2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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視点:
P1/P2/P3/P4/P5 [全6P]
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【独:-273】欠落する心 ティキ 09/14 19:18
ティキそのうち無敵になるから屋敷に住ましてくれ出立した翌日辺りからもう帰る家も覚えてねんだわ

【独:-278】欠落する心 ティキ 09/14 19:19
居心地よくて…

【人:29】欠落する心 ティキ 09/14 23:15
ティキは、トワの宣言でゲームの終わりを知った。

「…終わったのね。おめでとう、アルジャン。ネフェリルはあとでお話があるわ。大丈夫怒ってない怒ってない。」

軽口を叩く余裕があるわけではない。恐らくは危機感を失ったのだろう。

「不思議な感覚ね。悔しい感じはあるけれど、どうも慌てる気持ちにはなれないわ。本来由々しい状況なのだろうけれど。」

嘆息する。

【独:-331】欠落する心 ティキ 09/14 23:17
っべ、挟まった

【独:-333】欠落する心 ティキ 09/14 23:19
RPも人狼も強いのすげえな…

【独:-350】欠落する心 ティキ 09/14 23:52
日曜の朝までエピなのすげえな

【独:-360】欠落する心 ティキ 09/15 00:45
なにこれバカかっこいいすげえ

【独:-411】欠落する心 ティキ 09/15 10:33
ティキ(19歳)

ティキ・ハニーウォーター・ドルゲングランツは共和国に生まれた。ドルゲングランツ家は共和国内でも比較的名のある家系で、当主のアリーナ・ドルゲングランツはティキの母親であった。父親のソウイチロウ・ドルゲングランツは東の果てにあるという暁の国から流れてきた戦士であり、お転婆盛りに野遊びへ出ていた若きアリーナを野党から助け出したことによりアリーナに見初められドルゲングランツに婿入りした。尚、ハニーウォーターはソウイチロウの家名の
『埴原』を共和国読みに直したものである。
ティキは生まれながらにして泣かない赤子であった。産声は笑い声に似ており、産婆は「泣かない赤子は初めてだったが、人好きのする良い笑顔だった」と語っている。
ソウイチロウは愛娘に、自分の国の言葉で『知己』と名付けた。「自分の心を誰よりもわかってくれる親しい友」という意味の言葉である。これを共和国読みにしたものがティキであった。

【独:-412】欠落する心 ティキ 09/15 10:34
年頃に成長したティキの長く艶のある美しい黒髪は人々の目を引き、縁談も多く持ちかけられるようになっていた。
そんな頃、ソウイチロウが流行り病に倒れ、精神的に弱っていたアリーナがそれに付け込まれドルゲングランツは財政的に苦境に立たされた。
ドルゲングランツを追い込んだのは悪い噂の絶えないデロイド商会だった。デロイド商会長はドルゲングランツの借金を肩代わりする代わりにティキを息子の嫁になるよう要求してきた。その借金もデロイドの仕組んだものなのは明確であったがティキはアリーナに「私が家を救えるのならそんな幸せなことはありません」と進言し、ドルゲングランツを出ることにした。ティキはソウイチロウの死の時も家を出る時も涙を流すことはなかった。

【独:-413】欠落する心 ティキ 09/15 10:35
無理で強引な条件を出したデロイドにより、婚姻前にも関わらず、ティキはデロイドに身を寄せることになった。
デロイドの息子はティキに迫ったが、「婚姻前にそのようなことがあれば私は死にます」と唯一の嫁入り道具であるソウイチロウの形見の短刀をちらつかせ、その身を守った。
ある朝目を覚まし鏡の前に立ったティキは驚いた。艶やかな黒髪は見る影もなくくすみ、よくある赤髪へと変化していたのである。
その事に腹を立てたデロイドは、その日のうちにティキを共和国から遠く離れた森に打ち捨ててある古びた屋敷に幽閉した。
純粋にティキを愛していたらしい息子に恨まれたデロイドがティキが部屋に残してきた短剣で刺殺されたことにより商会が解体したのはまた別の話である。

【独:-414】欠落する心 ティキ 09/15 10:35
森の屋敷の生活は割と快適であった。
というのも、ティキは眠らされたままここ放り込まれ、目を覚ました時にはデロイドや実家の記憶を殆ど失っていたのである。
なぜ自分がここにいるのかもわからなかったが、家があり最低限の家具が揃っている環境であれば、ティキは生活ができた。お転婆娘だったアリーナとよく野遊びに出ては植物や動物の知識を蓄えていたからである。
母の名前も覚えていないティキではあったが、悲しみの心は失われており、思い出の中の幸福にティキの全てがあった。

この屋敷を知るものはデロイドのみであったため、デロイド亡き今、ティキがここにいることは誰も知らない。
ある時、昨日まで出来ていたことが出来なくなっていることに気付いたティキは日記をつけることにした。そうしていれば少なくともこの時点までは遡ることが出来るから。
何日かして日記をつけることすら忘れてしまうのだが、流石にそこまでは気が回らなかった。

【独:-415】欠落する心 ティキ 09/15 10:35
森から出る時も稀にある。肉や野草を売るためである。
森の近くに名も無き小さな村があり、そこの住人はティキにとても良くしてくれた。生活必需品はそこに来る行商人から手に入れていた。
そうして数年を暮らすうち、ある時、願いを叶えてくれる不死者の噂を聞いた。どんな願いでもたちどころに叶えてくれるという。
このまま行けば自分は何もかもわからなくなり、何も出来なくなる。今朝は昨日まで出来ていた「背伸びをして出窓を開けること」が出来なくなっていた。

ティキは思い立ち、噂の元へ向かう決意をした。
住み慣れた森の屋敷を出て、村の住人にしばらく留守にすると告げ、街道を進む。
最初に立ち寄った町の宿で目を覚ました時に、屋敷の場所も村の記憶も失ってしまった。

微かな光を頼りにティキは不死者の屋敷を目指す。

【独:-416】欠落する心 ティキ 09/15 10:36
なっっっが()
書いてたら思ったより長くなったごめん。

【独:-424】欠落する心 ティキ 09/15 10:55
>>-420 ターシィさん
生きてる…かなあ。多分生きてる。バカほど打ちひしがれてるとは思うけども。今気づいたけどお母さんかわいそう過ぎん?

【独:-425】欠落する心 ティキ 09/15 10:56
いいとこの子だから踊りが得意だったのかもしれんね…

【独:-428】欠落する心 ティキ 09/15 11:33
>>-496 ターシィさん
トワの事情知ったらここから離れないよティキ…知らんでも普通に居る多分この子
記憶戻ることあれば実家に挨拶行くか…生きてるよってくらいは伝えに行こう。家は復興してるとは思う
一人っ子だからお家騒動はあるかもしれんけどなんとかなるだろ
無限に踊ろうね…

【独:-451】欠落する心 ティキ 09/15 15:45
時空は歪ませるもの

【独:-481】欠落する心 ティキ 09/15 20:16
>>-432 りちゃそさん
確かに…普通の人間ならそうだよね…
魔物とか不死者とか呪いとか普通にある世界だから、ティキみたいなのがゆくゆく死なない傷つかないモンスターみたいになってくのかなって……
やべ、バッドエンドまっしぐらじゃん助けてブラム様

【独:-510】欠落する心 ティキ 09/15 22:30
さあて、どんな沙汰が下されるのカナー(他人事)

【独:-518】欠落する心 ティキ 09/15 22:49
進行を止めて、もしくは緩やかにしてくれさえすれば失ったものは戻らなくてもいいかなとは思ってるのでトワと一緒に楽しく暮らしたいです()
なんなら不死になってもいい。

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