2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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[支]【人:128】メイド トワ 09/16 16:25
>>121 レナート
レナートの言葉に沸々と湧き上がる何かがあった。

「……ふーん、へえ、そっかあ。
理由もないのに、ワタシよりも外に興味を見出すんだ? へーえ?

……3日坊主の癖に。

──それじゃあ、旅立ちの前に餞別が必要かしらね?」

[支]【人:129】メイド トワ 09/16 16:26
そう言うと、そっとレナートの首筋に両腕を絡めてこちらに抱き寄せる。
ワタシの冷気がどうかなんて知った事じゃないわ。

「レナートの旅が上手くいかないように、未練がましく貴方の記憶の片隅に残っててあげる」

ぐい、と更に力を込めれば互いの唇が触れるかもしれない距離まで縮んで……

[支]【人:130】メイド トワ 09/16 16:27
……やっぱ無理!!

スッと透明化してレナートの後ろに抜ければ、レナートは体勢を崩しちゃったかもしれないけど。
ワタシは少しだけ上ずった声をごまかしながら、振り返ってレナートに指をさす。

「っ……貴方が外で満足出来るような事があったって、ワタシを置いていった事以上に満足できる事なんてないんだから。

……ばーか、しんじゃえ」

それだけ伝えると踵を返してレナートから離れようとした。*

【人:131】瑞花の街 アルジャン 09/16 16:30
>>127トワ
 
「ふぅん。そういう」


「あぁ、元気でな」 軽く手を振った。 
 

【人:132】瑞花の街 アルジャン 09/16 16:30
>>126ネフェリル

「まあな。遺したないし」
 
「ものは言いようやね。ほーんと喰えんおひとやわー。
 でも言ってたことに嘘はないやろ。
 それくらいは、僕でもわかる」
 
「あんまりそういう繋がりとか。
 よぅ知らんで生きてきたからな。
 育ててくれるひと、
 一緒に暮らすひと、
 石投げてくるやつ。
 こんくらいや。
 
 …知らんこと、いっぱいあるよ」
  

【人:133】瑞花の街 アルジャン 09/16 16:32
  
「そういうもんか。
 そうもあっさりしとるとなんとも言えない気分やけど……ありがたく受け取っとく。
 あんたが気にしてないなら、それでなによりや」 
 
 種族としてか、それともこのひと自身の心の性質か。
 大らかなんだろう、と勝手に考える。
 若干調子が狂う感覚にこめかみを掻き。
 
  
「……そんで。お節介かもやけど。
 ネフェリルさん、自分の願いはどうするん? ともだち、助けるんやろ」*
 
 

【人:134】不死者 ブラム 09/16 17:03
>>124 アルバ
「……そうか。キミの……。
フッ、良いだろう。

暫くここに住んでいたからな。
偶には外の世界に目を向けるのも悪くはなさそうだ。

アルバ。キミの願い、確かに聞き入れた。

……トワとノイシュに留守を頼まないとな」

【人:135】エルフ族 ネフェリル 09/16 17:04
>>132アルジャン
「なら、これから色んな繋がりがお主には出来るだろう。
それを大事にしていくといい。」

「自分の願い、叶えるさ。
お主のおかげで、エルフ族にもない力を手に入れたのでな。」

に、と笑ってみせる。
きっと自分の願望成就の道は茨だ。
一国を相手にするのだから。
部族は使えない。ただ単身で。
吸血鬼の力をもってしても死ぬかもしれない。

「まあ、もしかしたらお主の願望が達成されたら、
助力を頼むかも知れぬな。」

そんな事はしないだろうが。

【人:136】宝涙の娘 ネージュ 09/16 17:20
>>122 ノイシュ

気さくに話してくれるノイシュは、急に同世代の男の子になったみたいだった。と言っても、ネージュに同世代の異性の友達はいないから、想像だけれど。
その距離感がくすぐったくて、ふふ、と笑った。

