2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:人
P1/P2/P3/P4 [全4P]
///末///>

【人:94】宝涙の娘 ネージュ 09/11 23:05
>>83 トワ

意味深にウインクをするトワに、真剣な顔をしてこくりと頷く。

「ありがとうございます、トワ……も、もう一度考えてみます」

【人:96】宝涙の娘 ネージュ 09/11 23:13
>>92 エド

「あ、ありがとう、ございます……ご、ごめんなさ……今は、あの……赤いのが、恥ずかしいので……」

頬を手で包み、できるだけ見られませんように、ときゅっと目をつぶった。
エドはどうやら、色んな手段で検証をしてみるタイプらしいことはわかった。けれどひとつ、ネージュにはどうしても気になっていることがあり。

「……あ、あの、もし失礼な質問でしたら、ごめんなさい。あなたは……男性、のかた、ですか?それとも……女性?」

声やスタイルは女性のように思えるけれど、その話し方は男性のようで……どう、認識したらよいのかと、おずおずと直接尋ねてみた。

【人:100】宝涙の娘 ネージュ 09/11 23:22
>>97 アルジャン

アルジャンの意見を聞いて、「なるほど……」と小さく頷いた。

「願いごとが、ぶつからない……そのような視点も、あるのですね。少し視野が、広がるような……気がいたします……」

唇に手を当てて、しばし沈黙する。

【人:104】宝涙の娘 ネージュ 09/11 23:27
ぽつ、ぽつ、と自分が思っていることを思いついた通りに話し始める。

「私が、思うに……ええと……
レイヴンさん、は吸血鬼ではない、かと……。
『ゲーム』の説明があったとき、から……あの……トワに、ヒントを、聞いてみたり……ご自分に、心当たりのあるかたなら……そのような、危険なことを……昨日の段階では、なさらないのでは……

ですから、まず、レイヴンさんは、今日は追放すべきではない、かと」

【人:109】宝涙の娘 ネージュ 09/11 23:46
「改めてチーフルくんは……あの、私とおなじだな、と思っていて……。こうして突然始まったことに、一緒に戸惑って、一緒にこわくて……ノイシュがいなくなるのも、さびしく感じたのも、一緒で……だから……おなじ立場なのではないかしら、と思うのです。

ですから……やはりチーフルくんは、追放すべきではない、と。
何より……小さなからだで、がんばっているので……真っ先に、ひとり、ここから弾かれてしまうなんて、そんなの、かわいそうですもの」

最後の一言は、今日ここからいなくなるひとに対して、不誠実な言葉だったけれど。言わずにはいられなかった。

【人:111】宝涙の娘 ネージュ 09/11 23:49
「……ええと……あとは、そうですね……ネフェリルさまからは、貴族の男性のような……余裕を感じます。
今日、一番最後に……広間に、いらしたのですよね。もしも、あの方が吸血鬼なのだとしたら……今日は、『ゲーム』の大事な一日目ですから、もっとあわててしまってもおかしくない、ような……。
そ、それに、先日は……あ、私のせいなのですが……アルバ様と対峙することにもなって……えと……だからつまり、味方なのかな、と、期待を」

そう言ってから、少し目を泳がせる。

「……昨日お世話になったので、いなくなってほしくない……と、いうのが……私の、正直な気持ち、なのですが……」

小さな小さな声で、そう言った。
チーフルと別に、偶然によってネージュの秘密を知って、それを父のように包んでくれたひとだから。

そう思ったとき、ハッと気がつく。

(そういえば、水晶玉……広間のことが記録されるのなら、昨日の、ことも……)

さっと青くなったあとで、カッと赤くなる。
自分の涙の秘密はもちろんだけれど、ネフェリルに縋って泣いていたことも、記録されてしまっているかもしれない。

【人:120】宝涙の娘 ネージュ 09/12 00:19
「あ…………」

もじもじと、そわそわと、指を動かす。隠さなくては、と思っていたけれど。ネージュは、もう既にここで、泣いてしまったのだ。
そう、そもそも……水晶玉に記録されていなくても、あの場面を見た人もいるかもしれない。

(中途半端に知られてしまうより……ちゃんと、自分の口から、説明した方が、いいのかも……ここの方たちはきっと……私のことを知っても、ひどいことは、しないのでは)

まだ、全員と深く話したわけではないけれど。自分のことばかりのネージュよりも、ここには人のことを考えている優しい人が多い。
ネージュは、きゅっと目をつぶってから、意を決して――しかし、ぽつりぽつりと、小さな声で吐露を始める。

