2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:68】宝涙の娘 ネージュ 09/09 18:52
>>63 レイヴン

男は挙動不審なネージュの受け答えを聞いても、怒らなかった。
ほっ、と息をついて安心したのもつかの間、なんと彼は隣に座った。

「!」

予想外のことに目を丸くしてしまったけれど、「手を貸す」と申し出てくれる様子を見ると……善意で目線を合わせてくれたようだ。

(もしかして……チーフルくんに屈んで話しかけるようなものかしら)

その気遣いは純粋に嬉しく、ネージュはようやく僅かに微笑むことが出来た。

「ご親切に……ありがとう、ございます。少ししたら落ち着くと思いますので……『も』、ということは貴方さまも、面談を……?

あ、申し遅れました。私は、ネージュ、と申します」

やはり家名は名乗らなかった。些細な噂でも知られていたら、嫌だったから

【独:-55】宝涙の娘 ネージュ 09/09 18:56
/*めちゃ気にかけてもらっている。ありがとうございます。力なき娘でございます……

ネージュが恥ずかしがりなのは元々の性格なのですが、兄夫婦に酷いことをされていても微笑めたり、過度におびえたりということが少ないなって感じはあるんですが、最初は酷めに虐められたけど、弱ると質が落ちるのに気がついてから程度がゆるくなったからかな*/

【独:-59】宝涙の娘 ネージュ 09/09 20:07
/*ただいま。ブラムさまの終わったらお返事しよう*/

【独:-60】宝涙の娘 ネージュ 09/09 20:07
/*アルジャンティキは大丈夫かな*/

[A1]宝涙の娘 ネージュは、不死者 ブラムの声にハッと顔を上げる。 09/09 20:09
【人:86】宝涙の娘 ネージュ 09/09 20:42
>>71 レイヴン

ゲームの話がある少し前のこと。

レイヴンはじっ、とこちらを観察するように見た。悪い視線では無いだろうけれど、そういえばこのローブの下の服はあまり上等なものでは無かったことを思い出し、そっと襟元を合わせた。
けれど、すぐに視線は外れ、レイヴンは他所を見たまま言葉を続ける。
「あまり良い反応ではなかった」という彼の言葉に内心「自分だけでは無かった」なんて安心してしまって──そんな自分の心の醜さが針になって心をチクチクと刺した。
自分の罪を取り繕うかのように、ぽつぽつと、先ほどは隠したことをつぶやく。

「……そう、なのですね。私も……厳しいお言葉を、いただきまして……それで……不安になってしまい……ここに。
レイヴンさま、とおっしゃるのですね。
ありがとうございます。私にも、何か親切にしていただいたことへのお返しができるとよいのですが

どうぞよろしくお願いいたします」

身体をレイヴンの方へ向け、深めの会釈をした。

【独:-66】宝涙の娘 ネージュ 09/09 20:52
/*狼様だ!!!!!*/

【独:-67】宝涙の娘 ネージュ 09/09 20:54
/*チーフルとノイシュの視線に
1.気づく
2.気づかない

1(2)*/

【人:89】宝涙の娘 ネージュ 09/09 21:00
レイヴンと話している間は、会話に集中していたので、チーフル(>>65)とノイシュ(>>67)の視線には気がつかなかった。

ただ、こちらから目を逸らしたレイヴンが見ている方向が気になって少し視線の先を追ったとき……その先にいた二人が見えただろう。

(あれは、チーフルくんと、ノイシュさま。チーフルくんも、一人で面談に行ったのかしら……)

なんて勇気のある子なのだろう。

そう思いながらふたりが話している様子を見ていたが、間もなく「不死者」様から重大なことを聞くことになる。

【人:91】宝涙の娘 ネージュ 09/09 21:17
>>74-76 ブラム

突然の「不死者」様の宣言に、壁に背を預けながらあわてて立ち上がる。さすがに、しゃがんだまま聞いていいことでは無いはずだ。

その口から語られたことは……『ゲーム』の勝者の願いを最大限叶えてくれる、というもので。
それ自体は、もしかしたらセカンドチャンスとして歓迎するべきことだったのかもしれないが──。

「吸血鬼……」

「不死者」様がどのような存在であっても構わない、と覚悟していたはずだった。それでもやはり、受け入れるのは難しかった。
固唾を飲み、呆然と話を聞いていた。が、話が終わっても、まだネージュの頭の中は整理されていなかった。