「はい、では……えと、よろしく……ね、ノイシュ」

最初の心得を教えてもらったら、周囲を見回し、ハッとする。両手をぎゅっと握って、こく、とひとつ、真剣な面持ちで頷いた。

「──はい。お客さまに、ご挨拶を」

そう、これから自分は「使用人」。
先ほどまでの関係とは違う。
その、見ようによってはただの「肩書き」の変化は……ネージュが、皆からひとり離れて、勝手に引いてしまった線を越えるための、理由と勇気になる。

ノイシュのウインクにはふわ、と笑顔を返して、その場を離れただろう。

【人:137】瑞花の街 アルジャン 09/16 17:32
>>135ネフェリル

「さよか。がんばれや。油断すんなよ。ただでさえ半端なんやし、別にこちらだって万能じゃあらへんからな」
   
 
 たとえ純血だったとしてもそれは変わらない。寿命を迎えれば。重病にかかれば。酸素を絶たれれば。失血の勢いに修復が追いつかなければ、死ぬ。 
 「あれが異常なだけ」とぼやいて。

 そういえばじいちゃんはなんでいなかったやっけ。たしか人里でイエケイとかいうの喰ったら天に召されてしまったとか聞いた気がするけど、僕が生まれる前のことやしよう知らんわ。
 
 ひとつの国を敵に回すこと、世界を変えることがどれだけ困難かなんて少し考えればわかる。それでも、やってみるというのだから。

 
「ああ。
 ……お互い死ぬ前に良い報告できたらええな。
 もしかしたら、報告するまでもないかもしれへんけど」 
 
 
 ふっと口唇を緩める。相手の様子を見ていると 最終的にはうまくいくんだろう、と思えてくるから不思議だった。


【人:138】宝涙の娘 ネージュ 09/16 17:52
>>125 トワ

行き場の失った手を握ってもらって、ぱ、と笑顔になった。
トワのひんやりとした手は、再面談を終えて火照っていた身体には気持ちが良かった。

使用人になることを告げ、トワが喜んでくれたことに安心して、ほうっと息を吐いた。

「わ、あ、ありがとうございます!おぼえますね……!先生!」

さっそく教えてもらうことができて、どきどきしながら頷く。
機嫌が良さそうに先を行くトワについて、これから自分の居場所になる屋敷を回った。「サボり場所」まで教えてもらってしまったのは驚いたけれど、トワらしいと思って微笑む。
一通り屋敷を見たら途中でもらったハンカチを大事に抱えて、広間に戻ってきただろう。

【人:139】エルフ族 ネフェリル 09/16 17:58
>>137アルジャン
「当分は元ある力と吸血鬼の特性を上手く使えないか、
試すところから始めるさ。無闇に突撃する程愚かではない。」

あまり悠長にはしてられんがな。
と付け足す。

「良い報告な。
お主のこれからやろうとしてる事も
困難を極めるだろうが、きっとできる。」

ぽん、と手を頭に乗せる。

「弱気になったら、あかんで?」

【人:140】宝涙の娘 ネージュ 09/16 18:13
一度部屋に戻り、裁縫道具と――チーフルにもらったスケッチのページを持って、広間に戻った。

涙がのったままのテーブルに腰掛けて、トワにもらったハンカチを広げた。
刺繍枠を嵌めて、ひと針ひと針丁寧に刺していく。
贈りたい相手の顔を思い浮かべながら。

ネージュは、9枚のハンカチにひとつひとつ花を咲かせていった。

【人:141】狂信の渦 アルバ 09/16 18:21
>>134 ブラム

「よし! そう来なくっちゃ」

「見るところは沢山あるんだ。まずは信仰の街の神殿、それから星の村の夜空だろ、あとは果実の村の特産フルーツも食べてもらわないと! それから、後はね……」

いくつか言い募って口を噤んだ。まだ足りないけど、実際に行ってもらった時のお楽しみとしよう。

「……そうだね、トワには挨拶しなくちゃ、おとうさまお借りしますってね」

【人:142】見習い執事 レナート 09/16 18:21
>>128 >>129 >>130 トワ
どこか怒っているようにも見えるトワの様子に、また首を傾げる。
3日坊主。その単語は色んな意味で正しく、自分自身を表すのにぴったりであるようにも感じた。でもそれくらい、きっとトワは今までの自分を見ていればわかっただろうに。

