2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:176】宝涙の娘 ネージュ 09/16 22:22
>>168 ネフェリル

ネフェリルは、一瞬だけ複雑な表情を浮かべたが、すぐに「いつもの」穏やかな笑顔になった。ネージュのことを気にかけてくれる、優しい笑顔。
再び笑いかけてくれたのがうれしくて、ほっとして、ネージュはほろ、と微笑したが、続くネフェリルの言葉を聞くと、驚きで目を丸くした。

「ネ、ネフェリル、さま……そんな、」

まさか、そこまで考えていてくれていたなんて、思わなかった。
信じたことが本当じゃなくて、勝手に傷ついていた自分が恥ずかしかった。ネフェリルは――『ゲーム』の勝敗に関わらず、ネージュを助けてくれようとしていたのだ。
あんまり衝撃だったから、しばらく絶句していたけれど、ネフェリルの父のような言葉にハッと我に返り、持っていたハンカチをネフェリルへ。それには、黄色の薔薇の刺繍がされている。

「――あの、よろしければ、こちらを。私の住んでいた街で……娘は父に黄色の薔薇を贈る風習が、あるのです。私は、ネフェリルさまのことを、父のようにお慕いしております。会ったばかりなのに、失礼とは存じますが……。いつか、きっと自分の足で、ネフェリルさまにお会いしに行けるように……頑張ろうと思います」

【人:177】宝涙の娘 ネージュ 09/16 22:22
「本当に、ありがとうございます、ネフェリルさま。あなたがいてくださって、よかった」

【独:-750】宝涙の娘 ネージュ 09/16 22:31
>>-748
ひえ……ありがとうございます
薔薇の色でめっちゃ迷った

【独:-755】宝涙の娘 ネージュ 09/16 22:43
>>181 ネフェリル
????????????????

【独:-756】宝涙の娘 ネージュ 09/16 22:43
は????????

【独:-757】宝涙の娘 ネージュ 09/16 22:44
慣れたころにキャパ越え案件来てしまった

【独:-758】宝涙の娘 ネージュ 09/16 22:44
?????????????????????????

【独:-764】宝涙の娘 ネージュ 09/16 22:45
ネフェリル総攻めじゃん(錯乱)

まってーーーーーーーー中の人が狂うからーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー

【独:-767】宝涙の娘 ネージュ 09/16 22:50
これからチーフルモードに入るので、ね、ね、ネフェリルはしばらくおまちくださいこのやろう

【独:-803】宝涙の娘 ネージュ 09/16 23:58
もうすぐチーフルへのお返事が書けます

【独:-804】宝涙の娘 ネージュ 09/16 23:58
光のハクの破壊力すごいんだよな

【独:-806】宝涙の娘 ネージュ 09/17 00:01
>>-805
え??????????????????????
りちゃそさん星回見てるんですか????????????
何してるんですか??????????????

【人:198】宝涙の娘 ネージュ 09/17 00:14
>>169-171 チーフル

チーフルには既に刺繍を贈っていたけれど、あのときと今では、また気持ちが変わっているから……改めて心を込めて白いハンカチに刺繍をした。

「できた……」

ちょうど、刺繍をし終わって、ハンカチをたたもうとしたときだった。
傍らから聞こえた、初めて聞く声にハッとする。反射的にそちらの方をパッと振り向けば、スケッチブックを持ったチーフルが、そこにいた。

「チー……フル、くん……?今の……」

目を丸くして、チーフルを見つめた。チーフルは一生懸命に、叶ったばかりの「願い」を以て、ネージュに心を伝えようとしている。
ネージュはチーフルが話している間、チーフルのほうに体を向けて、何も口を挟まずに彼の言葉を聞いた。口の形をみて、ひとことひとことにゆっくり頷きながら、チーフルの声を聞いた。

チーフルの声は、まっすぐ胸に届き、響く。
ああ、これが、この子の――ずっと求めていたもの。願い。希望。

最後に、問いかけられてネージュは……椅子から立ち上がって膝立ちになり、チーフルの両手をとって、崩れるように微笑んだ。

【人:199】宝涙の娘 ネージュ 09/17 00:15
「つ、つたわった、わ。チーフルくん……。全部。わかった。私も、ごめんね。逃げて、ばかりで……こわがって……ずっと。ああ……どうしよう……私……あなたになんて言ったら……」

