2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【独:-699】哀傷の無声 チーフル 09/16 20:13
/>>ターシィさん
あいあいさ!

【独:-700】哀傷の無声 チーフル 09/16 20:14
/チーフルのこれ、多分明言してないけど呪いみたいなものだってつもりでいたから拾って貰ってめちゃくちゃに嬉しいな。

欠伸とかの音すら出ないから

【人:152】瑞花の街 アルジャン 09/16 20:19
>>148レナート

「おつかれさん」
 
 呼び名には眉を僅かに持ち上げる。
 何故だか、向こうから話しかけられる気はしていなかった。
 
「別室からの景色はどうやったん?」
 そんな軽口を叩きつ。
 

「あれが、あいつに叶えることができる僕の願いの上限や。貰えるもんは貰っとかんとな」
 
 ひねくれたことをいうも、客観的に見ればプライドが邪魔をしたり周りを見失ったように見えたりするのかもしれない。心底否定はできなかった。
 街の民たちにとって最良の結果ではないことは確かだ。それも、あくまで「現状は」と己に言い聞かせている。
 
 彼を渇き満たすものが館の主から贈られることはない。それに対する思いが、まだ明確なかたちになっていない。
 

【人:153】瑞花の街 アルジャン 09/16 20:22
 
「せやね。まだまだ死ねへんわ。
 おかげさんで当面の生活は保証されたし、やること山積みや。忙しゅうなる」
 
 己のうしろには守るべきひとたちがいて、別の場所には同じ方向を向いているひとがいる。じきに余計なことを考えるいとますら無くなるだろう。それでいい、と思える。
 
 
 「……あんたもやろ?」
 

 
 彼の様子に諦観や悲観の色は見えない。向かいなおって悪戯っぽく笑う。

【独:-701】瑞花の街 アルジャン 09/16 20:22
/*
チ,チーフルッ

【人:154】宝涙の娘 ネージュ 09/16 20:23
>>レナート

レナートがひとりで居るときに。
彼の姿を見かけたら、はっとして早足で近づいた。
レナートが屋敷を離れようとしていることはまだ知らないので、後輩として挨拶しておかねば、と思ったのである。

「レナート」

声を掛けてから、レナートが追い出されたあの日は指をさしあった関係だったことに気がついたけれど──ふるふると軽く頭を振って、スカートの端をつまんでお辞儀をした。

「……『ゲーム』おつかれさまでございました。その節は……あらぬ疑いをかけて申し訳ありません。
その……このたび、私は、こちらのお屋敷でお針子としておつとめをさせていただくことになりました。その……なにぶん、あの、はじめてのことばかりで……ご迷惑をおかけすることも多々あると思うのですが……」

レナートの返事を待たず、小さなオレンジのカランコエの花を刺繍したハンカチを差し出した。

「あ、あああの、私の地方では、お花それぞれに言葉が……ありまして……レナートをイメージして、刺繍をしました。ご挨拶として受け取っていただければと……」

【人:155】哀傷の無声 チーフル 09/16 20:29
>>不死者様

[チーフルの首へと、息吹の様に祝福が注がれていく。
音を、心を蝕み続けていた静寂の呪い。
それが別たれて行って。消えて行くのを見ていた。
ずっと心にあった、くらい森の世界。
さようなら。きっとだからこそ、優しい人達に出会えた。
けれどもう。優しさに甘えた、暗闇からは出て行こう。

神がこの世に落とした願望器が如き力は、確かに少年の願いを叶えていた。
その力はきっと呪いだったし。罰でもあったのだろうけど。
不死者の運命は今。少年の心を救ってくれる、祝福でも確かにあった]

【人:156】哀傷の無声 チーフル 09/16 20:29
「あ、」

[先ずは一息。試すように。
小さな声を出した]

「あ!!」

[もう少しだけ大きくしようとしたのだろう。
出たのは、自分の耳も痛くなるような、大きな声。
口の中の舌が、使われた事の無い動きをしようとしてツリそうだった]