何を今更そんなに──と、思うと同時に、自身を冷たい冷気が包んだ。
こいつ、こんなに冷たかったか、と時間差で気づく。
思えば、この屋敷に来て共に過ごす時間はあれど、トワに触れたことはなかった。触れられたことも。自分に手が伸びることはあっても、直前で引っ込められていたことを思い返す。

憎まれ口を叩く小さな唇も冷たいのだろうか、なんて思考が頭に浮かんで────

「うおっ」
すんでのところで急に引力が消えて、咄嗟に体勢を崩した。

【人:143】見習い執事 レナート 09/16 18:22

「ひでーこと言うな」

どこまでも素直じゃないトワの物言いに薄く笑い、その場を去ろうとするトワの腕を掴み、引き寄せた。

今度は逃げるなよ、なんて考えながらトワの額に口づけをする。
浮かんだり透明になったり、なんてことがなければ、「つめた」と溢すだろう。


「死なねーよ。お前もずっとここにいるんだろ? 
また会いに来てやるから、拗ねんな」

掴んでいた手を離せば、にや、と笑った。

【人:144】瑞花の街 アルジャン 09/16 18:38
>>139ネフェリル
 
「ん。ぜひそうしたってくれ」
 
 付け足された言葉には頷き。
 
「…………」
 
 固まってしまった。時間にしたら十秒に満たないくらいのことだろうが。 
 祖母以外の大人にこういった接し方をされたことがない。
 間が空いて、思わず破顔して。
  
「ふふっ、なんや真似っこか? 
 かわいらしいとこあんのなぁ。
 ……どうもありがとう。
 あんたもな。俺も応援しとるよ。」
 
 
 歯を見せて笑い、相手の手が離れたタイミングで同じように手を乗せ、銀色の髪をわしゃっと撫でつけた。*
 

[支]【人:145】メイド トワ 09/16 19:02
>>142 >>143 レナート
「きゃっ……」

後ろを向いてたから油断してたのかしら。
掴まれた腕と共に、レナートの元にぐいっと引き寄せられる。

咄嗟に突き飛ばそうとしたけど、寸前まで近くにあったレナートの顔がまた目の前いっぱいに飛び込んできて、思わず身体が固まっちゃった。
熱なんかない筈なのに、顔がカッとなって熱くなった気がした。

本でしか見た事のないコトをされるって、直感的に悟って。
ぎゅっと目を閉じて、ワタシはそれが終わるのを待った。

[支]【人:146】メイド トワ 09/16 19:04
……でも、レナートはワタシの前髪を僅かにかきあげれば、露になったおでこにキスをして「つめた」とだけ呟いた。

……ぇ?

手を離されて、レナートがにやりと笑みを浮かべれば、からかわれたのか本気なのか分からなくて。

ワタシは両手で額を抑えながら、ぷるぷると肩を震わせて怒る事しか出来なかった。

「なっ……なっ…………。
……拗ねてなんかない! レナートのばかっ! もうくるなっ!」

照れ隠しなのか、捨て台詞なのかも判然としないまま、今度こそ逃げるように踵を返して、レナートから離れていった。*

【人:147】見習い執事 レナート 09/16 19:28
>>145 >>146 トワ
走り去っていったトワの後ろ姿を眺めて、くつくつと笑う。
これまで何度も誰かとの別れというものは体験してきたけれど、こんなに笑って別れたのは初めてだった。

「……もしかして、こういうやつか?」
独りごちる。

他の人間が他者に対して感じるのと同じ感情を今、自分も味わっているのかもしれないと考える。まぁ、気のせいかもしれないし、相手は幽霊だという点では歪かもしれないが。
少なくとも、悪い気分ではない。

鼻歌混じりにトワに背を向け、アルジャンにも声をかけていくかとその姿を探すことだろう。

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
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P13/P14/P15/P16/P17 [全25P]
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