2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:41】執事 ノイシュ 09/08 12:23
>>36 エド
明るい言動とは裏腹に、空虚そうな表情の"彼女"の瞳は、昨日見た主の諦観したような様子と少しだけ重なって見えた。

「かしこまりました。ここに辿り着くまでの疲れが溜まっているのでしょう。
使いの者にローズヒップティーを用意させます。」

そう言いながら使用人の一人に目配せする。
エドの必要なタイミングで飲み物が用意される事だろう。

【人:42】執事 ノイシュ 09/08 12:27
>>37 ネージュ
物静かな印象を抱く女性は、こちらの対応に目を丸くしていた。
体躯のせいもあるだろうか、そうなら少しだけ申し訳なく思った。

目を引く紅い瞳はおろおろと瞳孔を揺らしていたが、挨拶の返しは整っておりどこかのご令嬢なのだろうかと邪推させる。

「ネージュ様ですね。
……ここに来られる方は故あってお越しになられる方ばかりです。
あまり気負わずにお過ごしください」

ネージュも白いローブを羽織っており忍んでいる様子だったので、小さく頷き、安心するよう促した。

[支]【人:43】メイド トワ 09/08 12:33
>>40 エド
広間へやってきた彼に手渡されたメモを見て、首を傾げる。ナニコレ。
まあ、人に言えない事の一つや二つあるのが当然だけど。

「貴方、悩みなさそうね」

願いを叶えに来る人にしては随分明るい印象とメモの雑さに興味が湧いて、つい言葉が漏れた。

【人:44】哀傷の無声 チーフル 09/08 12:33
>>34ネージュ
[ネージュさんの挨拶に、ペコリとお辞儀を返す。
浮かべてくれた笑顔は、遠慮がちの様にも見えて。もっと、願いの為に来るのは、怖い人達を想像していたから。
笑いかけてくれようとしてくれた事に、ドキドキしていた心がほっと落ち着いていく。

真っ白な髪と、村では殆ど見ない様な白い肌は。
深く遠くまで雪が積もった、冬の日の朝みたいだった]

『はい』

[扉を指すネージュさんに、スケッチをめくって答えた。
促してくれたこの人に、定型文の様に用意した文字だけでしか返せない事を申し訳なく思いながら、扉の先へと一緒に進んでいった]

[A6]哀傷の無声 チーフルは、屋敷の中をキョロキョロと落ち着きなく見渡している** 09/08 12:55
【人:45】欠落する心 ティキ 09/08 13:01
屋敷を見上げながら息を整えていると、何か慌てたような少年…だろうか、それが帳面を捲ってこちらに向けた。

>>19 チーフル
「チーフルと言うのね。私はティキ。
残念だけど、よろしくというのはよく分からないの。でもこうして同じ場所へやって来た縁があるのは分かるわ。だからそうね、きっと私もそうしたいんだと思う。」

そうしてティキは、笑顔を作ってくれた彼に、確かこうだったなと思い出しつつ無理矢理口角を上げて見せるのだった。

【人:46】宝涙の娘 ネージュ 09/08 13:02
>>42 ノイシュ

大きなひとだけれど、かけてくれた声はこちらを安心させてくれるように優しくて。
ほ、と息をつき微笑んだ。

「ありがとうございます、執事さま。お優しいのですね」

それから、机に向かっただろうか。

【人:47】過去への渇望 レイヴン 09/08 13:06
>>25 ノイシュ
「出迎え感謝する」

男はそれはそれは長い旅を続けてきた。肉体的疲労だけが鮮明に辛い旅出会ったことを伝えてくる。

「俺はレイヴン。
ここが不死者の住まう館だと聞いたが、間違いないだろうか」

誰かに聞いた話によれば、なんでも願いが叶うらしい。

見習い執事 レナート がやってきたよ。
【人:48】見習い執事 レナート 09/08 13:16
くあ、と欠伸をしながら広場へ向かう。
眼前にサボり仲間のメイドの姿が見えて、手を振った。

