2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:47】宝涙の娘 ネージュ 09/10 15:56
>>トワ

広間に入ったのは昼過ぎくらいで、ちょうどトワからの説明が始まった頃だった。扉の近くで身を縮こめて、ローブの襟元を引き合わせる。

トワは楽しそうにも見える様子でゲームについて説明をしていて……その様子を、こわい、と思ってしまった。
隣でただ静かに立ったままのノイシュのほうが、よほど人間らしいような……。
けれど、今日は彼を皆で追放するらしい。自分の指で、彼を指差して。

思わず自分の指先を見る。
そして、明日からはこの中の誰かを指差すことになる。自分が指を差されるかもしれない。
『ゲーム』であることは理解しているけれど、なんだか、この屋敷から出ていけというようで、不安な気持ちになった。
考えることもたくさんあって、どうしよう、と目をつぶる。

(だいじょうぶ、だいじょうぶ……命までとられるわけじゃないもの……)

【人:49】宝涙の娘 ネージュ 09/10 16:11
深呼吸。
今はまだ気持ちの整理がつかないので、トワに裁縫道具を借りるのはあとにすることにした。

(ええと……チーフルくんのところへ……そうだわ、レイヴンさまにも、まだお話できていないから、今日はちゃんとお話しなくては)

二人の姿を探そうとすると、お人形のような女性がまるで踊るように広間の中央に躍り出た。

>>36 ティキ

彼女の話を聞き、胸がきゅっと締め付けられた。

(「不死者」様の不興をかって、呪われた、なんて……)

そしてつい、(不興を買っていませんように)と小さく祈ってしまって、ハッとする。こんなとききっと、チーフルやレイヴンなら、彼女の心配が先に浮かぶのだろうに。
情けなくて鼻の奥がツンとする。熱をもつ潤みがこぼれ出ないように目を閉じて少しの間気を落ち着かせた。

【独:-23】宝涙の娘 ネージュ 09/10 16:12
/*今は弱さと戦っている段階なので、村が終わるまでにもうちょっと強くなれたら……いいな……*/

【独:-24】宝涙の娘 ネージュ 09/10 16:13
/*変な話、今まではこの世で一番自分が可哀想って思ってたみたいなものなので、人を思いやるまで至っておらず

けどもともとは優しい子なので、罪悪感はあり……みたいな感じでございます

行動取る前の心の準備が長すぎる*/

【人:51】宝涙の娘 ネージュ 09/10 16:29
>>チーフル
>>レイヴン

チーフルとレイヴンがちょうど近くにいるのを見た。
レイヴンは、トワにゲームについての質問もしていた。積極的にゲームに取り組もうとしているらしい。

ネージュはきょろきょろと瞳を迷わせてから、二人のところへ合流する。
自分から声をかけるのは、まだ慣れないけれど。

「あ、あのぅ、お、おはよう……ございます。チーフルくん、レイヴンさま」

かんたんにカーテシーをしようとして、そういえば裾がほつれていたのだったと思いだして手が泳ぐ。ちょっとの間手をひらひらさせて、少し頬を染め、改めてぺこ、と頭を下げた。

「あ、あの、本日も、お話にまいりました……。レイヴンさまとのお話、途中になってしまっていたので」

【独:-27】宝涙の娘 ネージュ 09/10 16:29
/*二人離れてないよな?????突撃したけどごめんね*/

[A5]宝涙の娘 ネージュは、哀傷の無声 チーフルのスケッチブックは見ていない 09/10 16:30
【独:-30】宝涙の娘 ネージュ 09/10 16:38
/*しまった、アルジャンのとこ先に喋りに行っても良かったな。でもまあこの人自分から質問とか行けるタイプじゃないからいいか*/

【独:-34】宝涙の娘 ネージュ 09/10 16:57
/*吸血鬼になったら、体質変更されて宝石にならないことにしたいなあ*/

【独:-37】宝涙の娘 ネージュ 09/10 17:22
/*今日ノイシュになんていえば……*/

【独:-38】宝涙の娘 ネージュ 09/10 17:24
>>53
/*え……やさし……*/

【人:54】宝涙の娘 ネージュ 09/10 18:14
>>53 レイヴン

よく考えたら、朝のあいさつには遅い時間だったけれど……おはようを返してもらって、まずはほっとする。気楽に、と言われて、ネージュはきょとんとする。

「はい……ええと……では、レイヴン……さん」

『さま』は要らない、ということだが、使用人ではないのでノイシュのように呼び捨てにするのも抵抗があり、軽めの敬称を付けた。
そしてやはりこちらを気遣ってくれる言葉に、ネージュは眉を下げて、こくりと頷いた。
近くにチーフルがいるから……どちらにせよ、ここで込み入った話はここではできない。

