2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P9/P10/P11/P12/P13 [全16P]
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【人:82】哀傷の無声 チーフル 09/10 22:03
>>80>>81アルジャン
『無くなったら困るので、埋まったらトワさんに貰おうと思います』

[平気そうなアルジャンさんもやっぱり、レイブンさんみたいに色々な経験をしてきているんだろうか?
追放に思う所があるのは、僕やネージュさんだけじゃなかったみたいで。少し安心した]

『面談はしました。
困った……?特に、自分の身体に変わり無いです』

[困った事、と言われて一瞬ピンと来なかったけど、呪いの事かな?と思う。
どんな話かと聞かれれば]

『お願いの話をしました。
声で、皆さんと話せるようになりたいって。
不死者様は、必ずしももたらすもので幸せになれるとは限らないって。言葉は呪いにもなるから気をつけて。けど、尊いものだと分かっているなら良いって。

後は、笑って。頭を撫でてくれました』

[少し話を短くした所もあるけれど、あった通りの事を正直に書いた]

【人:83】執事 ノイシュ 09/10 22:10
どこか1人でいる時。

チーフルに手紙を作った際に、ふと他の人達の中にもまだ初対面の人が居るのではないかと思い至った。
本来なら客人はブラムとの面談が主であり、互いに顔を突き合わせるまでもなく去っていくのが平時なのだ。

トワが用意したプロフィールシートの予備と、提出されたプロフィールシートを並べて書き込んでいく。

……これも吸血鬼を見つける為の手がかりになるのならと思っての行動だが、罪悪感から来るものでは無いと断じる事は自分には出来なかった。

願い事の欄は埋められていた者も含め、全員空欄にした。

出来上がったプロフィールシートは、広間の中央にある水晶玉の隣に置いておいた。
あそこなら、必ず目に付くだろう。

【人:84】見習い執事 レナート 09/10 22:16
>>71 ノイシュ
「そういうもんかね。俺は別に理不尽だとは思ってねーけどな」
ふうん、と頭の後ろで腕を組む。

「何を考えてるって……ハッハァ、なんすかノイシュ先輩、もしかして俺のこと……だかはそんな色々気にしてるんすかァ?」

勿論冗談だが。にやにや笑ってからかってみる。

【人:85】瑞花の街 アルジャン 09/10 22:29
>>82 チーフル
「ん。なら良かった」
 
 お願いの話もふんふんと読む。
 
「そうやな。あんたは紙に書いてるから、
 無意識のうちに言葉を選んでる節もあると思う。
 声は特別な道具。ただ、自分でも望まん通りに
 勝手に動き出すこともあるな。
 人を傷つけることだって。
 
 僕はあんまり自分の話せぇへんかったな。
 ブラムさまのこと話したり、
 話聞いてたら夜が更けてしもて。
 ゲームが終わったら話す流れにはなるかもしれんけど。

 ま、平和だったならなによりや。
 僕もあんたの声、聞いてみたい」
 

【人:86】瑞花の街 アルジャン 09/10 22:31
  
 面接の流れをかいつまんで得る。
 こうして書くコミュニケーションが取れるまで、たくさん苦労もあったやろな。文字が書けないうちはさらに不自由だったはず。それが報わればいいと、純粋に思う。
  

【人:87】哀傷の無声 チーフル 09/10 22:42
>>85アルジャン
『勝手に動き出す』

[それが、僕が欲しいもの。
感情をそのまま、誰かに伝える事がしたい。

けれど、もしも傷つける言葉を思ったままに口にしてしまったら?
……ノイシュさんにも、もしかしたら酷い事を言ってしまっていたかもしれない。分からないけれど、アルジャンさんはそう言う事を言ってくれているのだと思った。
不死者様も、きっとそう言う事も仰ってくれていたんだ]

『ありがとうございます』

『アルジャンさんは、どんな願いを?』

[不死者様とのやりとりを話してくれて。
聴いてみたいと言う言葉に、嬉しく思ったけど。

アルジャンさんの願い事については触れていなくって。聞いて良いのか迷ったけど、少し踏み込んで聞く事にした]

【人:88】執事 ノイシュ 09/10 22:45
>>84 レナート
「お前には分からんだろうな」

彼は良くも悪くも、そういったものを受け入れられる度量が大きいのだろう。
経験か、それとも……

ただ、それは無関心と紙一重のような、危ういものにも見えた。

続くからかいの言葉には、最早嫌悪感を隠そうともしないだろう。
レナートの冗談を受け流す余裕は、今の自分にはなかった。

「……勝手にしろ」

打てど響かず、のらりくらりとかわしていくこの男と自分は、相性が悪い。
それ以上話す事はないと、レナートに背を向ければ歩き出そうとするだろう。

【人:89】宝涙の娘 ネージュ 09/10 22:47
>>70 トワ

トワは『ゲーム』の説明をしている時の自分を「道化」と言った。
そして、ただその時に全力なのだとも。つまり、あの楽しそうに見えたのも「演技」で……感情が、動かない……?

