2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:91】欠落する心 ティキ 09/15 23:37
>>85 トワ
「トワ。」

トワに声を掛けられ、ティキは顔を上げる。

「待つわ。いつまでも。」

トワを見るといつも欠けた何かが埋まるようだった。欠けっぱなしのティキの心の隙間に入り込んでくる感情。もう名前を失ったそれをティキは感じることが出来なかった。

【人:92】宝涙の娘 ネージュ 09/15 23:37
>>83 トワ

チーフルへ言葉を残してテーブルに戻り、うつむいて座っていた。
周囲の声や異様な雰囲気で、アルジャンが自分の喉を切り裂いたのは、見た。
その瞬間ネージュは「きゃ」と小さな悲鳴を上げ、両手で目を覆った。
どきどきしていた。見たくなかった。自分の血を思い出した。
彼と「不死者」様の会話は全然、耳に入らなかった。ただ、あの暗い部屋で兄にナイフを向けられる自分のことを思い出して、しばらくテーブルに突っ伏していた。

けれどもう涙は枯れたのだろうか。体は震えていても、新しい水晶は出て来なかった。

どのくらい経ったか、ようやく震えが収まって、身体を起こした。

(なんだか、つかれた、な……)

自分の、弱さに。身の周りのこと、ひとつひとつに怯える自分に。
トワに声を掛けられたのは、そんなときだっただろうか。
自分に向けられた声にびくっと体が跳ねたが、それがトワだと確認したら、少しだけ瞳を揺らして、彼女が隣に座るのを見た。

「――『ゲーム』には、負けたけれど、お願いの話を、しても……よいのですか」

【独:-539】瑞花の街 アルジャン 09/15 23:39
/*
ティキトワ尊いよ尊い 5d灰で咽び泣きする

【独:-540】宝涙の娘 ネージュ 09/15 23:40
アルジャンは目えつむっとけよって言ったのに結局見てる子ども二人

【独:-541】瑞花の街 アルジャン 09/15 23:44
/*
刺激が強いから見たらあかんよ

【独:-542】哀傷の無声 チーフル 09/15 23:48
/ドキドキ

【独:-543】宝涙の娘 ネージュ 09/15 23:50
何が起こるか!!!気になるじゃん!!

>>-542
悪い子仲間だ

【人:93】執事 ノイシュ 09/15 23:51
>>84 チーフル
スケッチブックを持たない彼は、首を横に振るか縦に振るかでしか表現が出来ない。
広間に戻るまでの間、返答が出来ない彼には悪いと思いながらも、彼が少しでも元気を取り戻せるよう明るく語り掛ける。

「あの時とは逆だな。オレの事をチーフル君が探してくれて……見つけられて良かった。
オレはかくれんぼが苦手だからな、ほら、この大きさだろ? チーフル君にもすぐに見つかってさ、今思い出すと笑っちゃうな」

他愛もない会話のつもりだが、言葉を返せない彼は辛くなってやしないだろうかと段々心配になる。

「……なあ、チーフル君。
辛い、よな。

オレも全く同じだったからさ、分かるよ。
でも、そんなオレを、キミは救ってくれた」

後ろでついてきている少年の頭にそっと手を乗せる。

「キミが別の者になったって、オレを救ってくれたチーフル君はちゃんとここに居るんだ。それを忘れないでくれ。……また会えて嬉しいよ、チーフル君」

話を終えれば、広間に着き、床にスケッチブックが落ちているのを指さすだろう。そして、添えられている手紙も。

【人:94】哀傷の無声 チーフル 09/15 23:55
>>93ノイシュ
[こくり、こくりとノイシュの言葉に頷く]

[時折、ノイシュの言葉に応えるよに微笑みを見せる]

[頭に乗せられたノイシュの手に、小さい手で確かめるように重ね返した]

[きゅっと。そのまま、ノイシュの手を強く握って一緒に歩く]

