2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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視点:
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[支]【人:7】メイド トワ 09/07 23:01
>>6 ノイシュ
フン、とノイシュの言葉にそっぽを向く。
ああ言えばこう言う。素直に恥ずかしがればちょっとは可愛げがあるのに!

「……分かったわ。おとうさまが頼りにしてくれてるのなら、それに応えなくちゃいけないし。

伝えて周るついでに隅々まで掃除もしなくちゃね」

善は急げとワタシは足を踏み出した──壁の方に。

【人:8】執事 ノイシュ 09/07 23:09
>>7 トワ
「……おい、待て。平然と壁をすり抜けようとするな。
他の人が驚くような行動は禁止だって言っただろ」

トワの突飛な行動を即座に引き留める。
彼女が特異な能力を持っている事は、ごく少数しか知らないのだから。

「あとその『おとうさま』と言うのも慎め。血の繋がりもないのに」

ここで働く使用人は大体がブラムに拾われたか、身寄りのない者だ。
慕うのは結構だが、時と場所は選んで欲しい。

[支]【人:9】メイド トワ 09/07 23:25
>>8 ノイシュ
「あーもう五月蠅いわね。お小言ばかり!
そっちの方がおとうさまに甘えたの甘々の甘えん坊のくせに。
だから犬って呼ばれるのよ!」

いーっと憎まれ口を叩いた後、ワタシは壁に逃げ込んでやった。
言われなくたってちゃんと使用人の皆ともお客様とも話せるし!バレないし!

全部完璧にこなして目に物みせてやるわ!

【人:10】執事 ノイシュ 09/07 23:40
>>9 トワ
「あ、おい……」

トワは言葉をまくし立てるとそのまま壁へと消えていってしまった。
誰もいない廊下で、本日三度目の溜息を吐くと、こちらもその場を後にする。

明日からは願いを胸に秘めた人々が訪ねてくるのだ。
トワの事は気になるが、喫緊の用件の方が大事だと頭を切り替える。

【人:11】執事 ノイシュ 09/07 23:47
迎え入れる準備を整え、玄関ホールへと足を運べば、後はいつも通りに案内するだけだ。

これからやってくる人々に向けて、言葉を紡ぐ。

「──ご足労頂きありがとうございます。
ご用件は願いを叶えたい、でよろしいでしょうか?」

哀傷の無音 チーフル がやってきたよ。
【人:12】哀傷の無音 チーフル 09/08 00:02
[僕には小高い丘を越えて。
息を大きく吐きながら見上げる。不死者様に庇護された村から出たそこは、まるでお城のような御屋敷。

不死者様に会って来ます。そんな書置きだけを残して、哀傷の村と呼ばれる場所から歩いていた。あそこには、他にも色々呼び名はあったみたいだけど。

大丈夫。招待状?は貰ったのだし。不死者様に会う事は名誉な事だから。村の皆も、心配しすぎる事はきっと無い。
只、自分を見送る顔は見たくなくて。行ってきますは見せなかった。

大丈夫、大丈夫って。黒い御屋敷の玄関を見上げてる。
大丈夫。後は、言葉を伝える為のこれを絶対に失くさないようにするだけ。

失礼の無いように。
今日の為に新しく。丁寧に丁寧に、綺麗に見て貰えるように、文字を書いて来たんだから。

そう思って僕は、こんにちわ。の面を表にして。スケッチブックを握りしめた]

哀傷の無音 チーフル は 哀傷の無声 チーフル に、くらすちぇーんじ!
瑞花の街 アルジャン がやってきたよ。
【人:13】瑞花の街 アルジャン 09/08 00:05
 
 降りたったこの地はどこか仄暗い。
 
    白い世界になれきった眼を、ぐっと押し拡げて。
 

【人:14】瑞花の街 アルジャン 09/08 00:06

.*:゚+ 
 
 濡れた靴はとっくに乾いてしまった。
 分厚い上着は当り前のようにみずからの重たさの一部。
 それが今は違和感のひとつ。 
 
 「ここはずいぶんとあったかいんやなぁ」
  
 暖炉にあたらなければ出てこないような
 せりふが口をつく。
 気温差のことなんて、だれか教えてくれたっけ。
 教えてもらったとして、すくなくとも今は忘れている。
 眠たげに首を揺らした。

 踏みしめた土地がシャクシャク鳴らない。
 乾いた土の感触、機嫌よさそうに風に揺れる草々、
 そのすべてが新鮮だった。

               +’゚:*。

【人:15】瑞花の街 アルジャン 09/08 00:06
 
 
 風に従うよに振り向けば、視界に映る湖の青**
 
 

欠落する心 ティキ がやってきたよ。
【人:16】欠落する心 ティキ 09/08 00:55
残されたものは幾らあるだろう。
ティキはその疑問すらいつ失うかわからない闇の中を歩いているに等しいのだ。

こうしている間にもティキは欠落している。

魔法の洋館に住まうという不死者。
願いをかなえる力を持つというその不死者は、ティキの失ったものを掬い取ってくれるのだろうか。

真偽は重要ではない。もう、縋ることしかできないのだから。


「…酷く遠かったけれども。」

ティキは呟き、屋敷の前に立つ。

宝涙の娘 ネージュ がやってきたよ。
【人:17】宝涙の娘 ネージュ 09/08 01:30
陰から陰へ移るように、身を隠してここまで来た。
途中、鳥型モンスターの鳴き声が聞こえたときはもうだめかと思ったけれど――隠密効果のある白のローブが効果を発揮してくれたようで助かった。

(大丈夫、きっとここまでくれば、もう……)

最後にもう一度後ろを振り返って、家からの追手は来ていないことを確認し、ほっと息をついた。
ローブのフードをふぁさ、と後ろへやり、雪のように白い髪と肌を顕わにする。

「……きっと、不死者さまのお力があれば……」

【人:18】宝涙の娘 ネージュ 09/08 01:35
周囲をうかがいつつ、そろりと門をくぐり、そうっとそうっと屋敷の扉へ向かうと、先に何名か人影を見かけた。

(すでにお客様がいらしてるのかしら……先着順、じゃ、ないわよね……?)

[A0]宝涙の娘 ネージュは、おろおろしている 09/08 01:36
【人:19】哀傷の無声 チーフル 09/08 07:27
>>15>>16ティキ>>17ネージュ

[思わず夢中で屋敷を見上げていれば、気が付けば周りに人?の気配がし始めていた。

思わずびくっ、としてその人達を見る。
そうだった。不死者様に人が会いに来るのは、何も僕だけじゃあ無いんだから。
こんな風に、扉をぼぉっと見上げていたから、きっとお邪魔だっただろう。
扉の前から横にズレた僕は、ちょっと慌ててスケッチブックをその人達に見せた]

『こんにちは』

[そう胸の前に文字を掲げてから、ページをめくる。心が急いてしまって、めくるのにもたついてしまって恥ずかしかった]

『僕の名前は、チーフルです。
どうか宜しくお願いします』

[そうしてから僕は、笑顔を浮かべた。
つもりだったのだけど、あまり上手には出来なくて。
ドキドキしている気持ちが、そのまま顔に出ちゃったかもしれなかった]

[A1]哀傷の無声 チーフルは、>>19>>15アルジャン 09/08 07:37
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