
──私は『ゲーム』をここに宣言する。
…勝てば、無条件でキミ達の願いを最大限の結果で叶えると約束しよう。
負けようとも、このゲームを通じてキミ達が願いを叶える者に値するかを見極める。
決してキミ達が一方的に損をするものではない」
【人:76】不死者 ブラム 09/09 20:04
「……ゲームの相手を教えていなかったな。
……キミ達の相手は【吸血鬼】
キミ達の輪の中に潜み、その生き血を啜る。
【私の血を分けた存在だ】
──私の名はブラム・ヴァンプ・ストーカー。
吸血鬼の始祖であり……悠久の時を神から理不尽に与えられた不死者である。
……ああ、安心してくれ。吸血鬼に血を啜られたとて、キミ達がキミ達でなくなる事はない。
むしろ、身体はより洗練され人によってはそのまま望みが叶う者もいるだろう。
拒絶するというのなら、仕方ないがその"祝福"を取り除く事だって出来る。
キミ達にとっての損は、ないだろう?」
【人:79】不死者 ブラム 09/09 20:15
「……『ゲーム』については以上だ。
詳しい説明は、追ってトワの方から行う」
>>吸血鬼
「キミが何を思い、私に何を望むのか。
私には分からない。何故今更になってキミがここに来たのかも、その心も。
だから私はキミに最高の舞台を提供しよう。
キミの思うように動き、ゲームを乗り越え、私と同じ頂きまで上ってこれたなら。
改めて、キミの願いを何でも聞き入れよう。
……だが、キミは未だ本来の力に覚醒していない。
もしかしたら『ゲーム』に参加する事も躊躇っているかもしれない。
私の知己が、その背を押す力になるだろう。
直に現れるだろう、しばし待て」
告げるべき言葉を紡ぐと、踵を返しその場を後にする。
【人:88】不死者 ブラム 09/09 20:55
>>85 アルジャン
向けられた疑念の視線と言葉に、足を止めた。
「……キミは本当に利口だな、アルジャン。
気付いた褒美に一つだけ訂正しよう。
もしも吸血鬼の願いが殺戮などキミ達を害するものだった場合、始祖の名の元キミ達の身の安全は保証しよう。
……身体的な害に限っての話だがね」
【人:119】不死者 ブラム 09/10 01:37
アルバの名乗りの後、何処かのタイミング。
>>アルバ
「……達者だったかな、私の知己よ。
キミの来訪に対して、突然の依頼となってしまった事は申し開きもないな。
詳しい話は明日ゆっくりと交わそう。
今夜は、久方ぶりの再会を喜ぼうじゃないか」
アルバが応えれば、その日はもう広間から姿を見せる事はないだろう。
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