2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P6/P7/P8/P9/P10 [全15P]
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【人:76】不死者 ブラム 09/09 20:04
「……ゲームの相手を教えていなかったな。

……キミ達の相手は【吸血鬼】
キミ達の輪の中に潜み、その生き血を啜る。
【私の血を分けた存在だ】

──私の名はブラム・ヴァンプ・ストーカー。
吸血鬼の始祖であり……悠久の時を神から理不尽に与えられた不死者である。

……ああ、安心してくれ。吸血鬼に血を啜られたとて、キミ達がキミ達でなくなる事はない。
むしろ、身体はより洗練され人によってはそのまま望みが叶う者もいるだろう。

拒絶するというのなら、仕方ないがその"祝福"を取り除く事だって出来る。
キミ達にとっての損は、ないだろう?」

【人:77】執事 ノイシュ 09/09 20:08
「………」

ブラムの言葉に耳を傾ける。
後がない者たちに差し伸べられた糸。

勝てば願いを叶えられ、負けてもリスクはないというが。

……吸血された事実を消す事が出来たって、その恐怖を取り除く事はできない。
隣で話を聞いているだろう少年や、女性に掛かるであろう負担は計り知れない。

主の命令は助けられたあの日から絶対であると、忠誠を誓ったが。

そのせいで隣の少年の小さな願い一つも叶えられず、彼女を護るという約束すら違えてしまう事に自分で自分を許せなかった。

【人:78】欠落する心 ティキ 09/09 20:09
気を抜いていた訳ではないはずだが、面談の後案内された部屋で糸が切れた人形のように眠ってしまったらしい。

「しまったわ。もう何かお話が進んでしまっているかもしれない。みんなの面談はおわったのかしら。」

ティキは身支度を整え、少し急ぎめに広間へと向かった。

[A1]宝涙の娘 ネージュは、不死者 ブラムの声にハッと顔を上げる。 09/09 20:09
[A2]欠落する心 ティキは、広間に入るなり、「おや、まあ……」と呟いた。 09/09 20:13
【人:79】不死者 ブラム 09/09 20:15
「……『ゲーム』については以上だ。
詳しい説明は、追ってトワの方から行う」

>>吸血鬼
「キミが何を思い、私に何を望むのか。
私には分からない。何故今更になってキミがここに来たのかも、その心も。

だから私はキミに最高の舞台を提供しよう。

キミの思うように動き、ゲームを乗り越え、私と同じ頂きまで上ってこれたなら。
改めて、キミの願いを何でも聞き入れよう。

……だが、キミは未だ本来の力に覚醒していない。
もしかしたら『ゲーム』に参加する事も躊躇っているかもしれない。

私の知己が、その背を押す力になるだろう。
直に現れるだろう、しばし待て」

告げるべき言葉を紡ぐと、踵を返しその場を後にする。

[支]【人:80】メイド トワ 09/09 20:17
おとうさまの言葉に、小さく嗤う。
独りよがりで、一方的で、今も自分の血を分けた存在から逃げようとしている。

素敵で、姑息で、歪んでる。

逃げ場のない人達はこれを聞いてどう思うのかしら。
"本人"はどう思うのかしら。

……ワタシ達も共犯。

くすくすと広間の端で笑みを零した。

【人:81】瑞花の街 アルジャン 09/09 20:31
>>14
 
どうやらこのひとにとって永遠の命とやらは嬉しいものではないらしい。
こちらには考えつかないような経験と苦悩がそこにあるんだろう。
 
「おおきに。
 そういってくれはるなら、僕がここに来て正解だったわ。
 これでも住んでるとこじゃ一番口が達者なんよ。

 へぇ。
 人の腹ン中に濁ったもんに滅入るかその奥に芯を見つけるかってとこやね。
 
 …………おもろいなぁ。

 ふふ。こちらこそ。
 あんまり僕の話せんで、堪忍な。」
 
 
 手のひらをひらひらと振りながら背を向け。

【人:82】瑞花の街 アルジャン 09/09 20:31
「大事なこと伝え忘れとった。

 ……願いを人に委ねるか、どうか。
 それで問題あらへんよ。
 
 自分じゃできへん、わからへんからここに来とる。
 まだ話してないみんなもきっとそうなんやろ」
 
 
「ブラムさま。
 ……どうぞよろしゅう」

 
 ひとのよい笑顔を浮かべ、部屋をあとにした。
 
 

【人:83】哀傷の無声 チーフル 09/09 20:31
>>73ノイシュ
『ありがとうございます』

[ノイシュさんはやっぱり約束をしてくれて。
安心して頷いたら、何かを言いたそうにしていた。

ここを━━?]

