2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:15】見習い執事 レナート 09/14 17:54
「あ? 終わったのか」

満腹になってぐっすりと眠っていた。広間に顔を出せば、トワの結果発表の声が響く。思ったよりも勝利を勝ち取った人数が多いことに驚いた。

「ふうん……つまんねー結果になっちまったな」

願いも叶うか分からなければ、身体に変化が起こったということもない。
まぁそんなものか。都合良く生きやすくなることなんてないんだろう。今までも、これからも。

[A1]見習い執事 レナートは、宝涙の娘 ネージュのカップにお茶を注いだ。 09/14 18:07★
【人:102】見習い執事 レナート 09/16 00:40
>>66 トワ
「ああ、トワか。いやー悪かったな?」
そんなに悪いとも思っていないが言葉だけは吐いておく。

果たして自分はゲームに対して頑張れていただろうかと思うものの、よくわからない。一つの物事に執着しきれないのが自分だ。命がかかっていなければ。

「そうだな、美味いもん食って満足したし、ここらで出て行こうかと思ってるよ」

くつくつと笑う。
ここにいても、自分が満たされることがないのなら。移ってみるのも良いのだろう。

【人:121】見習い執事 レナート 09/16 14:35
>>108 レナート
「なんだ、ずっと俺がここにいると思ってたのか?」
きょとんとしている様子のトワにこちらも少し驚いた。

「理由なんてねーよ」

元々一つの場所に留まるようなタイプでもない。そこまでその場所に情を抱くこともできない。

新しい場所を探して、求めて、そこでなら自分の生き甲斐が見つかるかと少しの期待をする。それが毎度外れるものだから、疲れたのも事実だが。

【人:142】見習い執事 レナート 09/16 18:21
>>128 >>129 >>130 トワ
どこか怒っているようにも見えるトワの様子に、また首を傾げる。
3日坊主。その単語は色んな意味で正しく、自分自身を表すのにぴったりであるようにも感じた。でもそれくらい、きっとトワは今までの自分を見ていればわかっただろうに。

何を今更そんなに──と、思うと同時に、自身を冷たい冷気が包んだ。
こいつ、こんなに冷たかったか、と時間差で気づく。
思えば、この屋敷に来て共に過ごす時間はあれど、トワに触れたことはなかった。触れられたことも。自分に手が伸びることはあっても、直前で引っ込められていたことを思い返す。

憎まれ口を叩く小さな唇も冷たいのだろうか、なんて思考が頭に浮かんで────

「うおっ」
すんでのところで急に引力が消えて、咄嗟に体勢を崩した。

【人:143】見習い執事 レナート 09/16 18:22

「ひでーこと言うな」

どこまでも素直じゃないトワの物言いに薄く笑い、その場を去ろうとするトワの腕を掴み、引き寄せた。

今度は逃げるなよ、なんて考えながらトワの額に口づけをする。
浮かんだり透明になったり、なんてことがなければ、「つめた」と溢すだろう。


「死なねーよ。お前もずっとここにいるんだろ? 
また会いに来てやるから、拗ねんな」

掴んでいた手を離せば、にや、と笑った。

【人:147】見習い執事 レナート 09/16 19:28
>>145 >>146 トワ
走り去っていったトワの後ろ姿を眺めて、くつくつと笑う。
これまで何度も誰かとの別れというものは体験してきたけれど、こんなに笑って別れたのは初めてだった。

「……もしかして、こういうやつか?」
独りごちる。

他の人間が他者に対して感じるのと同じ感情を今、自分も味わっているのかもしれないと考える。まぁ、気のせいかもしれないし、相手は幽霊だという点では歪かもしれないが。
少なくとも、悪い気分ではない。