「そ、その……もしかしたら……既に、ご覧になったかたも、いらっしゃるかもしれないのですが……。わ、わ私は、あの……特殊な、体質、で……その……涙が、水晶になってしまい、ます。
な、なので……色々あって……私の願いは、それに関すること、でした。えと……もし、ご覧になったら、驚かれるかもと、思って……ご説明を……す、すみません。私事を」

血もそうなのだということは、どうしても怖くて言えなかった。

【人:131】宝涙の娘 ネージュ 09/12 00:37
「は、話を、戻します。今日、ここから出て行ってもらう方……ですよね。ええと、ええと……

……私、今までに挙げた三名の方が、吸血鬼らしくない……と、いうところまでは、考えられたのですけれど……それ以上、今日、お話した三人の方……レナート、アルジャンさま、エド?さま……の、吸血鬼でなさそうなところ、を考えるまでに、至らず。
それで、あの……アルジャンさまは、ご発言も、わかりやすく……それと、助けていただいたので……いなくなってほしくないのです。

それで……なので……あの、不誠実かもしれないのですが。レナートか、エドさまか……く、くじ引きを、させていただきたいと……。ごめんなさい、どうしても、しぼりきることができなくて……」

どんどん身を縮こませて、声も小さくなっていく。

「ティキさまのご決定に合わせる、という選択肢も、考えております、が。私が……「吸血鬼らしくない」、と思った方を、ご指名された場合……それは……あの……つ、つらい、ので。ご決定の、内容次第……で、と……あ、あああの、ごめんなさい。自分勝手、ですよね」

【人:133】宝涙の娘 ネージュ 09/12 00:40
トワに頼んで、紙とペンをもらったら、それをぴっと半分に切って、それぞれの中央に

1『エドさま』
2『レナート』

と、小さく細い字で書く。それを小さく小さく折りたたんで、両手の中に入れてよく振って混ぜた。テーブルの上にそれを落とし、どきどきしながら、片方の紙を開ける。

1(2)

【人:135】宝涙の娘 ネージュ 09/12 00:47
「……あ……」

自分で書いた字なのに、どきんとする。
これが、今日のネージュの選んだ結果だ。

「あ、あの……わ、私は……今日は、【エドさま】、に……指をさします……

ただもし、【ティキさまが、レナートを指名すると言うのを、私が寝るまでに聞いた場合は、それに合わせます】。

ちゅ、中途半端になってしまって、ごめんなさい……」

【人:137】宝涙の娘 ネージュ 09/12 00:55
>>トワ

落ち着いたころに。
なんだか、ちゃんと落ち着いて話せないうちに、用件だけ頼んでしまってばかりで……。
ネージュはそろそろと、トワの方に近づいた。

「と、トワ」

どきどきしながら話しかける。トワが返事をしてくれたら、そわそわと指を交差させながら……遠慮がちに、言葉を続ける。

「あ、あのね……トワの手を、握ってみても……いいかしら」

それは、昨日から気になっていたことだった。
トワは幽霊だと言うけれど、そうであるなら……その手は、ちゃんと握れるのかしらと、もしかしたら冷たくて寒いのではないのかしらと、そう思ったのだ。

【人:144】宝涙の娘 ネージュ 09/12 01:10
>>136 ティキ

ティキの言葉を聞いて、ネージュは内心ほっとした。
くじ引きの結果ではあるけれど、ティキと結論が同じであるのならば……結果的にはよかったのかもしれない、なんて勝手に安心してしまった。

【人:151】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:15
>>145 トワ

差し出された両手に、ネージュはそろ……と自分の手を置いた。
とても、冷たかった。
思わず手がピクッとなってしまったけれど。ネージュはそのまま、そうっとトワの手を握った。
トワの手が握り返してくれて――体の温度こそ低いけれど、ネージュはやわらかな気持ちで胸が満たされるのを感じた。

数秒程度でトワの手がすうっとネージュから抜ける。
残された自分の手を祈るように組み合わせ、心配そうにこちらに視線を送るトワに微笑みで返した。

「ありがとう、トワ。あのね……私、今まで、おばけが怖くて……幽霊もそれと同じように考えていたの。でも……今、トワに触れてみて、全然、怖くなかった。……今まで、全部いっしょにして、こわがってしまって……申し訳ない気持ち。

思っていたよりも冷たい手だったから、びっくりはしたけれど。
トワは、寒くないかしら。私、顔は熱くなっても、指はそんなに暖かくならないから、触ってもさほど、意味はないかもしれないけれど……。もし、暖をとりたくなったら……言ってくれたら、うれしいわ」