[その時、不死者の声が聞こえて。
遮られた言葉の代わりに聞こえてくる言葉に、耳と意識を向けた]

【人:84】瑞花の街 アルジャン 09/09 20:33
そのあとも広間で好きなように過ごした。

ゲームの説明を聞けば。

「ああ、そう言ったからくり。」
 
ため息を吐く。

【人:85】瑞花の街 アルジャン 09/09 20:40
「説明はそれだけかいな」
 
 勝てば願い叶う対価を。
 
 
「負けた対価は洗練された身体と徒労のみ。
 そう言うんやな。
 
 ………ほんまに、それだけで済むん?」
 

 口角だけ引き上げた笑顔には、疑念の色が混じる。
 フードを少しばかり顔の方に引き。
 言葉の主の方をじっと眺めた。

【人:86】宝涙の娘 ネージュ 09/09 20:42
>>71 レイヴン

ゲームの話がある少し前のこと。

レイヴンはじっ、とこちらを観察するように見た。悪い視線では無いだろうけれど、そういえばこのローブの下の服はあまり上等なものでは無かったことを思い出し、そっと襟元を合わせた。
けれど、すぐに視線は外れ、レイヴンは他所を見たまま言葉を続ける。
「あまり良い反応ではなかった」という彼の言葉に内心「自分だけでは無かった」なんて安心してしまって──そんな自分の心の醜さが針になって心をチクチクと刺した。
自分の罪を取り繕うかのように、ぽつぽつと、先ほどは隠したことをつぶやく。

「……そう、なのですね。私も……厳しいお言葉を、いただきまして……それで……不安になってしまい……ここに。
レイヴンさま、とおっしゃるのですね。
ありがとうございます。私にも、何か親切にしていただいたことへのお返しができるとよいのですが

どうぞよろしくお願いいたします」

身体をレイヴンの方へ向け、深めの会釈をした。

【人:87】狂信の渦 アルバ 09/09 20:47
「………………フフ」


「皆様、今日は。ワタシの名はアルバ。皆様の人生の、最後の文字を知るもの。そして、」


>>all

「【客人のうち、一番ブラムに近しい者さ】」


残念ながら、"今は"だけどね。と、そんなことは胸に留めて一礼をして見せた。

【人:88】不死者 ブラム 09/09 20:55
>>85 アルジャン
向けられた疑念の視線と言葉に、足を止めた。

「……キミは本当に利口だな、アルジャン。

気付いた褒美に一つだけ訂正しよう。

もしも吸血鬼の願いが殺戮などキミ達を害するものだった場合、始祖の名の元キミ達の身の安全は保証しよう。

……身体的な害に限っての話だがね」

【人:89】宝涙の娘 ネージュ 09/09 21:00
レイヴンと話している間は、会話に集中していたので、チーフル(>>65)とノイシュ(>>67)の視線には気がつかなかった。

ただ、こちらから目を逸らしたレイヴンが見ている方向が気になって少し視線の先を追ったとき……その先にいた二人が見えただろう。

(あれは、チーフルくんと、ノイシュさま。チーフルくんも、一人で面談に行ったのかしら……)

なんて勇気のある子なのだろう。

そう思いながらふたりが話している様子を見ていたが、間もなく「不死者」様から重大なことを聞くことになる。

【人:90】見習い執事 レナート 09/09 21:01
くあ、と欠伸をして広間を眺める。
参加者になるとトワには言ったものの、寝坊はしたし、面談とかいう堅苦しいものに応じる気分も湧かなかった。やる気があるのかと聞かれれば、ないわけではない、という曖昧な回答になるのが本音だ。
まぁ実際は、あるさ、と本音は仕舞い込んで返すのだが。

と。ゲームについての説明が不死者様から行われる。
そして次に口を開いたのはアルバとかいう客人。
また一つ欠伸をして、その様子を眺めていた。

【人:91】宝涙の娘 ネージュ 09/09 21:17
>>74-76 ブラム

突然の「不死者」様の宣言に、壁に背を預けながらあわてて立ち上がる。さすがに、しゃがんだまま聞いていいことでは無いはずだ。

その口から語られたことは……『ゲーム』の勝者の願いを最大限叶えてくれる、というもので。
それ自体は、もしかしたらセカンドチャンスとして歓迎するべきことだったのかもしれないが──。

「吸血鬼……」

「不死者」様がどのような存在であっても構わない、と覚悟していたはずだった。それでもやはり、受け入れるのは難しかった。
固唾を飲み、呆然と話を聞いていた。が、話が終わっても、まだネージュの頭の中は整理されていなかった。

「ええと……ええと……」

なんだか大変なことのなかに飛び込んでしまった。そわそわおろおろと周囲を見る。

(どうなるのかしら、待って、ルールは……吸血って……)

【人:92】宝涙の娘 ネージュ 09/09 21:26
>>83 チーフル

周囲を見ていたとき、ぱっと小さな影が視界に入る。
そうだ、あの子は──

(私なんかより、ずっと怖いんじゃないかしら)

そう思うと、震えていた足が少しだけ芯を取り戻す。
挨拶をしただけ、遠くから手を振っただけの関係だったけれど。意を決して少年のもとへ駆け寄った。近くにはまだノイシュもいただろうか。

「チーフルくん……!」

声を掛けて、膝に手を当ててかがんだ。それから、きっと自分が子どもだったら、今いちばん掛けて欲しい言葉を、彼にささやく。

「あの、えっと……だ、だいじょうぶ……?こわくない?ええと……私もこわがりだから……たよりには、ならないかもしれないけど……そばに………」

そばにいるわ、と言おうとして、なんだかえらそうじゃないかと思った。もしかしたら、自分のほうが、この状況をこわがっているかもしれないのに。まるで頼りになる大人のようなことを言うのは、ちょっとちがうのでは、と思い直した。

「……そばに……いても、いいかしら」

[A3]宝涙の娘 ネージュは、少し頬が赤いかもしれない 09/09 21:27
情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
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P6/P7/P8/P9/P10 [全15P]
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