2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P10/P11/P12/P13/P14 [全16P]
//////

【人:90】過去への渇望 レイヴン 09/10 22:51
>>77 ネージュ
「どうなんだろうな。
ここに来るぐらいだ。大抵の奴は相当の覚悟を持ってきていると思うが」

それでも、願いについて見直さなければならないのだろうか。人に頼るものでは無いと?
…分からない。

「初めのうちはな。今はもう生活するのには慣れた」

自分の身体が丈夫であったからこそでもあるが。これが虚弱体質ならば死んでいたかもしれない。そもそも虚弱体質なら森で倒れていたりはしないか。

「そうだな」

ゲームに勝つための道筋は未だ見えてはいないが。…わざわざ口に出すべきでもないだろう。
その後は裁縫をしにいく姿を見送った。

【人:91】哀傷の無声 チーフル 09/10 23:00
>>ノイシュ
[何処かで、彼を探す。
屋敷の中の、隅から隅を覗いて。あんな大きな男の人が、こんな所にいる訳が無いって分かっているのに]

『すみません』

『ごめんなさい』

『ノイシュさんを知りませんか』

[スケッチのその面を表に向けながら、方々を探し回る。
何処だろうか。

彼がいなくなってしまう前に、返したい事があるのに。
伝えたい事があるのに。
僕の喉は彼の名前を呼べなくて。それさえ出来れば、きっと届けられるのに]

【人:92】過去への渇望 レイヴン 09/10 23:04
>>78 チーフル
チーフルの期待するような文字の羅列に少々困る。
…旅は旅だが、そこまで期待されて話すような煌びやかな冒険譚ではないからだ。

「かっこいいか。俺は…期待に添えないが想像しているよりは地味だとは思う」

夢を見せるか、現実を突きつけるか迷って…現実を突きつけることを選択した。ただ、夢を完全に壊すつもりは無い。

「そういうことをする冒険者もいるのかもしれないが、俺の場合は国から国を渡り歩いていただけだ。
その土地で必要な分だけ仕事をして、また次の場所へ…と。
盗賊は…何度か返り討ちにしたことがあるが。

派手な話は出来ないが…国によって様々な文化があることに触れることは出来たな」

それこそ自分の常識では理解し難いものもあったが。

【人:93】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:06
>>87チーフル

[生まれた感情をそのまま表出することの危うさも、
 それによって生まれるかかわりの尊さも表裏一体だろう。
 
 文字に込められた感情も、少年の願いの本質も完全にはわかりえない。
 自分が当り前に持っているものが"ないこと"によるフラストレーションは想像上でしか掴めない。先刻、呪いを受けたという彼女の話も同様。
 
 "勝手に動き出す" 
 その筆致はどんなものだったやろか。]
 

【人:94】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:08
>>87
 「いいえ。

 んー、そやなぁ」
 
[しばし考えるいとまがある。顎に指の背を当てる仕草。
 別におかしな願いでもなんでもないし、切実なものだ。]
 
 
「僕な、年がら年中雪降ってる場所に住んでるんよ。
 いろいろあって蓄えとか作れんくて、
 みんな生活に困っとる。
 
 だからそれをどうにかして欲しいってのが僕のお願いやな。一応僕、こんなんだけどその街で2番めに偉いひとやから。」
 

【人:95】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:09
 
「……普通に暮らしたいって、頑張れば自分らで解決できるのかもしれんし、これ以上望むんは我儘かもなって思わんこともないけどな」
 
 そう、自重するように息を溢して。
 
 本当に消し去りたいのは困る原因そのものだ。
 雪の下、深く深く根を張るそれを、ここの主に解決できるのかは疑問だった。
 思い出すのは体温の低そうなまなざし。
 ゲームの詳細を聞いて、さらに疑念の色を濃くする。*
 

【人:96】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:15
広間の片隅、小さなテーブルで箱に入っていた裁縫道具を広げた。
ローブを繕いたかったのはもちろんだけれど、もうひとつ先にしておきたかったことがあったので……刺繍用の道具を先に取り出す。

(ハンカチは、もう私が使ってしまったから……)

