2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:人
P1/P2/P3/P4/P5 [全25P]
<//頭////

エルフ族 ネフェリル は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
狂信の渦 アルバ は 5にんからうしろゆびさされたみたい。

狂信の渦 アルバ は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。

あれれ、いやがらせがなかったみたい。
もんだいかいけつ!…したっぽいよ?
わあ、雨があがったよ。てるてる坊主ありがとう。虹がとってもきれいだね!
【人:0】哀傷の無声 チーフル 09/14 12:39
[自分の身体が変わってしまっている事に気がついたのは、ついさっき。
熱いような。気怠いような。
これまでの僕とは、変わってしまっていたんだ。

夜に。襲われて。血を食べられて。変えられてしまった。
皆とは違う、別の生き物に]

『やっぱり。
そうなんですね』

[支]【人:1】メイド トワ 09/14 12:53
魔法は解けて、別室と広間を繋ぐ扉も開放された。

ノイシュ達がやって来たのを見て『ゲーム』が終わったのを確認すれば、勝者を発表する。

「『ゲーム』の結果は……【吸血鬼アルジャンの勝ちね】
アルジャン並びに、ネフェリル。そして協力者となったレイヴン、チーフル君は願いを叶える権利を勝ち得たわ。

ネージュ、ティキ、エド、レナートは追っておとうさまから沙汰が渡されるから、おとうさまが来るまで待っていて」

誰が血を啜られたかまで、きちんと教えてあげた。
彼らが人ではなくなった、とは決して言わないけれど、明確な溝は出来ていて。
それを受けた彼女はどう思うのだろう、少しだけ不安気に白い髪の少女へと視線を送った。

【人:2】宝涙の娘 ネージュ 09/14 13:09
>>1 トワ

目を閉じ、祈る。

(私も、チーフルくんも、ネフェリルさまも、レイヴンさんも──いっしょにおねがいごとが、叶いますように……)

扉が開く音がして──ノイシュの顔が見えた。
思わず、ほろ、と微笑したけれど……トワの声に、全身が固まった。

「──え……?」

『吸血鬼はアルジャン、ネフェリル、協力者はレイヴン、チーフル』

「え……あ……えっ……そん……」

衝撃を受けて、隣のチーフルを見て──2歩、3歩と後ろに下がった。
涙がぽろぽろと零れて、床にころころ落ちていく。
向こうにいるネフェリルも、こちらに戻ってきたレイヴンも見て、ネージュはぽろぽろと水晶を落とし続けた。

【人:3】宝涙の娘 ネージュ 09/14 13:09
わかっている。
だれもわるくないって、わかっている。

けれど、ただ──哀しかった。
一緒じゃなくて。信じたことが本当じゃなくて。

【人:4】狂信の渦 アルバ 09/14 14:18
>>3 ネージュ


「……悲しいですか」

僕は宝石をひろいあげる。ゲームだから、仕方の無いことだけど。このくらいの歳の少女には答えるだろうと思って声をかけた。

【人:5】宝涙の娘 ネージュ 09/14 14:30
>>4 アルバ

アルバが床に落ちたネージュの涙を拾う。
観測者、自分達をその布の向こうからずっと見ていた人。

ネージュは、その問いに首を振りたかった。けれど哀しかったのは本当だから、否定できなくて……ただ小さく震えて口もとを覆った。

「あ……わ、私……私……」

アルジャン、ネフェリル、レイヴン、そしてチーフル。
彼らと自分との間に、はっきりと線が引かれてしまったような、そんな気がして。
彼らの方に光が差すのは良いことで、自分もそれを願ったはずなのに。
たくさんのものをもらったのだから、「おめでとうございます」、と言ってあげられたらよかったのに。

「――私……ああ……ごめんなさい……」

目からこぼれる水晶が、からんころんと床に落ちるばかりだった。

【人:6】狂信の渦 アルバ 09/14 14:43
>>5 ネージュ

「……」

小さく嘆息。これが、ブラムが見たかった世界なのかなあ。
きっとネージュの涙を拭う役目は僕じゃない。そんなことしたらまたネフェリルか、そこら辺の男共がすっ飛んできそうだし。

「アナタの涙には価値があるのです。例えアナタがそれを厭うとしても。価値は力。使い方次第では、アナタのそれは強力な武器となるでしょう。喪う前になるだけ持っておくことをおすすめしますよ」

