2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【独:-51】宝涙の娘 ネージュ 09/10 20:50
/*まてトワ幽霊って???マ???死んでるの???*/

【人:72】宝涙の娘 ネージュ 09/10 21:07
>>66 チーフル

説明──と、いうよりは、声に出して確認したことが、少しは彼の役に立っただろうか。

「そうよね。私もまだ、わからないことがたくさん。どうやって、吸血鬼を探すのか……まだ、お話していない人も、いるし」

ノイシュに指をさすことに抵抗があるのは、チーフルも同じだということに、ほっ、と胸をなでおろす。よかった。この感覚は、自分ひとりの独りよがりの罪悪感では無かったらしい。

「よかった……私も、同じ気持ち。あの人は「不死者」様の使用人だけれど……ノイシュが、私たちにひどいことをしたわけでは、ないのにね」

それから、改めてにこ、と優しく笑いかけた。

「少し向こうで、お裁縫をしてくるわね。何かあれば、また来てちょうだいね」

【独:-52】宝涙の娘 ネージュ 09/10 21:08
/*NPCに絡みまくる人になっているけど、ノイシュに刺繍あげよう*/

【独:-53】宝涙の娘 ネージュ 09/10 21:09
/*だってふたりともやさしいから……それがおしごとだとしても……でも真面目な話たーしぃさんのHPが減るのでは……?とやや心配したりも……お返事ありがとうございます*/

【人:77】宝涙の娘 ネージュ 09/10 21:21
>>68 レイヴン

「そう、なのですか。「不死者」様は……願いの質、をはかっているのでしょうか……。改めて……自分の願いを見つめ直して……答えが、出るものなのか……」

不安げに目を伏した。
それから、こちらの問へのレイヴンの回答に、「まあ」と口もとを覆う。

「それでは……レイヴンさんは、記憶喪失、ですのね。それは、お困りのこともさぞ、多かったのでは……いえ、それよりも──」

過去がない状態の自分を想像する。過去のことを覚えていなかったら……きっと人生につらいことしかなくて……とっくに生きるのを諦めていたかもしれない。

「──胸のうちのことですよね、きっと……。一緒にこの『ゲーム』に勝って……レイヴンさんの過去も、見つけられると、良いですね」

まだ疑わなくてもいいから。ある種の無責任さで、レイヴンに微笑んだ。
それからチーフルに話したのと同じように、裁縫をしに行くと言って離れようとするだろう。

【独:-58】宝涙の娘 ネージュ 09/10 21:32
/*チーフルくんのロルめちゃすき
あとアルジャンの改行の使い方?喉全体が芸術。すき*/

【独:-63】宝涙の娘 ネージュ 09/10 22:27
/*トワになんて返そうかなあ……いかにも幽霊とかお化けにびびりそうだよなネージュ……素直に怖がろうか……最低だが……*/

【人:89】宝涙の娘 ネージュ 09/10 22:47
>>70 トワ

トワは『ゲーム』の説明をしている時の自分を「道化」と言った。
そして、ただその時に全力なのだとも。つまり、あの楽しそうに見えたのも「演技」で……感情が、動かない……?

トワにも何か事情がありそう――そう思ったとき、彼女はそっとネージュの耳元に冷気とともにソレを告げた。

「――えっ!?」

思わずびくっと後ずさる。
ネージュは怪談の類が苦手だった。暗くて狭い場所に一人でいると、おばけが来てネージュの命を奪っていくような気がして、一時期地下に閉じ込められていたときよく一人で泣いていた。

けれど。笑顔を見せて、「ネージュ」と親しげに呼んでくれるトワを見て我に返る。これは、ネージュを脅そうとして言ったことではない。明らかにおびえてしまったところを見せてしまったことに、「あ……」と後悔の声を漏らした。

「ご、ごめんなさい、私……びっくりしてしまって……。あの……はい、だいじなこと、教えてくれて、ありがとう、トワ」

この「人」は、だいじょうぶ。そう自分に言い聞かせて、情けなくもぎこちなく、ネージュはトワに笑顔を作った。

【独:-67】宝涙の娘 ネージュ 09/10 22:48
/*よし、刺繍したらノイシュのところに行くか*/

【人:96】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:15
広間の片隅、小さなテーブルで箱に入っていた裁縫道具を広げた。
ローブを繕いたかったのはもちろんだけれど、もうひとつ先にしておきたかったことがあったので……刺繍用の道具を先に取り出す。

(ハンカチは、もう私が使ってしまったから……)