鼻歌混じりにトワに背を向け、アルジャンにも声をかけていくかとその姿を探すことだろう。

【人:148】見習い執事 レナート 09/16 19:48
>>アルジャン
「よお、嘘吐き」

アルジャンの姿を視認すれば、軽く手を振って歩み寄る。

「お疲れさん。にしても、お前も変わり者だよな。勝ったのに全部叶えてもらわない、なんてよ」

やはり自分とアルジャンは正反対なのかもしれない、と思う。
自分なら、生きるための手段は問わない。願いを叶えてもらえる権利を有していたならば、きっと全てを叶えてもらっていた。
しかし彼がそうしなかったのはプライドと、屋敷の主人に向ける強い感情故か。そこまでの気持ちを抱けるアルジャンは、人間ではないらしいが、自分からしてみれば充分人間らしく見えた。

「お前はまだ、死ななそうだな」
最初に会った時の会話を思い出してそう言い、笑う。

【人:161】見習い執事 レナート 09/16 20:49
>>153 アルジャン
「別室? ああ、すげー快適だったぞ、美味いもん食いながら頭悩ませてるお前ら見るの」
くつくつと笑う。

「ふうん。ま、良いんじゃね? お前満足したら死んじまうかもしれないんだろ」

どこかすっきりしたような、楽しんでいるようにも見えるアルジャンの表情に笑った。
自分が彼の気持ちを正確に理解出来る日が来るかはわからないが、生きているならいい、と思う。自分の身の上を打ち明けた人間が0になってしまうのは味気ないように感じられるからだろうか。

「ああ、俺も暫く死ぬ予定はねーよ。機会があったらまた会おうぜ。今度は海を渡ろうと思っててな」

【人:162】見習い執事 レナート 09/16 20:52
>>154 ネージュ
「ああ、お前か」
そろそろ屋敷を出ようとしていた頃だろうか。声をかけられ振り向けば、いつもびくびくとしていたネージュが、いくらか落ち着いた様子で話しかけていた。

と、話される内容に「あ?」と眉を寄せる。

「いや、俺はもう出てくからそういう挨拶とかいらねーぞ。売っ払って金にしても良いなら貰うけど」

じろじろとハンカチを見る。
「趣味って言うだけあるな」と溢した。

【人:178】見習い執事 レナート 09/16 22:26
>>165 ネージュ
驚くネージュを見て、案の定知らなかったのかと納得する。

「ふうん。おおらかな心、ねぇ」

誰かから何かを貰うというのは初めての経験ではないが、メッセージ性を持って貰ったものは初めてかもしれない。覚えていないだけかもしれないが。

「そんなにちゃんと話なんて聞いてねーよ」

自分が何かをしたわけでもないのにお礼を言われるのは違和感だったが、貰えるものは貰っておく。そういう性分だ。

「じゃあな。……あ、トワが消えないように見といてくれよ」

ハンカチを受け取って去ろうとして、思い出したように告げてからその場を後にしただろう。

【人:179】見習い執事 レナート 09/16 22:38
>>173 >>174 >>175 アルジャン
どこか自分を見守るようにも見える視線は、ゲームが終わった今も不快ではなかった。
彼との対話はいつも染み込んでいくようにすっと入ってくる。

「ああ、俺が面白いと感じるもんがあるかはわかんねーけどな」

わざわざ他人に話したくなる程のものは見つかるのだろうか。わからないけど。見つかれば良いと思う。空虚でなくなるように。

【人:180】見習い執事 レナート 09/16 22:39
ふと、『脆い』という単語を聞いて「ああ」と何か思いついたように声を漏らす。


「もし俺が面白い話が出来たら──俺のこと噛んでくれよ」

「その方が俺は長生きできるし、お前もそれまで死ねないな」


アルジャンの考えていることなど露知らず、にや、と悪戯っぽく笑った。

【人:204】見習い執事 レナート 09/17 00:24
>>195 アルジャン
予想外に笑うアルジャンを見て拍子抜けするも、悪い気分じゃない。

「ふっ、成立だな。
良いさ、痛いのには慣れてるし。どうせやるなら、忘れられないくらいのやつで頼むわ」

人間じゃなくなるなら、それくらいのが丁度良いだろ。

相も変わらず楽しむように笑って返す。
アルジャンの肩をぽんと優しく叩き、「じゃ、またな」と告げてから、その場を後にしただろう。

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