2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:人
P16/P17/P18/P19/P20 [全20P]
///末///>

【人:147】哀傷の無声 チーフル 09/09 00:58
>>142ネージュ
[安心した様な微笑みを浮かべるネージュさんを見て、ちゃんと振りかえして良かったって思った。

その笑顔は、扉の前で見た笑顔よりも自然で、柔らかかったから。
僕が、この場でネージュさんにとっての少しの安心になれるように。ネージュさんが、僕にとっての少しの安心になれるように。

そうであったら良いなと、思った]

【人:148】欠落する心 ティキ 09/09 00:59
>>141 ブラム
心が揺り動かされているわけでもないのに、頬を熱いものが流れた。それは単なる生理現象だったのだろうか。ティキには知る由もない。

「…この心の欠落が祝福なのだとしたら、どんなにも女神様は私のことを愛されているのかしら。これが呪いなのだとしても森の魔女は私を憎からず思ってくだすっているのでしょうね。」

嘆息する。

「後ろ向きの気持ちはいつまでも失くさないのに。はあ、これじゃあ私、どんどん嫌な子になってしまうわ。」

「運命だとくくれば諦める他ない。抗えない行き先なんて幾らでもあるもの。でも、それでも諦められないからここに来て貴方に会ったわ。私の願いは零れ落ちた私の心を取り戻すこと。そのためなら…なんでもするわ。」

力強く言い切ったティキのその薄い表情だけでは、決意や意志、そういった感情は読み取ることが出来なかっただろう。

「時間を頂けて光栄です。ご機会があればまた是非。」

ティキは今度は深く腰を落とした礼をして、応接室を辞した。

【人:149】哀傷の無声 チーフル 09/09 01:09
>>143ノイシュ
[座って、歓談をしているお客様達を眺めていると。
大きい男の人が眼の前で膝を折ったので、驚いてその顔を見る。

その人はさっき、不死者様に剣を突き立てていたお仕えの人だった]

『ありがとうございます』

『大丈夫です』

『僕の名前は、チーフルです。
宜しくお願いします』

[スケッチをめくってから、招待状を執事さんにお渡しする。
僕を怖がらせないように、目線を合せようとしてくれたのだって。口調の変化でも分かった。

不死者様が、どういった意図で僕なんかを招待してくださったのかは分からないけれど。
きっと、こんな風に気遣ってくれる人が執事さんなら。やっぱり、不死者様もお優しい方なのだろうなと思った]

[支]【人:150】メイド トワ 09/09 01:16
>>146 レナート
「……まあ、同意見ね」

混沌を望む、って訳じゃないけど。
"その方が面白い"と根っこで思ってる時点で、彼とワタシは同じなのかも。

少しの間手を離れたプロフィールシートは、先ほどよりは見れる形で帰って来た。
そして渡されると共に告げられた内容に、思わず「はあ?」って零しちゃった。

「貴方が? 客人? ……ワタシがもてなす??
……ないわね。ノイシュにお願いしなさいな」

どうしてワタシの仕事を増やす方向で話が進んでるのかしら。

まさかレナートが参加するとは思ってなかったから、流石にびっくり。

【人:151】宝涙の娘 ネージュ 09/09 01:16
>>トワ

意を決して、涼しい魔法をくれたメイドに声をかけようと思った。
今度は挙動不審にならないように……小さく息を吸って、ゆっくり吐く。
初対面の人に話しかけるのは恥ずかしいけれど、このひとは、もう初対面ではないのだ。それに、こちらのことを気遣ってくれる。

「っあの……トワさま。主様との面談のこと、なのですけれど……わ、私……今日はまだ、決心がつかなくて……でも、あまりお待たせするわけにもまいりませんし、明日、主様のご都合のよい時間に……お願いできれば、と……」

それがネージュの精いっぱいだった。

(今日勇気を出せなかったのは情けないけれど……せめて今夜、きちんと「不死者」様の問いについて考えましょう)

【人:152】執事 ノイシュ 09/09 01:28
>>149 チーフル
めくられたスケッチを見て、彼が言葉を発せないのだと理解する。
二度、三度とめくられるページに刻まれた言葉を噛み締める様に頷くと、懐から取り出された招待状をしっかりと受け取る。

「チーフル様ですね……確かに承りました。
何かあれば気軽にお呼び下さい」

音が出せない事に同情などは無意味だろう、きっとその現状を変えにここに来てくれたのだ。
あくまで形式ばったやり取りで、彼が正当な来訪者である事を印象づけると、小さく片目を閉じてウインクする。