ポケットから、涙の水晶を入れていた小さな巾着袋を取り出す。そこに入っていた水晶を手のひらの上に出して、それらをいったん裸のままポケットにしまった。

取り出した針の先端に、少し冷や汗をかく。あんなに好きだったのに。
(大丈夫、だいじょうぶ)
息を吸って、吐いてから、ちくちくと白と青の糸を使って巾着に刺繍をほどこしていく。自分で針を持つのは久しぶりだったけれど、だんだんかつての感覚を思い出してきた。
けれど、一度だけ。
布の固いところに糸を通そうとして、誤って指を突いてしまった。ぷくっと膨らむ血がこぼれるより前に、親指を口にふくむ。
血は涙よりも、外気に触れてから宝石になるまでに時間を要する。おそるおそる口から離して見ると、今回は宝石化することは無かったようだ。

気を取り直して、刺繍を進めていく。しばらくののち、麻の巾着袋に、青と白の糸で雪の結晶が縫い取られた

【独:-68】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:16
/*裁縫趣味にしたのは針で指を刺すためですねえ*/

【独:-69】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:17
/*投下してから、刺繍に「縫い取る」という言葉を使わないのではと思って調べたらやっぱり別もんだった……ふ、ふんいきということで……*/

【独:-70】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:20
/*なんか、男性恐怖症があってもおかしくないんだけど、ネージュ的にレイヴンさんは、感情的にならないから、おっとりした大型犬みたいな……警戒はしつつも、隣にいても大丈夫な感じする

エドはビビりそう。アルジャンもぽんぽん話す人だからたじたじになるかなあ。

そういやネフェリルに名乗ってないぞ……ノイシュに指さしたら話しかけに行くか*/

【独:-71】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:21
/*周囲に寄り掛かるご都合薄幸美少女をやってしまうと、悪役令嬢もののヒロイン枠みたいになってしまうので、ちゃんとした少女やれるように頑張りたい……*/

【人:101】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:39
>>【ノイシュ】

裁縫道具をいったん片づけて、ノイシュを探した。
彼がひとりでいるときに、「あ、あの……」と遠慮がちに声を掛けただろう。

「ノイシュ……あの、ルール……ですので、指を……さしに、参りました」

正直にそう言って、祈るように手を握り合わせる。

「……ごめんなさい。追放なんて。『ゲーム』のこととはいえ、愉快なことではありませんよね……あの……私は、これから指を差すのですが……」

握っていた手をほどいて、ポケットから先ほど雪の結晶の刺繍を施した、小さな麻の巾着袋を取り出した。

「ええと……これ、私がもともと持っていた袋で……全然、上等なものでも、なんでもなくて……どちらかといえばぼろで……ああ、なんだか申し訳ないような気がしてきたのですけれど……良かったら、あなたにさしあげようと……」

「あなたがおつらそうだったから」なんて、何も知らないのに言えることでは無いから。ネージュはまた、ぎこちなく微笑んで誤魔化そうとした。

「きっとこれは……私の、勝手な……罪悪感を、解消するための、行為で……もし不要でしたら、そのままお捨ておきください。できれば……私の見えないところで」

【独:-73】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:54
/*ノイシュかわいいよノイシュ*/

【独:-74】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:57
>>91
/*この喉好きすぎる…………チーフル君は無罪です。私がモンペになる*/

【独:-75】宝涙の娘 ネージュ 09/11 00:02
/*ノイシュに刺繍あげようと思ったのは完全に今日の思いつきなんだけど、最初はふつーにハンカチに刺繍しようとしていて、でも涙を拭くのに使ってるなと気づき、予備のハンカチがあることにしようかと思ったけど、この人ほとんど着の身着のままで来てるのに、ハンカチなんか持ってないのでは?と思い至り、裁縫セットの中にある端切れに刺繍しようと思ったのだが、いや端切れて……って思い直し、そうだ、巾着持ってたわ。これなら使用済みとかあんまり関係ないだろ!!!と思って巾着袋にしました。

雪の結晶の刺繍なのは、ネージュが自分の名前にもちなんだ雪の結晶のマークが好きでよく刺繍していたので、一番自信をもってお渡しできるものだったからですねえ*/

【独:-76】宝涙の娘 ネージュ 09/11 00:33
/*あわわわノイシュ……ノイシュの設定が……ありがとうございます……*/

【独:-79】宝涙の娘 ネージュ 09/11 00:34
/*わわわわ泣かせちゃった……か、かわいい。おっきいおにいちゃんが泣いている……*/

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