「あ、……ありがとう、ございます……。その……身の上は、お恥ずかしいこと、ばかりで……。

私は、家から逃げて……ここへ。助けを求めて、来ました。いつ追っ手のくるか分からぬ身で……すべて、「不死者」様へ委ねて、助けて頂こう、と思ったのですが……。
私の願いには、意思がない、と。かの方は、そう、仰いました」

目を伏せる。
自分は、具体的にどう、したいのだろう。
そっと、遠慮がちにレイヴンを見た。

「差し支えなければ……レイヴンさんは、どうしてここへ……?」

【人:55】宝涙の娘 ネージュ 09/10 18:26
>>トワ

どこかのタイミングで。
トワが近くを通ったら、勇気をだして「トワ、」と呼びかけた。

先ほどの説明のときは、楽しそうに話すトワを「怖い」と感じてしまったけれど、直接話したらどうなのか確かめたい気持ちもあった。

「あの……えぇと…………お時間があるときに、お裁縫の道具を貸していただきたいの。裾が、ほつれてしまって。
……刺繍の道具なども、あれば」

貴族であった時代から、社交的な姉と比較して内気で引っ込み思案のネージュは、ピアノや刺繍などひとりで指先をつかう趣味が好きだった。
刺繍ができたら、少しは気が紛れるだろうか。

【独:-41】宝涙の娘 ネージュ 09/10 19:22
/*>>59
ちょっと💢💢ノイシュ虐めないでください💢💢(過激派)*/

【人:63】宝涙の娘 ネージュ 09/10 20:03
>>60 チーフル

お邪魔ですか、とこちらへ問いかけるチーフルに、あわてて両手を振って否定した。

「そんなことないわ。だいじょうぶよ」

「……チーフルくんは、『ゲーム』のルール、わかったかしら?
あそこの女の子が、その、呪われてしまったんですってね。じゃあ……あの子は、この中にまぎれている吸血鬼ではない……と、いうことよね」

ちら、とティキを見る。
そう、本当は……目の前にいるこの子も、レイヴンも、疑わないといけないのかもしれないけれど……。
自分に優しくしてくれるひとを、自分よりも他者を思いやれるひとを疑いたくはなかった。

「……ノイシュ、が、いなくなっちゃうのね、今日。指をさすの、なんだかいやね」

【人:65】宝涙の娘 ネージュ 09/10 20:18
>>61 トワ

トワは優しい声音で話をしてくれた。
それは、使用人だから演技している?それとも、本心から心配してくれている?
昨日まで素直に喜べていたトワとの会話も、自分の疑心で彩りがなくなってしまったようで──勝手にさびしく感じた。

(私が変わっただけなのに、きっと)

トワに裁縫道具をもらったら、「ありがとうございます」とお礼を言う。
質問をされて、少し気まずげに目を伏せた。

「どうして……と、言われると……。私……昨日まで、トワとお話するの……安心、したんです……でも、『ゲーム』の説明、してるのを聞いて、ちょっと…………い、印象が、変わってしまって……」

こわい、なんて本人に言うのは失礼だから、嘘の無い範囲で、言い方を変えた。

「……ええと……確かめたくて……ふたりで話したら、どう感じるのか。それで……その……ただ……また、わからなってしまって……」

正直に言い過ぎた、と口に出してから後悔した。けれど。そろ、と遠慮がちに顔を上げる。

「……でもまた、お話したいわ。また、お声がけしても、いいかしら」

【独:-43】宝涙の娘 ネージュ 09/10 20:24
/*ノイシュに指さしてるの見てレナートに絡みに行くか……?視線だけ送るか*/

【人:67】宝涙の娘 ネージュ 09/10 20:35
>>59 レナート
>>62 ノイシュ

ルールだから、今日のうちにノイシュに指をさしにいかなくてはいけないのだけれど。それで終わり、なんて冷たすぎるから、何かお話も出来たら。

そう思って、とにかくノイシュの様子を伺おうとして──、あの、怖そうな執事、レナートが躊躇いなくノイシュに指を突きつけるところを見てしまった。

「あ……」

その堂々とした様子からは、これからネージュもそうするのだということを突きつけられているようで。
そわそわと自分の両手の指先を合わせてはほどくことを繰り返した。

【独:-49】宝涙の娘 ネージュ 09/10 20:49
/*ロリショタが人外だと最強の法則でチーフルが血人だと詰みます*/

【独:-50】宝涙の娘 ネージュ 09/10 20:49
/*あと危険な男って目を引くよね*/

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
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