2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:人
P12/P13/P14/P15/P16 [全16P]
///末///>

[A14]宝涙の娘 ネージュは、>>115 ノイシュ 09/11 01:05
【人:116】執事 ノイシュ 09/11 01:07
>>113 チーフル
チーフルの小さな手が、頭を撫でる。
言葉を口で紡ぐことのできない彼の、彼なりの"言葉"
『頑張ってくれて、ありがとう』と言っているように、聞こえた。

そこまでする価値は、自分にはない筈なのに。
否応なしに、自分を認めてくれる人達の心が寄り添ってくる。

撫でられた頭から、じんわりと身体の芯が温まっていく感覚が広がっていく。

「嫌なんかじゃないさ。……救われたよ。
キミの想い、確かに受け取った。
……ああ、必ず話そう。
オレも、キミに返したい物が沢山できた」

手始めにはにかんでいるチーフルの頭をわしゃわしゃと撫でて「またな」と笑みを浮かべ礼を言っただろう。

こんなものでは全然足りないが。
分けてくれた想いに応えたい。
ただ、純粋にそう思った。

[A15]執事 ノイシュは、宝涙の娘 ネージュの言葉に頷いた。>>115 09/11 01:12
【人:117】哀傷の無声 チーフル 09/11 01:25
>>116ノイシュ
『約束ですよ』

[撫で返されて。その手が温かくて。
良かった。少しだけでも、この人の心の傍にいれたなら。

御礼を言いたいのは僕の方だから。
もしも願いが叶えば。ありがとうを言いたい人がまた増えた。

僕は、笑うノイシュさんへと、最後まで手を振って。
その日の恐いも、なんとか乗り越えておやすみなさいが出来たのだと思う]

[A16]執事 ノイシュは、哀傷の無声 チーフルに、「ああ、約束だ」と頷いた。>>117 09/11 01:31
【人:118】宝涙の娘 ネージュ 09/11 01:50
>>43 ネフェリル

どこかのタイミングで。
一人考え事にふける美しいひとの姿を見たら、ハッとする。
昨日、助けてもらったのに、名乗りもしなかったことを思い出した。(>>31

(礼儀として、そのくらいはしておかなくては)

しばらく遠巻きに声をかけていいものかおろおろとしていたが、最後に意を決し、彼に近づく。

「あの、ネフェリルさま」

彼がこちらを向いてくれたならば、両手をそろえてぺこ、と頭を下げた。

「ご、ごきげんよう……。あの、私……昨日、助けていただいたのに、名乗りもせず……失礼をいたしましたので、せめてごあいさつを、と。

私は、ネージュ、と申します。このような場で、言うのもおかしなことかもしれませんが……改めて……どうぞ、よろしくおねがいいたします……」

そう、最後まで挨拶ができたら、いくぶんかほっとした様子で息を吐いただろう。

【人:119】過去への渇望 レイヴン 09/11 02:19
>>97 チーフル
ノイシュを探しに行く、と言ったチーフルと別れた後に考える。

村と森から出たことがない。だから、外の世界が羨ましい、のだろう。
俺にしてみれば…自分の身が長くおける場所があることが羨ましい。

外から来た俺に対して、明らかに警戒する国もあった。
逆に親切にしてくれる人も居た。そういう国もあった。
…ただ、どちらにせよ『余所者』であることだけは越えられなかった。
プラスもマイナスも異分子であるからこそ向けられた感情で。

「…俺も無いもの強請り、か」

【人:120】エルフ族 ネフェリル 09/11 02:20
>>118ネージュ
会話を聴きながら、それぞれの特徴を掴んでいく。
ふと、視線を上げればおろおろとしている少女。
決めた顔をしてこちらに歩んできた。
前屈みになっていた姿勢を直し、
微笑みながら彼女が来るのを待つ。

「ごきげんよう。
ネージュか、昨日は…大丈夫だったか?
それに昨日のはお礼を言われるようなことでは無い。俺のお節介が出ただけだ。」

「こちらこそよろしく頼む。
皆とは会話出来たかい?」

隣に椅子を持ってきて座るよう促す。
執事が近くにいればネージュが飲みやすいものを頼むだろう。

【人:121】過去への渇望 レイヴン 09/11 02:23
俺はノイシュの姿を探す。

ゲームに参加するならば、やらなければならない事がある。

その背を見つければ、真っ直ぐに指を指して
『お前が消えろ』と念じた。

…何か言うべき、なのだろうか。少し考えてみたが適切な言葉は浮かばない。

念じ終えれば、手を下ろしその場を離れることだろう。

【人:122】宝涙の娘 ネージュ 09/11 02:32
>>120 ネフェリル

ネフェリルは優しく迎えてくれた。
優雅な所作は、子どもの頃に貴族の社交で見かけた紳士のようで、なんとなくなつかしい気持ちになる。

隣に座るように促されれば、「は、はい」と緊張して縮こまりながらも、素直にその言葉に甘えることにした。

「お気遣い、それから、このような席を、ありがとうございます。ええと……チーフルくんと、レイヴンさんに、よくしていただきました。あとは、使用人のみなさまと。まだ、なかなかそのほかのかたとはお話する機会をつかめないでおりますが……」