トワにも何か事情がありそう――そう思ったとき、彼女はそっとネージュの耳元に冷気とともにソレを告げた。

「――えっ!?」

思わずびくっと後ずさる。
ネージュは怪談の類が苦手だった。暗くて狭い場所に一人でいると、おばけが来てネージュの命を奪っていくような気がして、一時期地下に閉じ込められていたときよく一人で泣いていた。

けれど。笑顔を見せて、「ネージュ」と親しげに呼んでくれるトワを見て我に返る。これは、ネージュを脅そうとして言ったことではない。明らかにおびえてしまったところを見せてしまったことに、「あ……」と後悔の声を漏らした。

「ご、ごめんなさい、私……びっくりしてしまって……。あの……はい、だいじなこと、教えてくれて、ありがとう、トワ」

この「人」は、だいじょうぶ。そう自分に言い聞かせて、情けなくもぎこちなく、ネージュはトワに笑顔を作った。

【人:90】過去への渇望 レイヴン 09/10 22:51
>>77 ネージュ
「どうなんだろうな。
ここに来るぐらいだ。大抵の奴は相当の覚悟を持ってきていると思うが」

それでも、願いについて見直さなければならないのだろうか。人に頼るものでは無いと?
…分からない。

「初めのうちはな。今はもう生活するのには慣れた」

自分の身体が丈夫であったからこそでもあるが。これが虚弱体質ならば死んでいたかもしれない。そもそも虚弱体質なら森で倒れていたりはしないか。

「そうだな」

ゲームに勝つための道筋は未だ見えてはいないが。…わざわざ口に出すべきでもないだろう。
その後は裁縫をしにいく姿を見送った。

【人:91】哀傷の無声 チーフル 09/10 23:00
>>ノイシュ
[何処かで、彼を探す。
屋敷の中の、隅から隅を覗いて。あんな大きな男の人が、こんな所にいる訳が無いって分かっているのに]

『すみません』

『ごめんなさい』

『ノイシュさんを知りませんか』

[スケッチのその面を表に向けながら、方々を探し回る。
何処だろうか。

彼がいなくなってしまう前に、返したい事があるのに。
伝えたい事があるのに。
僕の喉は彼の名前を呼べなくて。それさえ出来れば、きっと届けられるのに]

【人:92】過去への渇望 レイヴン 09/10 23:04
>>78 チーフル
チーフルの期待するような文字の羅列に少々困る。
…旅は旅だが、そこまで期待されて話すような煌びやかな冒険譚ではないからだ。

「かっこいいか。俺は…期待に添えないが想像しているよりは地味だとは思う」

夢を見せるか、現実を突きつけるか迷って…現実を突きつけることを選択した。ただ、夢を完全に壊すつもりは無い。

「そういうことをする冒険者もいるのかもしれないが、俺の場合は国から国を渡り歩いていただけだ。
その土地で必要な分だけ仕事をして、また次の場所へ…と。
盗賊は…何度か返り討ちにしたことがあるが。

派手な話は出来ないが…国によって様々な文化があることに触れることは出来たな」

それこそ自分の常識では理解し難いものもあったが。

【人:93】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:06
>>87チーフル

[生まれた感情をそのまま表出することの危うさも、
 それによって生まれるかかわりの尊さも表裏一体だろう。
 
 文字に込められた感情も、少年の願いの本質も完全にはわかりえない。
 自分が当り前に持っているものが"ないこと"によるフラストレーションは想像上でしか掴めない。先刻、呪いを受けたという彼女の話も同様。
 
 "勝手に動き出す" 
 その筆致はどんなものだったやろか。]
 

【人:94】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:08
>>87
 「いいえ。

 んー、そやなぁ」
 
[しばし考えるいとまがある。顎に指の背を当てる仕草。
 別におかしな願いでもなんでもないし、切実なものだ。]
 
 
「僕な、年がら年中雪降ってる場所に住んでるんよ。
 いろいろあって蓄えとか作れんくて、
 みんな生活に困っとる。
 
 だからそれをどうにかして欲しいってのが僕のお願いやな。一応僕、こんなんだけどその街で2番めに偉いひとやから。」
 

【人:95】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:09
 
「……普通に暮らしたいって、頑張れば自分らで解決できるのかもしれんし、これ以上望むんは我儘かもなって思わんこともないけどな」
 
 そう、自重するように息を溢して。
 
 本当に消し去りたいのは困る原因そのものだ。
 雪の下、深く深く根を張るそれを、ここの主に解決できるのかは疑問だった。
 思い出すのは体温の低そうなまなざし。
 ゲームの詳細を聞いて、さらに疑念の色を濃くする。*
 