見た目よりずっと利発な彼ならその意図が伝わるだろうか。

【人:153】エルフ族 ネフェリル 09/09 01:35
>>125>>126チーフル

『大丈夫』『ありがとう』
定型した返事は直ぐにできるだろう。
しかし、そのあと問いかけた事に関しては、
一から書かなければならなかったのだろう。

彼の為人がわかるし、
なにより紙に文字が書かれる音は嫌いではない。
彼の綺麗な文字はきっと心にも現れる。
純真無垢と言うのだろう。

「ありがとう。
君の願いも叶ったらお話でもしよう。」

緩んだ頬につられてこちらも緩む。
気を張っていたのか、笑ったのは久々だった。
彼の頬を軽く撫でて、立ち上がり、その場から去った。

[支]【人:154】メイド トワ 09/09 01:43
>>151 ネージュ
まさか様付けされると思わなくて、少しだけ昔の事を思い出しちゃった。

振り返ると、意を決した様子でネージュが言葉を紡いでくれた。
今出せる精一杯の勇気を振り絞って語ってくれる彼女を見ていると、生きづらそうって思っちゃうわ。

「……ゆっくりでいいですよ。
分かりました。明日、ご案内しますので今夜はごゆっくりどうぞ。

……それと、使用人に様付けは不要です。
ワタシだから良いですが、下手に出ると付け上がるかもしれない人に心当たりがありますので」

その人ともう既に話した後だとは夢にも思わず、気を付けるように伝えるのでした。

【人:155】不死者 ブラム 09/09 01:59
その日の面談を終え、夜も更けてきた頃。

広間に姿を見せた頃から、感じるものがあった。
懐かしく、愛おしい"あの人"の気配。

それは本人のものではない。
近縁か、遠縁かも分からない。

だが、その気配は鮮明に、数日前の事のように"あの日"を思い起こさせる。
故に、苦しく、狂おしく、苦悩した。

>>ノイシュ、トワ
「……ノイシュ、それにトワ。
一つ頼みたい事がある」

【人:156】執事 ノイシュ 09/09 02:11
>>155 ブラム
主の私室にて、ブラムの頼み事に耳を傾ける。
そして、そこに隠されていた真実を聞いて、隠しきれぬ衝撃が全身を駆け巡った。

「それは……それは本当なんですか、ブラム様」

震える声で呟くものの、答えはない。
ただ、主の御心が、分からないまま呆然と立ち尽くす事しか出来なかった。

「……ご用命は分かりましたが……少し考えさせてください。オレは……すぐには飲み込めないです」

【人:157】瑞花の街 アルジャン 09/09 02:14
 
>>136
 
 「何? 僕の顔になにかついとる?」
 
 まあついてるのはついてるんやけど、
 そういうことじゃないやろな。
 どのくらい働いてんの、とか軽く会話しつつ
 応接室まで来れば、メイドさんには礼を言い。
 

【人:158】瑞花の街 アルジャン 09/09 02:15
>>138ブラム

 「ああ、せやろな。
 ここは僕にとっては暑いくらいや」
 
 
 再びわざとらしく手で顔を仰いで見せた。
 

 「ブラムさまの言う通りやね。
 なにごとも対価ありき、物々交換や。
 意図と言い換えてもええね。

 …っていうと、冷たく聞こえるんやけども。
 恩返しとか、持ちつ持たれつっちゅーのも
 結局は似たようなもん。なにかしら報いなければ、
 それはそのまんま自分にかえってくるんや」
 

【人:159】瑞花の街 アルジャン 09/09 02:16
>>138

 「……そやな。
 
 望んだものを与える。願いを叶える。
 その結果幸福を得るひとも多いんやろなぁ。
 当たり前や、不幸になりたいひとなんてそうそうおらへん。
 
 それは間違いなく善行のひとつやろうし、あんたにはできるんやろ」
 
 
 眩いばかりの金色の髪と対照的に光を持たない目。そのちぐはぐさが、ある意味彼の存在をこの世界に留めているようにも思える。品定めをするようにじっと見つめ。
 もしこの場に忠実な従僕でもいれば、不遜だなんだのと文句を言われても仕方なかったかもしれない。
  
 
 「そのわりに、あんた自身は
  あんまり幸せそうには見えへんわ」
 
 

【人:160】瑞花の街 アルジャン 09/09 02:19
  
 あっけらかんと。
 「それが率直な感想」と付け加えてにっと笑む。 
 
 「ま、僕が分からんだけかもしれんし。
 長いこと生きてたら楽しいことばかりじゃあらへんやろし、考えることも多いやろし。お願い事、のかたちで人の腹ンなか見るのもな。

 恵まれていそうでどこか物足りなげ。
 安定していそうで不安定さもある。
 この辺はあんたの意図ってやらにも噛む話かもしれんね。違うなら違うで、別にええよ。
 
 失礼しとったら堪忍な。
 ブラムさまみたいに
 ────ちょっと一線離れてそうなひとってのは、
 僕には馴染み深いんや」
   
 

【人:161】瑞花の街 アルジャン 09/09 02:20
 
.*:゚+
 
 草木も凍る土地に
 花の名前をつけた民たちのことを思う。
 
 ありていに言えば、困窮しているのだ。

 願いごとのただしい叶え方にすら
 辿りつけないでいるのに
 自分の手ひとつで果たそうだなんて。
 
 ────それこそ、無責任な話だろう?**
 
                    +’゚:*。
 
 

[支]【人:162】メイド トワ 09/09 02:23
>>155 ブラム
真実を語るおとうさまの瞳から、光が失われていくのをじっと見つめてた。
どんな思いでその記憶に蓋をしていたのかは分からないけど……おとうさまに救われたワタシが返せる言葉は一つ。

「おとうさまが決めた事なら従うわ」

他の人は怒るかもしれないわね。
それに、当人も。

まあ、憎まれ役は慣れてるし、なるようになるでしょ。

執事 ノイシュ が、いきなりやるきをだしたみたいだよ。
村の設定が変更されました。
メイド トワ は、支配人に任命されました。
【人:163】不死者 ブラム 09/09 02:34
「……然るべき時が来たら、私から伝える。
それまでは、変わらずに過ごしてくれ」

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