2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:165】宝涙の娘 ネージュ 09/12 03:44
>>159 トワ

(……無理やり取り上げられたら哀しいのに、自分であげるのは、うれしい。自由……私の……)

なんだか、手の届きそうなような、まだ遠いような……悩んでいるうち、トワに顔を見せるよう言われてハッと顔を上げた。

すると、トワが手を向けた先の照明がばちばちと点灯し、不自然に大きな音が鳴る。

「ぴゃっ」

反射的に猫のように飛び上がって、腕をあげて顔を隠した。
震えていたら、トワはすぐに止めてくれたけれど、なぜ突然そんなことをされたのか理解が追いつかずに涙目でトワを見た。

トワは、自分たちは違いすぎるのだと言って──「幽霊らしく」ネージュに語りかける。

「いっ──しょに……」

それはつまり、ネージュも幽霊になってと、そういうことだろうか。
向こう側に連れていかれるのが怖くてお化けに怯えていたネージュは──すぐにふるふると首を振って、トワの問いかけを否定した。

[A31]宝涙の娘 ネージュは、エルフ族 ネフェリルと話しているうちにうとうとしてきた 09/12 03:44
[A32]宝涙の娘 ネージュは、エルフ族 ネフェリルの事情は、眠くなる前に聞いた…! 09/12 03:45
【人:166】エルフ族 ネフェリル 09/12 03:50
>>158ネージュ
「そうか、お父上は優しい方だったのだな。」
少し声のトーンが落ちた。

「しかし、最初に話した時より
言葉がスムーズにでてきてるな。緊張が解れてきたやうで安心した。」

「チーフルと?」
不意に名前がでて、その経緯を聴く。

「いや、初日少し話した後は全くだな。
そうか。こんな状況でも他人を気遣える頼りになるお姉さんの進言なら受けるしかなかろう。」
ぽん、と頭に手を置く。

「明日、話すことにする。ありがとう」

[A33]エルフ族 ネフェリルは、宝涙の娘 ネージュが、うとうとして眠ってしまったら部屋まで運んだかもしれない。 09/12 03:55
【人:167】エルフ族 ネフェリル 09/12 04:03
>>164トワ
思った通りの返事がきて、くく、と肩を揺らす。
「そうだろうな、わざわざありがとう。
そうだな、彼にも伝えてあげてくれ。きっと心配している事だろう。」
エドや、特にノイシュとはすれ違っていたものの仲良くはなっていたのを知っている。

「かっこいい、か。
褒め言葉は丁重に受け取っておこう。
しかし容姿は格好良くないのか…。」
ぺちぺちと己の顔を触る。

「誰もが輝く英雄を好むと思っていたが、そうか違うか。」
少し嬉しそうに微笑む。
「トワには何ぞ浮いた話はないのか?」

【人:168】追憶の片割れ エド 09/12 06:57
ああ…ボクになりそうか。
固く目を閉じる。

大丈夫。
…こんなの慣れっこだろう。

改めて目を開けると笑みを浮かべて宣言する

【ボクには何の力もないよ!】

それだけ言うと固く口を結び、その場から逃げるように消えただろうか。

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