「あい、あ」

[上手く喋れずに、俯きそうになる。
深く深呼吸。文字を宙に溶かすみたいに。
空に音を思うみたいに。
優しいに、当たり前の言葉を謳うように]

【人:157】哀傷の無声 チーフル 09/16 20:30
「あい、あ、とう」

[こんな簡単な言葉に追いつくのが。
こんなにも難しい]

「あい、あい、
あいあおう、ごあいます」

[けれど。こんなにも。嬉しい]

「ありがとう、ございます」

[上手に言えたでしょうか?
ねぇ不死者様。きっと貴方は、アルジャンさんに酷い事をした。
とても重い罪と罰だって背負ってる。

けれども。どうか。運命の全部を呪わないで。
貴方の運命が今。こうして僕を。沢山の人を救ってくれているんだから]

【独:-702】宝涙の娘 ネージュ 09/16 20:39
チーフルッ

【独:-703】欠落する心 ティキ 09/16 20:39
レナート後で屋敷裏な

【独:-704】哀傷の無声 チーフル 09/16 20:42
/ティキもレナート屋敷裏に連れ込みそうって思ってたら案の定だった。
ブラム様と二人で詰められるレナート

【独:-705】宝涙の娘 ネージュ 09/16 20:43
チーフルの声の出し方があまりにも愛しい

【独:-706】見習い執事 レナート 09/16 20:43
「悪かったって。でも先にふっかけてきたのはトワだぞ?」

【独:-707】見習い執事 レナート 09/16 20:43
アルジャン………………………………………………………………………………
お返事しますね

ネージュも………………たくさん怖がらせたのに………………ありがとう………………

【独:-708】見習い執事 レナート 09/16 20:44
チーフル

【人:158】哀傷の無声 チーフル 09/16 20:47
>>アルジャン
[僕は、不死者様の傍を離れると。
最初に向ったのは、朱いフードのその人の元。
不死者様に連なる血族の人。
まだ。初めての言葉を探しながら。

今僕の願いが叶っているのは。
この人が、ゲームの最後に取った、選択肢のお陰だから]

「あ、お」

[聞き慣れない音で目がくらっとする。
僕はこんな声をしていたんだ
鼻から、準備運動で息を吸う。ちょっとだけ、不満も込めて]

【人:159】哀傷の無声 チーフル 09/16 20:49
「あ、の!」

[込めた不満は、夜に襲われて怖かったですって気持ち。
キーンとなりそうな、大きな音。
けれども、内側から出て行く声と心が、気持ちよくて。
ほっぺたが熱くて。自分が、ドキドキしているんだって気付く。
誰かを呼び止めるって。こんなに胸が緊張して。けれど、自分が広く大きくなったように感じるものなんだ]

【人:160】哀傷の無声 チーフル 09/16 20:49
「あいあ、おう。おあい、ます」

[まだその言葉に慣れていなくって。
伝わってくれただろうか?僕の言葉は]

「どううて、えいあか?」

[ふるふる、と首を振る。
言葉は難しいけど。ちゃんと伝えたいから。
文字でだって、きっと伝えられる。けど、今は自分の言葉で]

「どうし、て。でしあ、か?」

[どうして貴方は。
勝利が決まった後に。僕を、僕も。勝たせようとしてくれたのでしょう]

【人:161】見習い執事 レナート 09/16 20:49
>>153 アルジャン
「別室? ああ、すげー快適だったぞ、美味いもん食いながら頭悩ませてるお前ら見るの」
くつくつと笑う。

「ふうん。ま、良いんじゃね? お前満足したら死んじまうかもしれないんだろ」

どこかすっきりしたような、楽しんでいるようにも見えるアルジャンの表情に笑った。
自分が彼の気持ちを正確に理解出来る日が来るかはわからないが、生きているならいい、と思う。自分の身の上を打ち明けた人間が0になってしまうのは味気ないように感じられるからだろうか。

「ああ、俺も暫く死ぬ予定はねーよ。機会があったらまた会おうぜ。今度は海を渡ろうと思っててな」

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