ぽろっとひと粒。大きな涙が瞳からこぼれた。ネージュは慌ててそれを拾う。

「あ、ご、ごめんなさい、びっくりさせて……こ、これは、あの……ちがって……悲しい涙じゃ、ないの……」

手のひらの中のそれを見て――ネージュは首を傾げた。その宝石は、明らかに今までのものとは光り方が違って……。光を乱反射して、いっとう輝いていた。
――それは、ダイヤモンドだった。
ネージュはそれをしばらく見つめて、ほう、と息を吐いた。

「……そう、なのね。幸せなときの涙って……そうなのね……」

静かに目を閉じ、改めてチーフルを見つめる。ポケットに折りたたんで入れていた、チーフルにもらったスケッチのページを開いて見せた。
そこに書いてあった、『不死者様に雇って貰ったり、とか。』という一文に赤いペンで〇が書かれている。

【人:200】宝涙の娘 ネージュ 09/17 00:15
「……あのね。私、ブラムさまにお願いして……こちらのお屋敷で雇っていただけることになったの。チーフルくんが見せてくれた、未来の姿が、ひとつ本当になったのよ。チーフルくんがこの言葉をくれたから。
あなたは、私の恩人で、とてもとても大事な人。だから……だから、あなたの声が聞けて、嬉しい。とても幸せだわ。私のところに来てくれて、ありがとう」

そうして最後に、四葉のクローバーを刺繍した白いハンカチを、チーフルの手の上に置く。

「――四葉のクローバーの言葉は、「幸運」、それから「約束」。私、きっとここで、もっとつよく、やさしくなって……いつか、チーフルくんに会いに行くわ。チーフルくんが書いてくれた未来の姿、全部叶えたい。
……欲張りだけれど。自分の力で叶えるなら、きっと神様にも許してもらえるわよね」*

【独:-831】宝涙の娘 ネージュ 09/17 00:15
チーフルへのお返事終わった……お待たせしました……アルジャンにもかえすぞ!!!!

【独:-833】宝涙の娘 ネージュ 09/17 00:17
た、ターシィさんに床に這いつくばる姿を見せたくない

【独:-841】宝涙の娘 ネージュ 09/17 00:29
おあ〜〜12時半なの???

ネージュ、それぞれへのお返事はそこでしめても大丈夫な感じにしておきますので!!!!時間かかってて申し訳ない

【独:-843】宝涙の娘 ネージュ 09/17 00:30
あのさあ思い返せば、ネフェリル、初対面から今日までネージュの感情めちゃめちゃゆさぶってくる💢💢

怯えてるとこ助けてもらう→泣かないぞ!って思ってたけど安心感で泣かされる→疑うのがしんどいくらいなつく→封魔COで安心感が頂点になる→蓋を開けたら既に吸血鬼だった→自立しよう……と思ったら父越えスキンシップしてくる

ありがとうございます💢💢

【人:207】宝涙の娘 ネージュ 09/17 00:36
>>187 レイヴン

レイヴンがハンカチを受け取ってくれて、心底ほっとした。

「よかった……お花のハンカチなんて、男の人には実用性はあまりないかもしれませんが……ハンカチは、お屋敷の物なので……きっと、価値のあるものでしょう」

それから、改めて背筋を伸ばして、レイヴンに丁寧な礼をした。

「改めまして私――こちらのお屋敷で、はたかせていただくことになったんです。今のままでは、きっと、この体質をなくしていただいても、家族のことを解決していただいても、本当の「自由」にはなれないから。
私は……いつか、レイヴンさんのように、自分の足でいろいろな場所へ行けるようになりたいのです。
だから……きっといつか、自分の足で、レイヴンさんに会いに行きます、ね」

首を傾けて、にこ、と微笑む。

「私の住んでいた街は、曙光の街というのです。貴族の家も庶民の家も、みな屋根が曙の空のような、淡いオレンジ色で統一してあって……私は、きっともう帰らないけれど、朝焼けを照らしたような、あの景色はとても好きでした。いつか、機会があればぜひ、立ち寄ってみてください」

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