困り顔で微笑み、用意してもらった果実水に口をつけた。ここに来てから食事のときは水を飲んでいたから、それがとても美味しくて、なつかしくて――両親がいたころを思い出してしまって、つい、ぽろ、と涙をひと粒落としてしまった。

あ、と思ったときには、雫型の水晶はネフェリルの前に転がっていっただろう。

【人:123】エルフ族 ネフェリル 09/11 03:01
>>122ネージュ

「あまり気にすることはない。
ネージュはしっかりしているな。
…いや、しっかりしなくてはいけなくなった…のだろうか。」

年端の子がこんなにもしっかりしているのは大抵裏がある。
エルフ族の子だったら外をはしゃぎ回っている頃だ。

「ネージュは強い子だな。
俺なんぞ話したのは数えるくらいだ。」
指を2.3本と出しては折りたたむ。

「チーフルやレイヴンとはどんな話をしたんだ?」
なるべく、気負わせないように。
しかし、彼女の緊張を緩和させるように
話題のリードをする。
そんな中、彼女の瞳からぽろりと落ちた
形容し難い程綺麗に輝く水晶。

【人:124】エルフ族 ネフェリル 09/11 03:01
それを拾い上げて息を呑む。
それと同時に彼女にある背景をなんとなく察してしまった。
「………苦労、したのだな。」
ネージュの頭を抱き寄せる。
少しでも彼女に安寧が訪れるように、
今だけはゲームの事を忘れて祈った。

【人:125】宝涙の娘 ネージュ 09/11 03:29
>>123 ネフェリル

ネフェリルと話していると、ネージュはまるで幼い子どもに戻ったようだった。
外見は年若く美しい男性なのだが、落ち着いた余裕のある雰囲気は、もっとずっと年を重ねたひとのまとうもののように思える。

「い、いいえ。そんな……私などは、ほんとうにいっぱいいっぱいで……たくさん失礼をしていると、思います。皆さまが、よくしてくださって……ようやく、慣れてまいりました」

ネフェリルは、想像していたよりもずっと聞き上手だった。
チーフルやレイヴンと話したことを聞かれれば……二人にとって支障なさそうなこと、これからの不安や、ゲームについての会話など、そういったことを話しただろう。
ネージュがたどたどしく、時折、変に沈黙をしてしまっても、次の言葉を引き出しやすくするように話題を出してくれて、だんだん肩の力を抜いて話すようになった。

気が緩んだのは、それも原因だったかもしれない。
つい、人前で涙を流してしまったことに焦り、恥じ、ネージュは「あ……」と真っ赤になりながら口元を隠した。

ネフェリルはそれを拾い上げて、驚いた表情をしたように感じた。

【人:126】宝涙の娘 ネージュ 09/11 03:38
>>124 ネフェリル

何と言ったらよいのかすぐに思い浮かばず、小さく震えるしかできなかった。ただその次の涙をこぼさないように何とか我慢しようとしていた。
そんなときに――ネフェリルが優しくネージュの頭を自分の方へ抱き寄せる。

突然のことに驚いて、幸いに涙は止まった。
けれど、嫌ではなかった。男性との距離が近すぎることに戸惑いはしたけれど、先刻の話しぶりから……この人はおそらく、小さい子どもにそうするように、なぐさめてくれようとしただけなのだろうということは、すぐに思い至った。
きっと、親や親戚のように、ネージュを慰めてくれようとしている。そう、こうして優しく包んでくれる感じは……。

「……おとうさま……」

そうしてしばらくネフェリルの厚意に甘えさせてもらい、彼の胸元へ宝石になる前の涙が吸われていった。落ち着いたころ、すん、と鼻をならして離れ、ネージュは改めて赤くなる。

