2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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視点:人
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【人:14】瑞花の街 アルジャン 09/08 00:06

.*:゚+ 
 
 濡れた靴はとっくに乾いてしまった。
 分厚い上着は当り前のようにみずからの重たさの一部。
 それが今は違和感のひとつ。 
 
 「ここはずいぶんとあったかいんやなぁ」
  
 暖炉にあたらなければ出てこないような
 せりふが口をつく。
 気温差のことなんて、だれか教えてくれたっけ。
 教えてもらったとして、すくなくとも今は忘れている。
 眠たげに首を揺らした。

 踏みしめた土地がシャクシャク鳴らない。
 乾いた土の感触、機嫌よさそうに風に揺れる草々、
 そのすべてが新鮮だった。

               +’゚:*。

【人:15】瑞花の街 アルジャン 09/08 00:06
 
 
 風に従うよに振り向けば、視界に映る湖の青**
 
 

欠落する心 ティキ がやってきたよ。
【人:16】欠落する心 ティキ 09/08 00:55
残されたものは幾らあるだろう。
ティキはその疑問すらいつ失うかわからない闇の中を歩いているに等しいのだ。

こうしている間にもティキは欠落している。

魔法の洋館に住まうという不死者。
願いをかなえる力を持つというその不死者は、ティキの失ったものを掬い取ってくれるのだろうか。

真偽は重要ではない。もう、縋ることしかできないのだから。


「…酷く遠かったけれども。」

ティキは呟き、屋敷の前に立つ。

宝涙の娘 ネージュ がやってきたよ。
【人:17】宝涙の娘 ネージュ 09/08 01:30
陰から陰へ移るように、身を隠してここまで来た。
途中、鳥型モンスターの鳴き声が聞こえたときはもうだめかと思ったけれど――隠密効果のある白のローブが効果を発揮してくれたようで助かった。

(大丈夫、きっとここまでくれば、もう……)

最後にもう一度後ろを振り返って、家からの追手は来ていないことを確認し、ほっと息をついた。
ローブのフードをふぁさ、と後ろへやり、雪のように白い髪と肌を顕わにする。

「……きっと、不死者さまのお力があれば……」

【人:18】宝涙の娘 ネージュ 09/08 01:35
周囲をうかがいつつ、そろりと門をくぐり、そうっとそうっと屋敷の扉へ向かうと、先に何名か人影を見かけた。

(すでにお客様がいらしてるのかしら……先着順、じゃ、ないわよね……?)

[A0]宝涙の娘 ネージュは、おろおろしている 09/08 01:36
【人:19】哀傷の無声 チーフル 09/08 07:27
>>15>>16ティキ>>17ネージュ

[思わず夢中で屋敷を見上げていれば、気が付けば周りに人?の気配がし始めていた。

思わずびくっ、としてその人達を見る。
そうだった。不死者様に人が会いに来るのは、何も僕だけじゃあ無いんだから。
こんな風に、扉をぼぉっと見上げていたから、きっとお邪魔だっただろう。
扉の前から横にズレた僕は、ちょっと慌ててスケッチブックをその人達に見せた]

『こんにちは』

[そう胸の前に文字を掲げてから、ページをめくる。心が急いてしまって、めくるのにもたついてしまって恥ずかしかった]

『僕の名前は、チーフルです。
どうか宜しくお願いします』

[そうしてから僕は、笑顔を浮かべた。
つもりだったのだけど、あまり上手には出来なくて。
ドキドキしている気持ちが、そのまま顔に出ちゃったかもしれなかった]

[A1]哀傷の無声 チーフルは、>>19>>15アルジャン 09/08 07:37
エルフ族 ネフェリル がやってきたよ。
【人:20】エルフ族 ネフェリル 09/08 08:19
深く被ったフード。
風に靡かれた、はみ出した白髪が、
日に照らされて銀色に煌めく。

「ここが、かの噂された洋館。
人の形を成しながら、人の願いを叶える願望の器。」

ぎりと奥歯を噛み締める。

[頼りたくない、縋りたくない。
だけど、俺一人で、部族で出来ることはたかが知れている。
お前達の──────────。]

「失礼する。」
扉を3回叩き、洋館の思い扉を開けたのだった。

【人:21】不死者 ブラム 09/08 08:37
外から人の気配を感じ私室の窓から外の様子を眺める。

「早くから熱心な事だ」

呟いて、広間へと足を運ぶ。

【人:22】哀傷の無声 チーフル 09/08 08:39
>>20ネフェリル
[その人を見た時は、とても綺麗な人だって思った。
銀色、なんてものはお話の中の文字くらいでしか見た事が無くって。
これがその色なんだって気付いた時には、その人はもうお屋敷の扉を開けていた。
苦しそうな顔をしていたように見えて、話し掛けてみたかったけど恐れ多くって。

驚いた声も出ないから、僕はみっともなくスケッチを胸の前に翳したまま、口を中途半端に開けておく事しか出来なかった]

追憶の片割れ エド がやってきたよ。
【人:23】追憶の片割れ エド 09/08 08:44
「ふーん。ここが魔法の洋館、ね
面白そうじゃないか!お邪魔しよう。」

にこやかに男は呟くが、目の奥は笑っていなかった。

「なあ、聞こえるか。ここまで来たんだが。」
男しばらく立ち尽くしたのち、小さくため息を吐いた。

【人:24】執事 ノイシュ 09/08 09:00
>>20 ネフェリル
戸を叩く音、そして共に響く扉を開く音。
開き切る前に、こちらからも扉に手をかけ開ける手伝いをする。

「お手を煩わせて申し訳ございません」

扉から姿を現した人物はフードを目深に被り、姿の全容は掴めなかったが隙間から覗く銀髪は美しく照らされており、気品を感じさせた。

こうして人目を気にしてやってくる人も少なくはない。某国の姫がお忍びでやってきた時は流石に肝を冷やしたが。

「ようこそお越しくださいました」

【人:25】執事 ノイシュ 09/08 09:07
>>all
そして、扉を開けた際に他にも人がいる事に気付きボウ&スクレープで客人を迎える。

「これは、お待たせしていたようで申し訳ございません。
私はこの洋館の主ブラム様の側仕え、ノイシュと申します。

広間でブラム様がお待ちです、どうぞこちらへ」

そうして扉の前で待つ人達にも広間への道筋を共有するだろう。

「何かご入用のものがあれば、近くの者にお声がけ頂ければと思います」

【人:26】追憶の片割れ エド 09/08 09:13
>>25 ノイシュ

「まあ!ご丁寧にありがとう」
にこやかに"女"は微笑むと彼に語りかける

「ねえ、あなたの主人のブラム様って方、どんな人なの?」

【人:27】エルフ族 ネフェリル 09/08 09:15
>>22 チーフル

*扉に入る前の事*
ふ、と当たりを見渡せば彼と他2人が
会話しているのが聞こえた。
己の為に来はしたが、秩序を乱したいわけではない。

(彼らの方が先に到着していたであろうに、
屋敷に先に入ってしまったな。あとで謝りに行かなければ。)

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