2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P9/P10/P11/P12/P13 [全15P]
//////

【人:96】過去への渇望 レイヴン 09/09 21:59
>>75
ネージュと話していれば、ブラムの声が響き渡る。
決して大声ではないのに、よく通る声だと思った。

『ゲーム』をするという。相手は…俺達の中にいる吸血鬼。

今動いてもしかたない。条件が分からない以上、対策のしようも何も無い。

そんなことを考えていれば、不死者に一番近い人間だと名乗りあげる人物がいるのを目にした(>>87)

【人:97】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:05
>>94 ノイシュ

近くにいたノイシュが、スッと離れようとするのを見て、「あ……」と声をあげた。

「あ、あの、ノイシュさま……じゃなくて、ノイシュ」

つい、さまをつけて呼んでしまって、トワの言葉を思い出し訂正する。まだ知り合って間もない男性を呼び捨てにするのは、恥ずかしい。
彼は「不死者」様の使用人で、自分とは立場が違うひとだとわかってはいたけれど。それは別として、一言礼を言っておきたかった。

「あの──主様に、私についてお伝えいただいていたようで……主様が、私についてご存じのことがあると、それだけでも幾分か、お話をしやすかったので……あの……ありがとうございました」

【人:98】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:18
>>95 レイヴン

「気を落とすな」と励ましてくれる彼は、表情こそ豊かでは無いものの──とても優しい人だ、と思った。
こんな中で、自分の願いに良い返事がもらえなかったのに、落ち込んでいる他人を励ましてくれるなんて。

いよいよ、彼の憂いを安心にしてしまった自分が恥ずかしく、小さくなるような心地がした。

「──ありがとう、ございます」

何度目かのお礼を言う。
何かお返しが出来れば、というこちらの言葉に、レイヴンは真剣な顔をしてこちらを真っ直ぐに見つめて──。

「ふえっ!?あ、はっ……は…………あっ!わ、私の……あっ、素性、とか、で、でしょうか……ですよね……?」

急に距離が詰められたような気がしてぽんっと動転したけれど、よく考えたら、きっと情報が欲しいだけなのかもしれない、と思い至る。が、挙動不審な返事になってしまったことは変わらない。

どこからどう話したものか、と思っているうちに『ゲーム』の話が始まり、反射的にチーフルの方へ駆けてしまったので、まだ何も詳しい話は出来ていなかっただろう。

【人:99】宝涙の娘 ネージュ 09/09 22:20
走ったり慌てたりしているうちに、応接室で拾った、ネージュの「涙の水晶」が<<哀傷の無声 チーフル>>の足元へと転がって行った。

【人:100】哀傷の無声 チーフル 09/09 22:28
>>87アルバ
[不死者様の言葉の意味を理解するまでに、時間が掛かっている内に。昨日、名前を教えてくれた。名前を思うと良いと言ってくれた綺麗な人が喋る。

不死者様に一番近い人。それは、不死者様が言う知故のお方。
なんだろうか。
なんだか納得出来てしまう気がした。だって、この綺麗さは普通の生き物には出せないものなのだろうから]

【人:101】哀傷の無声 チーフル 09/09 22:28
[段々と、不死者様の言葉を理解していった。
その中で、特に響いた言葉。

──生き血を啜られる。夜に。たった一人で。助けも呼べず。
誰にも助けて貰えないまま、正体も分からない何かに食べられる。
こころが何処にも響かないまま、恐い気持ちだけが夜に埋もれる。

ノイシュさんはきっとこれを聴かされていたんだろう。
何か考えがあって。朝はその事を考えていたんだ。きっと。
けど隣のノイシュさんは何も言ってくれなくって。顔を見れなかった。

掛けようとしてくれた言葉。悩んでいたんだろうって分かるのに。

僕は今、ノイシュさんがどんな顔をしているのか知るのが恐かった。
それよりも。想像の闇が身体を震わせて行って。不死者様のお考えの事を考える事も出来なくなって。

只々、助けても言えずに震えていた]

【人:102】哀傷の無声 チーフル 09/09 22:29
>>92ネージュ
[その時だった。
その人は、想像の闇の中を、白い雪が舞うように眼の前にいた。
言葉が僕を、一人きりの夜から連れ戻して行った。