「と、取り乱してしまい……申し訳ありませんでした……。つい、甘えてしまい……。あ、あの、ええと……私……し、し、失礼いたしました……」

だんだん消え入りそうな声になっていき、最終的に真っ赤になりながらその場を離れただろう。

【人:127】宝涙の娘 ネージュ 09/11 03:41
そういえば、と思い至り、水晶玉の方へ歩いていく。それを使えば、自分がその場にいなかった会話でも、確認することができるらしい。
水晶玉を見ようとしたとき、その近くに最初の日に書いたプロフィールシートを見つけた。(>>83
ぱっと目が行ったそれに、願い事は書いていなかった。すぐに自分のシートを見たけれど、それは同様で。それはオリジナルのものではなく、誰かが写したものらしいと筆跡で理解した。

チーフルやレイヴンのものも確認して、彼等らしい書き方に微笑する。
チーフルの嫌いなこと、には少し表情を曇らせたけれど。
他のひとたちのシートも、何か情報や話題になりそうなものはないかと丁寧に確認していたとき、アルジャンのシートで手が止まった。

(まあ……アルジャンさまは、手芸がお好きなのね。そういったお話が、できるかしら……)

これからの会話の端緒にはなるかもしれない。
「雪に覆われた街」というのも、少し親近感がわくような気がした。
ネージュの名前は「雪」から名付けられたから。赤くなると目立ってしまうこの容姿は、あまり好きではなかったけれど。ひらひらと舞い降りる雪や雪の結晶は好きだった。

[A17]宝涙の娘 ネージュは、おやすみなさい** 09/11 03:43
【人:128】エルフ族 ネフェリル 09/11 04:49
>>125>>126ネージュ
「皆がネージュやチーフルを心配しているというのもあるが、それに劣らず対話を出来るのは素晴らしい事だ。」

最初は緊張していたが、話を振っていけば
ぽろぽろと会話が弾んだ。
他の参加者の話を聞いたり
ゲームでの不安な事など
ネージュの言葉で、ネージュの口から聞けた。
それが緊張の緩和に繋がっているのであれば幸いだった。

抱きしめ終わったあと、鼻と頬が赤くなった彼女をみて、くすりと笑みが毀れる。
「なに、自然な事だ。
自然な事に謝ることなどない。
甘えたくなる時があればまた来るといい。」
耳まで真っ赤になり、ショート寸前の彼女の後ろ姿を見送った。

「おとうさま…か。」
この弱いものが搾取される世界をどうにか出来ないのだろうか。と自室に戻ったあと、眠りにつくまで考えるのであった。

[支]【人:129】メイド トワ 09/11 06:52
>>ノイシュ
時間が来るだろう直前の話。
広間でぼうっと座るノイシュを見かけたので、なんとなく隣に座る。

顔を覗き込めば、なんだか顔に覇気が戻ってる。ふーん。ちょっと面白くない。

「……あら、ノイシュ。なんだか元気そうじゃない。
ようやく開き直って"共犯者"を受け入れたのかしら?」

まあ、開き直った人間がこんな清々しい顔をする筈ないのは分かった上で言ってる。

否定されるのは分かってるし、いい事があったなら聞かせなさいよ、という視線を送る。

【人:130】執事 ノイシュ 09/11 06:54
>>129 トワ
沙汰が出るまでの残り僅かの時間。
トワが音もなく隣にやってくるが、一瞥することも無く先程の記憶を呼び起こしていた。

しかし、話しかけられるなら、視線は外を向けながら答えるだろう。

「ああ、お陰様でな。
……開き直ったと言われればそうかもな。
オレは"共犯者"でもいいんだ」

例え自己満足だったとしても、救われて欲しいと願う心に嘘はなかったから。

そこまで言えば、ようやくトワの方に視線を向けるだろう。

「……気付いたんだ。父上の顔を伺ってたあの頃からずっと、ブラム様に救って貰った後も、お前から命令された時も。

ただオレは依存してただけだったんだって。
だからもう、ただ流されるだけの人生を辞めることにした。もう沢山だからな。後悔しない選択をする」

[支]【人:131】メイド トワ 09/11 06:57
>>130 ノイシュ
「……驚いた、本当にどうしちゃったの? ノイシュ」

あんなに不義を嫌ってた責任感の塊みたいな男のノイシュが、不義と罪悪感に飲まれて無くなるどころか、それを受け入れちゃうなんて。

続く言葉に静かに耳を傾ければ、興味無さそうに呟く。

「……そ。
まあ良いんじゃないの。

生きてるって良いわねー」

でも、そんなに簡単に生き方なんて変えられないよ。と心の中でつぶやく。これはノイシュ宛かな、それともワタシ自身?わかんないや。

ノイシュがその後居なくなるまで見届けたら、ワタシも部屋に戻ろうかな。

あーあ、共犯者ともおとうさまともしばらくお別れか。
……ひとりぼっちは、やだなあ……。

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:人
P12/P13/P14/P15/P16 [全16P]
///末///>