「ええと……ええと……」

なんだか大変なことのなかに飛び込んでしまった。そわそわおろおろと周囲を見る。

(どうなるのかしら、待って、ルールは……吸血って……)

【人:92】宝涙の娘 ネージュ 09/09 21:26
>>83 チーフル

周囲を見ていたとき、ぱっと小さな影が視界に入る。
そうだ、あの子は──

(私なんかより、ずっと怖いんじゃないかしら)

そう思うと、震えていた足が少しだけ芯を取り戻す。
挨拶をしただけ、遠くから手を振っただけの関係だったけれど。意を決して少年のもとへ駆け寄った。近くにはまだノイシュもいただろうか。

「チーフルくん……!」

声を掛けて、膝に手を当ててかがんだ。それから、きっと自分が子どもだったら、今いちばん掛けて欲しい言葉を、彼にささやく。

「あの、えっと……だ、だいじょうぶ……?こわくない?ええと……私もこわがりだから……たよりには、ならないかもしれないけど……そばに………」

そばにいるわ、と言おうとして、なんだかえらそうじゃないかと思った。もしかしたら、自分のほうが、この状況をこわがっているかもしれないのに。まるで頼りになる大人のようなことを言うのは、ちょっとちがうのでは、と思い直した。

「……そばに……いても、いいかしら」

[A3]宝涙の娘 ネージュは、少し頬が赤いかもしれない 09/09 21:27
【人:93】宝涙の娘 ネージュ 09/09 21:29
>>87 アルバ

それから、客人のひとりだと思っていた人が、前に出て意味深に宣言をする。

「いちばん、「不死者」様に近い、かた……?」

【人:97】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:05
>>94 ノイシュ

近くにいたノイシュが、スッと離れようとするのを見て、「あ……」と声をあげた。

「あ、あの、ノイシュさま……じゃなくて、ノイシュ」

つい、さまをつけて呼んでしまって、トワの言葉を思い出し訂正する。まだ知り合って間もない男性を呼び捨てにするのは、恥ずかしい。
彼は「不死者」様の使用人で、自分とは立場が違うひとだとわかってはいたけれど。それは別として、一言礼を言っておきたかった。

「あの──主様に、私についてお伝えいただいていたようで……主様が、私についてご存じのことがあると、それだけでも幾分か、お話をしやすかったので……あの……ありがとうございました」

【独:-76】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:05
>>95
/*うわーーーーーーーなにさいごの*/

【独:-77】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:06
/*何も言わずに離れちまった。飛び出す前のRPしよう*/

【人:98】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:18
>>95 レイヴン

「気を落とすな」と励ましてくれる彼は、表情こそ豊かでは無いものの──とても優しい人だ、と思った。
こんな中で、自分の願いに良い返事がもらえなかったのに、落ち込んでいる他人を励ましてくれるなんて。

いよいよ、彼の憂いを安心にしてしまった自分が恥ずかしく、小さくなるような心地がした。

「──ありがとう、ございます」

何度目かのお礼を言う。
何かお返しが出来れば、というこちらの言葉に、レイヴンは真剣な顔をしてこちらを真っ直ぐに見つめて──。

「ふえっ!?あ、はっ……は…………あっ!わ、私の……あっ、素性、とか、で、でしょうか……ですよね……?」

急に距離が詰められたような気がしてぽんっと動転したけれど、よく考えたら、きっと情報が欲しいだけなのかもしれない、と思い至る。が、挙動不審な返事になってしまったことは変わらない。

どこからどう話したものか、と思っているうちに『ゲーム』の話が始まり、反射的にチーフルの方へ駆けてしまったので、まだ何も詳しい話は出来ていなかっただろう。

【人:99】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:20
走ったり慌てたりしているうちに、応接室で拾った、ネージュの「涙の水晶」が<<哀傷の無声 チーフル>>の足元へと転がって行った。

【独:-78】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:21
/*せっかくだから宝石転がししよ、と思ったらチーフルくんのところにいきました*/

【独:-79】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:23
/*チーフルくんは鏡みたいな感じで、自分が欲しい言葉をかけましょうね……

もうちょっと自分本位というか、いっぱいいっぱいで人のことを気にかける余裕が無いと思う……余裕などできるのだろうか*/

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