2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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[支]【人:0】メイド トワ 09/11 07:55
……いつもより少し広間が広く感じるかも。

でもまあ、気を取り直して、音頭取りくらいはしておかなくちゃね。

「はい、遂に『ゲーム』が開始したわね!
まずは1日目ね。出来る追放の数はアト3回。

みんな、張り切って頑張ってねー!」

聞く人が不安になりそうな明るい調子で、水晶玉に向かってにっこり笑顔と共に手をひらひら。

でもその演技もあんま乗り気にならなくて、すぐにすんってなっちゃった。

広間のどこかの席にでも座って、しばらく見守らせて貰おうかしらね。

[支]【人:1】メイド トワ 09/11 08:04
昨日、もしかしたら一昨日の話かも!

>>2:21 エド
「意外と驚かないのね」

おとうさまが自身の素性を教えた時の周りの反応、結構阿鼻叫喚だったんだけどな。
なんだか、別のこと考えてそう?

あ、でも今の顔ちょっといいかも。
笑顔に滲む敵意みたいなの。誰に向けてか分からないけど。

「どういたしまして」と彼の背中を見送ったらその日はそれっきりだったかしら。

[支]【人:3】メイド トワ 09/11 08:43
昨日の話!
>>36 ティキ
ふふ、ふふふ。彼女に祝福が向かったと聞かされた時はびっくりよりも、嬉しいの方が大きかったわね。
ティキにとって、それが良い事か悪い事かは言葉を聞いてれば分かるけど。

兎にも角にも、ワタシのお気に入りの子が吸血鬼じゃないって知れて良かった! え、どうしてって? もしかしたら吸血した子に靡くかもしれないからよ。逆の場合は仕方ないって思えるけど、そんなのワタシ、ユルセナイ。

ああ、それにしてもどうしよう、なんて伝えるのが正解?

良かったわね? いやいや。
残念ね? うーん。

あ、そうだ!
小さく拍手をしながら、ティキへと近づいていく。

「ティキ! 貴方、お喋りだけじゃなくて踊りも上手なのね?
また一つ貴方のすごい所を見つけちゃった! ふふ、これでもしティキがこの事を忘れても思い出させてあげられるかも、なんてね。
まあそもそもワタシの事を忘れる可能性もあるけど……。

……ね、ダンスの事を忘れてしまう前に、どこかで一緒に踊らない? ワタシ、貴方と踊りたいわ!」**

[支][A0]メイド トワは、>>3 >>2:36 ティキ 09/11 08:49
[支]【人:14】メイド トワ 09/11 12:38
>>8 チーフル
「ん? チーフル君。どうしたの?」

ぼうっと広間を眺めていると、チーフル君がいつかの時のようにスケッチブックを広げながらこっちを伺ってきてくれた。

この数日で沢山使い込まれて、文字も滲み始めてるかもしれないスケッチブックを見て、そろそろ替え時かなー? なんて事を思いながら、文字を読む。

「大丈夫か? って、ふふ。
それはこっちのセリフよ、少年。

もっと他にやる事がキミにはある筈なのに、ワタシに構っちゃうなんて。悪い子ね。ありがとう」

そういいながら彼のスケッチブックをぴっ、と指さす。

「それ、新しい予備、持ってきてあげましょうか? それとも、一緒に取りに行く?」

「どうせサボるなら一緒にどう?」 なんて、レナートにも言ったっけ。

[支][A7]メイド トワは、追憶の片割れ エドの斬新な化粧に吹き出した。 09/11 12:42
[支]【人:30】メイド トワ 09/11 14:47
>>18 ティキ
「……そっか、逆もあるのね。身体が覚えててくれてよかった。
それなら、ティキが出来る事、もっと探しましょう?
私でよければ手伝うわ」

ティキを蝕む何かは、前向きなものからという傾向があっても、ほとんど無作為に選ばれてるみたい。
記憶がなくても身体が覚えている時もあれば、記憶があるのに身体の方が忘れている時もあると。

感情があの時で凍てついて、止まってしまった物を引っ張りだしているワタシと、感情が止まる事なく欠落して、引き出す為の取っ手すら見つけられないティキ。

全然違うのに、なぜだかどこか似てる気がした。

「本当? 貴方が幸せなら、ワタシも幸せよ。
それなら、今からでも踊りましょう。忘れてしまわないように、忘れても忘れ切れないくらい」

そうして、ワタシの動かない感情が彼女に刻まれれば、失わなくて済むかも知れないから。
そんな事は、ないのかもしれないけど。

きっと、その日は互いに疲れるまでおとうさまが立っていた舞台で踊りを踊っていただろう。
満足するまでなら、いいタイミングで切り上げられたかもしれない。それが彼女の感情に残っていたなら。

[支]【人:33】メイド トワ 09/11 15:03
>>20 チーフル
「ああ、ごめんなさいね。癖なのよ、だから気にしないで」

つい、礼を言った後に憎まれ口が零れるのは相手に舐められない為だとかだった記憶があるけど、ちょっと朧げ。

「ノイシュぅ? ふふっ、ないない。
……しっかり別れの挨拶はしたから、大丈夫よ。
チーフル君もそうでしょ? …と言うか、ノイシュが元気になったの、キミのせいでしょ」

あいつの事気にしてるって言ったら負けた気分になるじゃない。だから大丈夫ってごまかした。

それより、話してたら思い出した別れ際のあいつの顔、絶対誰かのこと思い出してたもん。
チーフル君のことずっと気にしてたし、犯人でしょ? と笑みを浮かべて少年を追求する。

「ワタシがお話に参加する訳にもいかないでしょ。
いちおー見守る側なんだし……でも気が利くわね、ありがとう」

[支]【人:34】メイド トワ 09/11 15:14
>>20 続き
「お、意外とキミもワルね、ふふっ。
それじゃあ、今からワタシ達はサボり仲間、ぷち共犯者って事で、しゅっぱーつ」

椅子から立ち上がって、チーフル君がついてこれるペースで、図書室へ。
その途中の廊下で、共犯者に必要なわる〜い情報を教えてあげる。

悪い情報と言っても、この洋館の事についてなんだけどね。

[支]【人:37】メイド トワ 09/11 15:30
>>20 チーフル 続き
「チーフル君はさ、この洋館についてどれくらい知ってる? 願いが叶うとか? 不死者様がいるとか?
…昔の事、どれくらい知ってるかな。

まあ、共犯者となったからには知らないといけない事だからしっかり覚えて戻ってよね。

……昔々の話。もう100年以上前くらいになるのかな。
ここの洋館を治めてたのはすーっごく綺麗で、素敵な……女性だったの」

素敵な、の後にワタシの…と付けそうになって、一瞬言葉に詰まる。えっと…

「……その頃は、ブラム様が持つ力で叶えるみたいなのはなくて、偉い人が寄贈してくれた色んな蔵書とか、魔法の品だとか、そういうので願いを叶えてたの。広間に置いてあった水晶玉も、その名残。

願いを多くの人が叶えられる様に、ってその人は考えてたみたい。
……結局、それが周りまわって、周辺国の欲望を買っちゃってさ、洋館は戦争の中心になったの。
その後の事は覚えてな…じゃなかった。記録に残ってなくて。そう言う過去があるよって話。
あ、着いたね」

今までの事はここの図書室に残された蔵書にあるんだよ〜と嘘をつきつつ、使われてないスケッチブックが積まれている箱へとチーフル君を案内した!

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