2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:129】宝涙の娘 ネージュ 09/14 00:29
>>126 チーフル

チーフルに問われたら、神妙な面持ちで頷いた。

「私は……【レイヴンさん】に、しようと、思っているわ」

【人:138】宝涙の娘 ネージュ 09/14 00:44
>>135 チーフル

「えと……ちがう、というよりは、【ネフェリルさまを信じている】から、結果的に……もし、アルジャンさまが、最初の吸血鬼でも……今は、封じられている、と。思っているわ。

もし既に見ていたら、ごめんなさいね。アルジャンさまが、吸血鬼のときのこと、考えたメモは、これ(>>74,>>78)」

と、チーフルに書いたメモを差し出し、補足も加えた。

【人:140】宝涙の娘 ネージュ 09/14 00:46
「ティキさまは、いらっしゃるかしら……」

【人:150】宝涙の娘 ネージュ 09/14 00:57
ほ、と息をつく。

「……はい。わかりました」

【人:152】宝涙の娘 ネージュ 09/14 01:00
>>148 ティキ

「あ、あの……お、お顔が、見られて……よかっ、たです」

【人:158】宝涙の娘 ネージュ 09/14 01:10
>>146 レイヴン

彼に指をさす時、胸の奥がじくじくと痛んだ。
表情にはあまり出ないけれど……とても優しいひと、だから。

「あ、あの……」

でも、レイヴンは「怒らない」と言ってくれたから。
ネージュは、震える手でレイヴンを指さした。
指先は、へにゃりと丸くなってしまっているけれど。

「……今日は、レイヴンさんを、さします。あの……『あとでまた』、お話……して、ほしい、です。

私も……旅のお話……もっと、お聞きしたい、です」

指をさしながら、こんなことを頼むのは自分勝手なのかもしれないけれど。ノイシュとお別れしたときのように。少し先の約束をしたかった。
ごめんなさい、は言わなかった。

【人:160】宝涙の娘 ネージュ 09/14 01:13
>>153 チーフル

「おやすみなさい、チーフルくん。ゆっくり、寝られますように」

ねむたそうに広間を出ていくチーフルに、小さく手を振った。

[A20]宝涙の娘 ネージュは、瑞花の街 アルジャンに、「おやすみなさい」と会釈をした 09/14 01:20
【人:165】宝涙の娘 ネージュ 09/14 01:37
>>164 レイヴン

「は……はい!あ、ありがとう、ございます」

とても緊張して、いつもなら真っ赤になるのが、逆に真っ白な顔になっていたかもしれないけれど。レイヴンが話すことを許してくれたら、肩の力がぬけて、小刻みな震えはとまり──ほろ、と微笑が浮かんだ。

【人:167】宝涙の娘 ネージュ 09/14 02:13
>>166 レイヴン

レイヴンの話す国は、まるでおとぎ話のようだった。
昨日はこのひとに指をさされて、今日は自分が指をさして……聞いているうちに、そんなことはすっかり忘れてしまって、ネージュはだんだん、目をきらめかせる。

「湖の上の、おうち……。なんだかとても、「自由」だわ……とてもとても大きな湖なら、きっと、海のようなのでしょうね。お腹がすいたら、釣りをしたり……暑い日は、湖にもぐったり、するのかしら……。冬は、氷の上をすべったり……?とてもすてきだわ……」

「街のぜんぶが、大きな建物に……!?まあ……それは、とても護られている感じがしますね。
けれど……空が見えないのは、寂しく感じます。星空や、虹や、夜明けのほのぼのとしたやさしい光や……」

そう言ってから、もう何年くらい、空を見ていなかったのかしら、とはたと気がついた。
ここに来るときも、周囲に脅えて、ローブのフードに隠れ……とても空を見上げる余裕などはなかったから。

「……とても、とても楽しいお話です。独り占めしてしまって、申し訳ない気もいたしますが……そんな街が、本当にあるというのは……わくわく、します」

【人:169】宝涙の娘 ネージュ 09/14 03:00
>>168 レイヴン

「わあ……家ごとお引越しができるなら、とっても便利だし……色んなひとと、ご近所になれるのですね。面白いです。なるほど……お魚はたくさん、でもその代わりにお肉が。「自由」で便利に見えても、無いものも、食べられないものも、あるのですね」

憧れるけれど、ずっと住むにはどうなのかしら、とそこでの生活を想像しようとしたけれど……まだそこまで、想像力は働かなかった。

「レイヴンさんも、空、好きですか。旅……どんなふうなのかしら。良いことばかりではないけれど、たくさん、学びもある……」

レイヴンの言葉を繰り返す。目を閉じて……おとぎ話の冒険譚に出てくるような、焚き火のもとで夜を明かす自分を想像しようとして……きっと、薪を集めるだけで、ぼろぼろになりそう、なんて思って、情けなさに少し笑った。

(私には、これから何が出来るのかしら)

これから追放されるときに、「ネージュの願いが叶えば」なんて、言ってくれるレイヴンは、初めて会った時と同じだと思った。真っ直ぐで、優しくて、強くて、いいひとだ。

「……ありがとうございます。すごく、楽しい時間でした。はい……また」

そう言って、別れただろうか。

[A23]宝涙の娘 ネージュは、メイド トワにもにっこりと笑いかけた。 09/14 03:00
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