僕はその人に、揺れる瞳を向ける。
掛けてくれる言葉はたどたどしくて。その人の表情だって青ざめて見えるようで。
それなのに、伝えてくれる言葉はこんなにも僕に寄り添おうとしてくれていた]

『こわいです』
[手が震えて、汚くてみっともない字になってしまう。
今の僕は、なんてみっともないんだろう。

けど、この人は。自分だって凄く恐いのに。
僕が助けてを言えなくても。助けてが聴こえなくても、助けようとしてくれる人なんだ]
『そばにいてほしいです』

[だから、恐い気持ちも。今の気持ちも文字にした。
僕の気持ちの、どれほどの事が伝わってくれるかは分からないけれど。
今はこの人の傍にいたかった]

【人:103】哀傷の無声 チーフル 09/09 22:30
[離れて行くノイシュさんを、一瞬目だけが追った>>94
表情は見えなくて。離れる背中に、微かに振った手は気付いて貰えなかっただろうか]

【人:104】哀傷の無声 チーフル 09/09 22:39
>>99ネージュ
[走ってきたネージュさんから、何かが足元に零れ落ちたのを見つけた。

水晶、のようだった。不思議な形をしていて。冷たいのに、何処か命から零れおちたかのような。
水晶なんてあまり見る事は無いけれど。綺麗だと思った。

手に拾って、ネージュさんへと掌に乗せた水晶を見せる。
高価なものだろうから。きっと大事なものだろうから。

落し物ですよね?と言う視線を込めて、首を傾げた]

【人:105】エルフ族 ネフェリル 09/09 22:59
>>64ブラム
「何が残る…か。」

腕を組み、熟考する。
そして、その問に答えることはできただろう。
しかし、休憩を促された。

[なにか思ってのことか?]
疑問に思いながらも

「承知した。失礼する。」
告げたあと、広間に戻った。


>>75>>76
その裏が有ったことが確信となる。
「通りでもう一歩踏み込んでこなかったわけか。
ということはここの執事共も…。」
トワ・ノイシュ達を目で追う。

【人:106】狂信の渦 アルバ 09/09 23:28
>>93 ネージュ

「そう、近しい者」

「……血筋、距離、心。今回で言うと、三番目」

僕は少女の唇に、人差し指をつける。

「友人というのが分かりやすいかな?」

【人:107】宝涙の娘 ネージュ 09/09 23:31
>>102 チーフル

この屋敷の中でいちばん幼い少年は、震えていた。近くまで来てようやくそれに気がついた。
ネージュの顔を見る揺れる瞳と、震える手で書かれた助けを求めるその字を見て──ハッと口を覆い、それからきゅっ、と唇を噛んだ。
やっぱり、しっかりしていてもこの子は子どもなのだ。

「そうよね、こわいわよね……私たち、おなじだわ。チーフルくん」

がんばって目を細めて、触れるか触れないかくらいの距離感でふわりとチーフルの頭を撫でる。

「……よかった、一緒にいましょう。私を見かけたら、遠慮なく来てちょうだいね。私も、心強いから……」

【人:108】宝涙の娘 ネージュ 09/09 23:33
>>104 ネージュ

チーフルが何か拾って、こちらへ差し出して来た。

ネージュの『涙の水晶』が、チーフルの手のひらの上に乗っていた。

「あっ、私──」

ぱっ、とローブのポケットを確認する。どうやら、幾つかあったうちのひとつを、走った拍子に落としてしまったのだろう。
見られてしまったことに顔が熱くなるが、あわててそれを両手で受け取った。

「あ、ありがとう……拾ってくれて……そ、そう、私の、なの……」

何か説明した方がいいのか、迷ったけれど……今は、ぎこちなく微笑んでそれをポケットに戻した。

【人:109】見習い執事 レナート 09/09 23:38
全ての説明と名乗りを聞き届け、それぞれの不安そうな反応を見渡した後に、くくっとおかしそうに笑う。

「ははっ、おもしれー! 良いじゃねーか、吸血鬼。より身体が洗練されるだって? 死ににくい身体になるんなら上等だな」

【人:110】宝涙の娘 ネージュ 09/09 23:48
>>106 アルバ

ぽそ、と言葉を繰り返したのが聞こえていたらしい。
その麗しいひとは、スッとこちらに近づいて、ネージュの唇に人差し指を当てる。

「っ!」

突然触れられて、ひゅっ、と息を飲んだ。
何も言うことが出来ず、ただその余裕と美しさを見つめ返すのが精いっぱいだった。

(「不死者」様の、ご友人……じゃあ、この『ゲーム』にも深く関わって──?)