ポケットから、涙の水晶を入れていた小さな巾着袋を取り出す。そこに入っていた水晶を手のひらの上に出して、それらをいったん裸のままポケットにしまった。

取り出した針の先端に、少し冷や汗をかく。あんなに好きだったのに。
(大丈夫、だいじょうぶ)
息を吸って、吐いてから、ちくちくと白と青の糸を使って巾着に刺繍をほどこしていく。自分で針を持つのは久しぶりだったけれど、だんだんかつての感覚を思い出してきた。
けれど、一度だけ。
布の固いところに糸を通そうとして、誤って指を突いてしまった。ぷくっと膨らむ血がこぼれるより前に、親指を口にふくむ。
血は涙よりも、外気に触れてから宝石になるまでに時間を要する。おそるおそる口から離して見ると、今回は宝石化することは無かったようだ。

気を取り直して、刺繍を進めていく。しばらくののち、麻の巾着袋に、青と白の糸で雪の結晶が縫い取られた

【人:97】哀傷の無声 チーフル 09/10 23:20
>>92レイブン
[レイブンさんの言葉を聴く。
困らせてしまったかもしれない。けど、彼は地味と言うけれど。

それだけでも充分、僕には及びもつかないようなお話だった]

『凄いです。
僕は、村と森から出た事が無いから。
一人きりの旅を、した事も無いから』

[この屋敷に来る人だけでも、世界には色々な文化や人がいる事を凄く感じた。
きっと、不死者様の元に来なかったら。ネフェリルさん達のような綺麗な人を見る事も無かったと思う。

心細くは無いんですか?
どんな文化があったんですか?

聴いて見たかったけれど。あまりにいっぺんに質問をしてしまうのは、申し訳なく思って。今は心の内にしまう。
それは、また次の機会に。傍にいても良い理由にもなれるから。

レイブンさんとのお話の後。僕は、ノイシュさんの姿を探しに。一度お別れをしたのだと思う]

[支]【人:98】メイド トワ 09/10 23:27
>>89 ネージュ
ネージュの返事に、数度目をぱちくりとすれば、ふふっと笑顔を浮かべる。

「当然の事なんだから、いいのよ。
むしろ、怖がってくれる方が幽霊冥利に尽きるってものじゃない。
どういたしまして」

確かに拒絶の色が瞳に宿ったのは見逃さなかったけれど、それでも歩み寄ってくるネージュ。
ああ、本当にかわいくて健気。

この子に嫌われなくてよかった!
またお話しする約束もできたし。

ふふ、ふふふ。

ネージュはその後、刺繍をするようだったから見送ったのかな。

【人:99】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:32
>>ノイシュ
   
 時計の文字盤と己のひとさし指の先を見やる。
 消えろだとか追放だとか、聞かなかったふりしとったんやけど、やっぱり悪い響きやなぁ。
 わざとらしくため息をつき。
 

【人:100】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:33
 
 ノイシュの姿を見かければ「どうも〜」と
 にこにこと手を挙げて近づき、
 ひとことふたことくらい交わしたかもしれない。

 会話が途切れたタイミングでゆっくりと指をさし、
 己の顔の横でぱっと開いて手のひらを彼に向ける。
  
 
 「ほな、またな」
 
 
 再会を願うような言い回しと共に、その手をひらひらと振った。
 

【人:101】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:39
>>【ノイシュ】

裁縫道具をいったん片づけて、ノイシュを探した。
彼がひとりでいるときに、「あ、あの……」と遠慮がちに声を掛けただろう。

「ノイシュ……あの、ルール……ですので、指を……さしに、参りました」

正直にそう言って、祈るように手を握り合わせる。

「……ごめんなさい。追放なんて。『ゲーム』のこととはいえ、愉快なことではありませんよね……あの……私は、これから指を差すのですが……」

握っていた手をほどいて、ポケットから先ほど雪の結晶の刺繍を施した、小さな麻の巾着袋を取り出した。

「ええと……これ、私がもともと持っていた袋で……全然、上等なものでも、なんでもなくて……どちらかといえばぼろで……ああ、なんだか申し訳ないような気がしてきたのですけれど……良かったら、あなたにさしあげようと……」

「あなたがおつらそうだったから」なんて、何も知らないのに言えることでは無いから。ネージュはまた、ぎこちなく微笑んで誤魔化そうとした。

「きっとこれは……私の、勝手な……罪悪感を、解消するための、行為で……もし不要でしたら、そのままお捨ておきください。できれば……私の見えないところで」

【人:102】執事 ノイシュ 09/10 23:39
>>91 チーフル
ふと柱の陰から、チーフルの姿を見かけた。
彼が他の人にスケッチブックを見せては、懸命に走り回る姿を見て誰を探しているのかは一目瞭然だった。

それを見て、逃げるように裏へと向かおうとした。
"共犯者"が、今更どのような顔をして話など出来るのだろう。

……いや、これは罪悪感と現実逃避が生んだただの言い訳だ。

彼がここまでして自分を探しているのなら、話をするのが筋じゃないのか?