[広間につけば、床に置いたままのスケッチを手に取った]

[半分に折られた部分を眼で追っている]

[暫くそうしていた。
周りへと首と身体をめいっぱいに動かして、何かを探している]

[一度項垂れたようになり、目を強く瞑っている。
目を開ければ。スケッチを持って、不死者へと近づいて行く]

[支]【人:95】メイド トワ 09/16 00:02
>>92 ネージュ
「勿論」

にっこりとネージュへ微笑みかける。

「『ゲーム』の勝者は無条件で願いを叶えられる。とは言ったけど。
敗者は願いを叶えられない、なんて言ってないもの」

言ってないだけで、騙した訳じゃないわ。

「ワタシ、ずっと貴方の事を見てたわ。
可愛くて、良い子で、怖がりで、誰かの為に出来る事をいつも探してる。
そんな子の願いを叶えもせず帰したら、ワタシがおとうさまを𠮟りつけてやるんだから」

ワタシは自分の胸元を小さくぽんぽんと叩いて安心しなさいなとネージュに笑みを向けた。

「気にせず、貴方の「自由」を伝えなさいな」

【人:96】欠落する心 ティキ 09/16 00:04
>>90 ブラム
「……………あ、不死者の方。大丈夫、忘れていないわ。」

欠落は加速の一途を辿っている。ここに来てからというもの、感じる感じないに関係なく心の振れ幅が激しく、それが原因なのだろうか、最早何を失っているのかすらティキにはわからなかった。

「猶予はないかもしれないわね。このままだと私はさながらお人形のようになってそこらへんに転がることになるわ。お屋敷の調度品にしてくれてもいいわよ。多分死ななくもなるし、腐ったりはしないだろうから。…ただ」


「ただ、本当はもう少しトワと一緒に居たいの。
ここ何日かで、今までにないくらい人の感情に触れたわ。一人でいるのは当たり前だったし、何かを思い出すこともなかった。少ない記憶の中の幸せという感情に縋っていたの。」

「今の私にできることは少ないけれど、トワはそれでもいいって言ってくれたわ。…言っていなかったかしら。多分言ってくれたと思う。きっと。そうだったらいいのに。」


「…だから私は私をこれ以上失わないようにしたい。今もどんどん抜け落ちている感覚だけはあるの。怖いとか悲しいとかの感覚はないけれど、私の大切な幸せが零れ落ちる前に、止めて欲しい。」

【人:97】欠落する心 ティキ 09/16 00:04
願いの言葉は最初と変わらなかったが、そこに込められた意味は確かに違っていただろう。

【独:-544】欠落する心 ティキ 09/16 00:05
時間がねえって言ってるのにやたら喋りたがるこの子。
あと、丁寧な言葉遣いは村の途中で概ね失われました。

[支]【独:-545】メイド トワ 09/16 00:07
🦇
お喋り好きティキいいね・・・・・

【独:-546】欠落する心 ティキ 09/16 00:08
喋ってるうちにたぶん何個か失ってるぞ…

【独:-547】瑞花の街 アルジャン 09/16 00:08
/*好きだわ……

そしておやすみなさい

【独:-548】哀傷の無声 チーフル 09/16 00:08
/地の文が無いチーフル君って、スケッチも無かったら大体こんなもんだよなって思いながらやってるけど。
これはこれでやっても良かったな等と感じている。

【独:-549】哀傷の無声 チーフル 09/16 00:09
/ティキ良いなぁ〜

おやすみ〜〜〜
自分も今日は店終いだ

【独:-550】宝涙の娘 ネージュ 09/16 00:11
お疲れ様です!!明日は…村が終わるまでにみんなとちゃんとお話ししたい

ネージュはこれからお返事します

【人:98】不死者 ブラム 09/16 00:19
>>96 >>97 ティキ
「……そうか。
トワは良い友人と巡り合えたようだ。

ティキ、キミの願いは聞き入れた」

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