【人:96】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:15
広間の片隅、小さなテーブルで箱に入っていた裁縫道具を広げた。
ローブを繕いたかったのはもちろんだけれど、もうひとつ先にしておきたかったことがあったので……刺繍用の道具を先に取り出す。

(ハンカチは、もう私が使ってしまったから……)

ポケットから、涙の水晶を入れていた小さな巾着袋を取り出す。そこに入っていた水晶を手のひらの上に出して、それらをいったん裸のままポケットにしまった。

取り出した針の先端に、少し冷や汗をかく。あんなに好きだったのに。
(大丈夫、だいじょうぶ)
息を吸って、吐いてから、ちくちくと白と青の糸を使って巾着に刺繍をほどこしていく。自分で針を持つのは久しぶりだったけれど、だんだんかつての感覚を思い出してきた。
けれど、一度だけ。
布の固いところに糸を通そうとして、誤って指を突いてしまった。ぷくっと膨らむ血がこぼれるより前に、親指を口にふくむ。
血は涙よりも、外気に触れてから宝石になるまでに時間を要する。おそるおそる口から離して見ると、今回は宝石化することは無かったようだ。

気を取り直して、刺繍を進めていく。しばらくののち、麻の巾着袋に、青と白の糸で雪の結晶が縫い取られた

【人:97】哀傷の無声 チーフル 09/10 23:20
>>92レイブン
[レイブンさんの言葉を聴く。
困らせてしまったかもしれない。けど、彼は地味と言うけれど。

それだけでも充分、僕には及びもつかないようなお話だった]

『凄いです。
僕は、村と森から出た事が無いから。
一人きりの旅を、した事も無いから』

[この屋敷に来る人だけでも、世界には色々な文化や人がいる事を凄く感じた。
きっと、不死者様の元に来なかったら。ネフェリルさん達のような綺麗な人を見る事も無かったと思う。

心細くは無いんですか?
どんな文化があったんですか?

聴いて見たかったけれど。あまりにいっぺんに質問をしてしまうのは、申し訳なく思って。今は心の内にしまう。
それは、また次の機会に。傍にいても良い理由にもなれるから。

レイブンさんとのお話の後。僕は、ノイシュさんの姿を探しに。一度お別れをしたのだと思う]

[支]【人:98】メイド トワ 09/10 23:27
>>89 ネージュ
ネージュの返事に、数度目をぱちくりとすれば、ふふっと笑顔を浮かべる。

「当然の事なんだから、いいのよ。
むしろ、怖がってくれる方が幽霊冥利に尽きるってものじゃない。
どういたしまして」

確かに拒絶の色が瞳に宿ったのは見逃さなかったけれど、それでも歩み寄ってくるネージュ。
ああ、本当にかわいくて健気。

この子に嫌われなくてよかった!
またお話しする約束もできたし。

ふふ、ふふふ。

ネージュはその後、刺繍をするようだったから見送ったのかな。

【人:99】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:32
>>ノイシュ
   
 時計の文字盤と己のひとさし指の先を見やる。
 消えろだとか追放だとか、聞かなかったふりしとったんやけど、やっぱり悪い響きやなぁ。
 わざとらしくため息をつき。
 

【人:100】瑞花の街 アルジャン 09/10 23:33
 
 ノイシュの姿を見かければ「どうも〜」と
 にこにこと手を挙げて近づき、
 ひとことふたことくらい交わしたかもしれない。

 会話が途切れたタイミングでゆっくりと指をさし、
 己の顔の横でぱっと開いて手のひらを彼に向ける。
  
 
 「ほな、またな」
 
 
 再会を願うような言い回しと共に、その手をひらひらと振った。
 

【人:101】宝涙の娘 ネージュ 09/10 23:39
>>【ノイシュ】

裁縫道具をいったん片づけて、ノイシュを探した。
彼がひとりでいるときに、「あ、あの……」と遠慮がちに声を掛けただろう。

「ノイシュ……あの、ルール……ですので、指を……さしに、参りました」

正直にそう言って、祈るように手を握り合わせる。

「……ごめんなさい。追放なんて。『ゲーム』のこととはいえ、愉快なことではありませんよね……あの……私は、これから指を差すのですが……」

握っていた手をほどいて、ポケットから先ほど雪の結晶の刺繍を施した、小さな麻の巾着袋を取り出した。

「ええと……これ、私がもともと持っていた袋で……全然、上等なものでも、なんでもなくて……どちらかといえばぼろで……ああ、なんだか申し訳ないような気がしてきたのですけれど……良かったら、あなたにさしあげようと……」

「あなたがおつらそうだったから」なんて、何も知らないのに言えることでは無いから。ネージュはまた、ぎこちなく微笑んで誤魔化そうとした。

「きっとこれは……私の、勝手な……罪悪感を、解消するための、行為で……もし不要でしたら、そのままお捨ておきください。できれば……私の見えないところで」

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
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