>>35
「よおー、トワ。何してんだ」

狂信の渦 アルバ がやってきたよ。
【人:49】狂信の渦 アルバ 09/08 13:19
長く馬車に揺られていたから、体が軋むように痛んだ。

「はぁ、いたた……、もう、どうしてこんなに遠いんだよ」

腰を摩る。本当に遠い道のりだった。旅と言って差し支えないだろう。

……でも、ようやく着いた。
扉をノックすると、背筋を伸ばして外していた目隠しをつけ直した。

「……ごめん下さいませ」

【人:50】執事 ノイシュ 09/08 13:33
>>46 ネージュ
「……いえ、務めですから。ですが、ありがとうございます」

『優しい』
そう言われて、少し固まった。

こうする事でご機嫌を取らなければ、生きていけなかった世界にいた故に。
"これ"を優しさと取られるのなら、それは自分の今が恵まれていて、そして皮肉な話だったのだと思う。

礼を告げて広間へと消えていくネージュの背中を見送って、頭を切り替えた。

【人:51】執事 ノイシュ 09/08 13:34
>>47 レイヴン
ぶっきらぼうに語る男は、長旅を続けてきたのだろう。
靴に使い込まれた傷が無数にも広がっていたのにも関わらず、その顔に疲労はあまり見えない。

「レイヴン様ですね。
ええ、こちらが不死者ブラム様の住まう洋館でございます。

貴方も噂を聞きつけて来られた方で間違いないでしょうか」

強面の人物に少しだけ警戒心を滲ませてそう伝える。

[支]【人:52】メイド トワ 09/08 13:37
>>48 レナート
準備をしていると、最近この洋館にやってきた執事のレナートが声を掛けてくる。
ウマが合うしサボって喋るのは好きだけど。
残念、今はサボる気分じゃないのよね。

「あ、レナート。
何って仕事よ、仕事。

ほら、このプロフィールシートを机に置いて回ってるの。
貴方も偶にはおとうさまの目に留まる事をしなさいな」

そう言いながらレナートにプロフィールシートを渡す。

【人:53】見習い執事 レナート 09/08 13:42
>>52 レナート
「仕事ォ? んだよトワ、珍しいじゃねーか」
ハッとおかしそうに笑う。

「なんだこれ、しゃーねぇなぁ」
懐からペンを取り出すと、でかでかとプロフィールシートに『レナード』とだけ書き殴りトワに渡した。

「やるよ。喜べ、俺のサインだ」

【人:54】執事 ノイシュ 09/08 13:43
>>49 アルバ
馬の蹄と木で組まれた歯車の軋む音が聞こえてくる。
馬車でやってくる人はそう言えば今日初めてだなと思いながら、扉がノックされれば静かに開いただろう。

「……ようこそお越しくださいました。
こちらは不死者ブラム様の住まう洋館でございます。

……足元にお気を付けください」

目隠しをしながらやって来た方に、ボウ&スクレープをしながら迎え入れる。
一応目が不自由であった際を考えて気を配ってみたが、要らぬ気遣いだっただろうか。**

【人:55】狂信の渦 アルバ 09/08 13:51
>>54 ノイシュ

「えぇ、存じておりますわ」

高い声で答えて、微笑んでその礼を受ける。

「大丈夫、ワタシには"気"で全て見えていますから」

僕は執事に向かって鷹揚に頷く。
まあ本当はこの目隠しに透かしが入ってるだけなんだけどね。

「当主様はどこにいらっしゃるのかしら」

[支]【人:56】メイド トワ 09/08 14:04
>>53 レナート
……こいつ、ワタシの作ったプロフィールシートにいい度胸じゃない。

「……中々情熱的なプロフィールシートね。
でも、素敵なサインも描き間違えたら暖炉の薪くらいにしかならないわね?」

でかでかと書かれたプロフィールシートに書かれた『レナード』という字を突きつけてくすくすと笑う。
『レナート』なら知ってるけどねぇ……。

【人:57】執事 ノイシュ 09/08 14:08
>>55 アルバ
ふわりと礼を返すその所作もまた完成されており、容姿と相まって女性かと思うが本人から告げられない限りは断定しない方がいいだろうと頭を横に振る。

「……なるほど、それなら安心ですね」

アルバの言葉ににっこりと微笑みを返すと、続く問に答える。
色々な人がやってくるので、多少の特異性には自身も寛容になっているらしい。

「ブラム様は広間の方であなた方をお待ちしています。
ご案内致しますね」

そう告げると、アルバに広間の場所と、必要なものがあれば近くの者に伝えるよう促しただろう。**

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