客人の中には、「向こう側」の人がいたのだ。
急におそろしくなって、涙がこぼれそうになった。

【人:111】哀傷の無声 チーフル 09/09 23:52
>>107>>108ネージュ
[ネージュさんは、僕の言葉に、何かを決意する様な。堪えるような表情をしてから。
頭を撫でてくれた。この人の性格を表す様な手つきは、けれど僕を励まそうとしてくれているのが伝わった。
だから、少しの間。されるがままになる]

[ネージュさんは、慌てたように水晶を受け取る。
顔が朱くなっているみたいで、雪みたいな肌に良く目立った。

ネージュさんが、その水晶に何かを思っているのは確かで。
大切にしている、とは少し違う様に感じて。けれども、誤魔化す様な微笑みでネージュさんは言葉にしなかった。

それはきっと、話そうとは思わなかったと言う事。少し寂しくて。けれど仕方が無いからって、聞かない方が良いのかなって思ったけれど。
一緒にいましょうと言ってくれたネージュさんに、少しだけ心も近づけたくて。
少しだけ踏み込んで、スケッチに書く]

『見られたくないものでしたか?』

『ごめんなさい。話したくないなら大丈夫です。
けれど、隠したいものみたいに見えたから』

【人:112】執事 ノイシュ 09/09 23:54
>>97 ネージュ
呼び捨てで呼び止められ、その意図が全く掴めず、歩む足を僅かに止めた。

そのお陰で後に続く言葉が礼である事まで聞くことが出来たが。
……この人は何故、共犯者である自分に礼を言っているのだろうという疑問も、解消すらままならなかったが。

「……務めですから」

礼を言われるならば、初めて彼女と会ったあの時と同じ言葉を贈ろう。
今この時だけ、加害者と被害者の関係ではなく、ただの執事と客人の関係であっていいのなら。

僅かに横を向き、くしゃっとした笑みを浮かべる。横顔だけが見えただろう。

その時だろうか、微かに振られた手(>>103)が見えたような気がした。
未だ、少年の顔を見ることはなく「……ごめんな」と呟けば、今度こそ二人の前から離れていっただろう。

【人:113】エルフ族 ネフェリル 09/10 00:18
>>106アルバ
>>110ネージュ
吸血鬼に近いと己で言った盲目の人物に
薄幸な白髪少女。
そんな彼女の唇に人差し指を立てている。
危害は与えないだろうが、少女が震えているのが見て取れた。

「あまり年端のいかぬ子をからかうのはいい趣味とはいえんぞ」

ネージュの後ろに立ち、彼女の服を少し後ろに引く。
すこし二人の距離を取らせた。

[支]【人:114】メイド トワ 09/10 00:55
>>105 ネフェリル
向けられた視線に気付いてふわりと笑みを浮かべて歩み寄る。

「どうしたのかしら? そんなに情熱的な目を向けられたら、困ってしまうわ」

分かりやすく向けられた疑念の目に、わざとらしく頬に両手をあてて上目遣い。
身体を揺らして恥じらう乙女を演じてみせる。

……あの時よりも幾分か濁っているから、眩しくなくていい感じね。
好みの色になってきたじゃない。

「でもその目は、まだ少し早いわね。
焦らなくても、明日には色々と分かるから、ゆっくり休むといいわ。ふふ…」

【人:115】狂信の渦 アルバ 09/10 01:00
>>113 ネフェリル
>>110 ネージュ

「この世界に生きるものは皆、平等に子供。神の子。アナタもです、ネフェリル」

昨日の夜、確認したプロフィールを頭で浚う。さも当然知ってましたよ、ってな体で。
完全に僕が悪者だ。物語で言うと悪い魔女。……おおよそ間違っていない気もする。やだなあ、ちょっと素で話しかけただけじゃんか。

「脅すつもりはありませんでした。大丈夫ですか? 」

僕は少女に笑いかけ、そして二人と、その周りの皆に向けて言う。

「ワタシとアナタたちは確かに違いましょう。けれど、恐れないで。ワタシはアナタたちの観測者であり、隣人なのです」

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P9/P10/P11/P12/P13 [全15P]
//////