「……あ」

そうこうしてる内に、チーフルは自分を見つけるだろう。
きっと、息を切らせながら、少しずつへたり始めたスケッチブックを持って。

僅かにたじろぐが、チーフルの瞳に真っ直ぐと射貫かれれば、その場から動こうとはしないだろう。

【人:103】哀傷の無声 チーフル 09/10 23:40
>>93>>94>>95アルジャン
[アルジャンさんが考える間を、静かに待つ。
それでも、僕がいつも人に待って貰っている時間には全然及ばない時間だった。

願いの話を聴いて。二番目に偉いと言うのに先ず驚いたけど。
この人は、多くの誰かの為に来たんだと分かった。
僕の、自分の為のお願いとは違って。
少しいたたまれなくなりそうになった。けど]


『わがままじゃないと思います。
沢山の人の幸せを願うのは』

【人:104】哀傷の無声 チーフル 09/10 23:40
>>93>>94>>95アルジャン
[自分じゃない誰かの幸せを願う。

村の皆もそうだった。だから僕は、僕の願いを叶えにここにいる。皆が、僕の幸せを願ってくれたから。

だから。アルジャンさんの願いを否定する事は、しちゃいけない事に思えた。
不死者様の名の下に。決して豪華では無いけれど。争いも、飢えで誰かが死ぬ事もない僕らの村とは、また違う筈だとしても]

『誰かの幸せを願う人のお願いは、わがままなんかじゃない。
そうであって欲しいです。
だって、誰かが誰かにそう願っているから。幸せに生きていけるんじゃないかって思うから』

[心を言葉にするのが難しくて。上手く文字に出来なかったかもしれないけど。
アルジャンさんの願いは、自分勝手なものじゃないって伝えたかった]

【人:105】哀傷の無声 チーフル 09/10 23:46
>>102ノイシュ
[柱の後ろに、隠れ切れていない大きな身体を見つける。
僕は、『ノイシュさんを知りませんか』のスケッチを大きく掲げたまま。見失わないようにじっと見て彼へと駆けて行く。

彼を見つけられて、良かった。
これからゲームが始まる。その最後の関わりを、消えろなんて思いだけでいさせたくなかったから。
動かない彼へと、もう時間も無いから。スケッチをめくっていく]

『ごめんなさい』

『伝えたくて。
不死者様には、きっと考えがあるから。
苦しまないで欲しくて。ノイシュさんは、気に掛けてくれて。優しかったから。
逃げるように言おうとしてくれて、嬉しかったです』

『背をかがめてくれますか』

[そんな、用意をしていた文字すら必要無く。彼はこれまで通り、目線を僕に合わせていてくれたかもしれないけれど]

【人:106】執事 ノイシュ 09/11 00:04
>>99 >>100 アルジャン
飄々とした様子でやってくるアルジャンに、先ほどレナートと話しているときに目が合ったなと思い出す。

何の話をしただろうか。
ブラムとはどのように会ったのか、なんだかんだ災難そうやな、なんて事も言われたかもしれない。
こちらからは月並みだが彼の特徴的な話し方や、彼の故郷の話を聞いただろうか。

僅かであったとしても、会話が弾んだのは自分が顔を背けてきた相手ではないからだろうか。
だとしたら、そんな自分にやっぱり腹は立ってしまった。

指をさされて、別れの挨拶をする彼には「……はい、また」と返しただろう。

[A10]見習い執事 レナートは、執事 ノイシュの背中にひらひらと手を振る。 09/11 00:12
[A11]見習い執事 レナートは、哀傷の無声 チーフルに見られていたことに気づくと、チーフルにも笑って手を振った。 09/11 00:12
【人:107】執事 ノイシュ 09/11 00:12
ネージュが話しかけに来る直前の話。

あの時の事を思い出していた。(>>1:120)
背中から掛けられた言葉は、労いの言葉で。

それを受け取る資格はないと聞こえないふりをした。

そんな事を考えていたからだろうか。彼女が声を掛けてきた。

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P10/P11/P12/P13/P14 [全16P]
//////