言葉がただぽろぽろとこぼれて、あまり上手にまとまらなかったけど。気持ちが伝われば、と思って、目を細めた

【人:154】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:25
>>ネフェリル

眠ってしまったチーフルが、アルジャンに運ばれていくのを見届けて。
人も少なになった広間で、ネフェリルを見つけた。
昨日、子どものように泣いて甘えてしまったことを思い出し、また顔は熱くなったけれど。
貴族男性のような所作と、ネージュを小さな子どものように扱ってくれるネフェリルは、今日も、優しかった父を想起させる。
今日、新たに加えられた彼のプロフィールを見て、「180歳」とあったのにはびっくりしたけれど。見目は若い男性であっても、老成した余裕を感じるのは、その生きた歳月によるものなのだろう。

甘えたくなったら来てもいい、とネフェリルが言っていたことを思い出して、おずおずと彼に近づいた。

「ネフェリルさま。昨日もまた、お世話になりました。あの……寝る前に、一言お話がしたくて、お声がけを。
何も聞かず、ただ受け入れてくれて……ありがとうございました。お恥ずかしいところをお見せいたしましたが……気持ちが、とても軽くなりました」

[A29]宝涙の娘 ネージュは、「お、お時間のあるときで、だいじょうぶですので」 09/12 02:27
【人:158】宝涙の娘 ネージュ 09/12 02:48
>>155 ネフェリル

椅子を促されたら、「はい」と微笑んで素直に座った。
「幼い」という言葉に、すこし照れてふふ、と笑う。

「そのように扱ってもらうのは、久しぶりのように思います。
亡くなった父は……いつまでも私のことを小さい子どものように可愛がってくれたのですが……。
やさしい人でしたが……商売ごとには向いていなかったのでしょう」

父のことを思い出しても、もう涙は浮かばなかった。昨日たくさん泣いて……今、ネフェリルと話していると落ち着いたから。

「……ネフェリルさまとお話すると、安心いたします。あの、もし、よろしければ……明日お時間のあるときに、チーフルくんとも、お話をしてあげていただけませんか。

あ、もう既にお話なさっていたのなら、余計なことなのですけれど──きっと、チーフルくんも、ネフェリルさまとお話したら不安な気持ちが落ち着くのでは、と。
私は……こわがりで……人見知りで……全然、たよりにならない……おねえさん、なので」

ひとのことを勝手に頼むなんて、図々しいことだけれど……膝の上で、手をそわそわと動かしながら、そうお願いした。

【人:163】宝涙の娘 ネージュ 09/12 03:24
>>157 トワ

トワは不思議そうにネージュを見ていた。
ネージュはだんだん不安になる。

(こわくないのはいいことだと、思っていたけれど……トワにとっては、こわがられたほうがいいのかしら)

そうだとしたらだいぶ明後日なことを伝えていたことになる。
それから自分を大切に……と、言われて、今度はネージュがこて、と首を傾げる。

「自分を……?」

自分の体温をわけることが、トワの助けにはならないのなら、トワにとっては意味の無い提案だったけれど。ネージュは自分を大切に、と言われた意味はのみこめなかった。

(私、自分を大切に……していないのかしら。今は、家からは解放されているのに)

順番に考えてみる。自分の意志なく、搾り取られるのがこわかった。だから助けて欲しかった。
ここでは搾り取られることがなくて。昨日、ノイシュに自分の意志で「あげる」ことが出来て、それを喜んでもらって嬉しかった。

【人:165】宝涙の娘 ネージュ 09/12 03:44
>>159 トワ

(……無理やり取り上げられたら哀しいのに、自分であげるのは、うれしい。自由……私の……)

なんだか、手の届きそうなような、まだ遠いような……悩んでいるうち、トワに顔を見せるよう言われてハッと顔を上げた。

すると、トワが手を向けた先の照明がばちばちと点灯し、不自然に大きな音が鳴る。

「ぴゃっ」

反射的に猫のように飛び上がって、腕をあげて顔を隠した。
震えていたら、トワはすぐに止めてくれたけれど、なぜ突然そんなことをされたのか理解が追いつかずに涙目でトワを見た。

トワは、自分たちは違いすぎるのだと言って──「幽霊らしく」ネージュに語りかける。

「いっ──しょに……」

それはつまり、ネージュも幽霊になってと、そういうことだろうか。
向こう側に連れていかれるのが怖くてお化けに怯えていたネージュは──すぐにふるふると首を振って、トワの問いかけを否定した。

[A31]宝涙の娘 ネージュは、エルフ族 ネフェリルと話しているうちにうとうとしてきた 09/12 03:44
[A32]宝涙の娘 ネージュは、エルフ族 ネフェリルの事情は、眠くなる前に聞いた…! 09/12 03:45
情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:人
P1/P2/P3/P4 [全4P]
///末///>