僕はそう言って、拾った宝石をネージュに握らせる。ぎゅっと握れば角がチクリと刺さる、彼女の痛みの証。
近づいたついでに、耳元で囁く。

「『君の痛みが、軽くなりますように』。安心して、今回はただの親切心さ」

ほんの少しだけ、弱い言霊をのせてみる。気休めの、そのまた気休め程度にはなるんじゃないかな。

【人:7】宝涙の娘 ネージュ 09/14 14:53
>>ノイシュ

どうしたらいいのか、わからなかった。
チーフルは、ネフェリルは、レイヴンは、いつから「向こう側」だったのだろう。

「う……」

話したいのに、体が動かなくて、涙はこぼれるばかりで。
ネージュは、

「……ノ、ノイシュ……」

消え入りそうな小さな声で、一番最初に指をさした人の名前を呼んだ。

再会するときは、笑って会えたらと思っていたのに。
涙を抑えられないまま、その名前を呼んだ。

【人:8】宝涙の娘 ネージュ 09/14 15:02
>>6 アルバ

アルバに近づかれたときに、びくりと身をすくませた。
しかし、アルバがネージュに「涙」を握らせようとすれば、小さく震えながら、彼の動作にしたがってそれをそっと握る。

「ぶ、武器……?」

けがをしたときのおまじないのような、ネージュをいたわる祈りの言葉は――怖くなかった。

「あ……」

それに返事ができるほど、まだ感情が整理できていなかったけど。

【人:9】執事 ノイシュ 09/14 15:05
>>7 ネージュ
どうか、『ゲーム』の結果が彼女にとって幸いでありますようにと願ったが、それは残酷なまでに彼女を打ちのめしていた。
絶望の色が瞳を真っ黒に塗りつぶし、押し出されて零れた希望がきらきらと床を彩っていく。

その姿を目にし、そして紡がれた自分の名前を聞いた瞬間、弾かれるようにネージュの元に駆けて、その華奢な肩に優しく両の手を沿える。

「ネージュ様!
お気を確かに……!!
心中、お察しいたします。ですが──」

──どうか挫けないでください、と先日紡いだ言葉が出てきそうになり、口を結ぶ。
結果としてその言葉は彼女にとって呪いになってしまっていたかもしれないと、そう気付いてしまい、数瞬言葉に詰まる。

「……お疲れさまでした、ネージュ様。本当に……貴方は立派でした」

再会した時に伝える筈だった言葉を紡いで、ネージュが落ち着くまで傍にいただろう。

[A0]狂信の渦 アルバは、宝涙の娘 ネージュに微笑み、去っていった。 09/14 15:15
【人:10】過去への渇望 レイヴン 09/14 15:24
>>ネージュ
「ネージュ」

どう声をかけたものか。
ゲームが終わり全てが明らかにされた。俺が何かに作り替えられたことも、全部。

謝れば良いのだろうか?慰めればいいのだろうか?
わからない。

「…怖いか?」

【人:11】宝涙の娘 ネージュ 09/14 16:26
>>10 レイヴン
ノイシュがこちらへ駆けてくる前。

レイヴンに名前を呼ばれると、びくりとして怯えたように彼を見てしまった。

「きゃ……」

レイヴンは元々同じ立場で。血を吸われてしまったひとで。
誰も悪くないのに。それはわかっているのに。

こわいか、と問われれば──ネージュは涙を落としながら、震えながら、ちいさく首を振った。

「あ、わ、わ、私、わたし……私が──」

受け入れられないだけ。けれど、その一言はいえなくて……レイヴンから逃げるようにじりじりと後ろへ下がってしまった。

【人:12】宝涙の娘 ネージュ 09/14 16:27
>>9 ノイシュ

つい、助けを求めるように名前をつぶやいたその人は、こちらへ駆けてきてくれた。
彼に会いたかったのは自分だけではないのに、それが嬉しくて、安心して、情けなかった。

「──あ」

肩に安心する重みが乗って。
このひとは屋敷の人で、同じ立場ではなかったけれど。ネージュの作ったものを喜んでくれたひとで。
ひとつずつ、思い出す。

お疲れ様でした、という労いの言葉に──ネージュはゆっくり息を吸って、吐いた。
ぽろぽろと流れ落ちていた涙が、ゆっくりになり、止まる。

「……ノイシュ、ごめんなさい……また会うときは、笑って、会いたかったのに──」

ノイシュは大きいから、視界は彼の身体でいっぱいになる。
ネージュは落ち着くまで、身を縮こませて隠させてもらっただろう

【人:13】過去への渇望 レイヴン 09/14 17:02
>>11 ネージュ
「そうか」

首を振るネージュに短く答える。

自分では何かが変わったとは思えないが、気持ちの問題なのだろう。
それとも、外側からみれば何か明確に変わっているのだろうか。

どちらにせよ、よくあることだ。
共通項を見つけて群れを成し、異端を弾く。

ネージュの中では受け入れられない何かに変化した。それだけの話だ。

「別にどうこうするつもりはない」

自分から距離を取るネージュの姿をただ、見ていた。

【人:14】追憶の片割れ エド 09/14 17:49
「あーららー。軽く捻られたね」
エドは口を尖らせる。

まあいいさ。奇跡になんて元から期待していない。

「願いがこの場で叶わないなら叶うまで旅を続けるまでさ。ボクは絶対に諦めないよ…」

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
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