2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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ログ/メモ/履歴/村一覧
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P7/P8/P9/P10/P11 [全19P]
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【人:72】宝涙の娘 ネージュ 09/12 21:35
>>67 チーフル

チーフルはスケッチを持ち直すと、ネージュの髪へと手を伸ばした。
ちょっとドキッとして、反射的に目をつぶってしまったけれど。チーフルの手が小さくて、そうっと触れてくれたから、昨日のエドの時よりは取り乱さずに済んだ。

チーフルの手が、ネージュの髪を撫でる。優しく、そしていたわるように、よく頑張ったねとチーフルの手が、そう「言って」くれているみたいで。
チーフルの手は、ネージュが、精いっぱい頑張っていたことを肯定してくれた。

ほっとして、心がほどけるようで……ぎゅっとつぶっていた目もだんだん力が抜けて、チーフルが手を離す頃にはネージュはちゃんと微笑むことができた。
チーフルは顔を隠すようにスケッチを持っていたから、ネージュの顔も見えなかったかもしれないけれど。あたたかな気持ちで満たされたネージュは、「ふふ」と幸せな声を漏らす。

「ありがとう、チーフルくん。とても、うれしいです」

【人:73】過去への渇望 レイヴン 09/12 21:43
>>64 チーフル
「ああ、そうだったな」

了承するように頷き、続く文字をなぞる。
小さく笑えば、順番に答えていく。

「俺は…最初は、自分の帰る場所を探していたんだ。目が覚めたら、今までのことが何も分からずに森で寝ていたからな。
ただ、今となっては様々な文化に触れることを楽しんでいるな。
ロマンを求めて…は、近いかもしれない」

自分の行為は足りない過去を現在の記憶で埋めるような、過去を渇望する思いを誤魔化すような、そんな、気もするが。

「心細くは無かったな。期待が勝っていたからかもしれないが」

今思えば、なぜどこかの集落にたどり着けば自分のことを知っている人がいると思っていたのか疑問だが。

「不思議な文化か。
いくつかあるが、そうだな…。そこに住む全員が時計を大事に持っている国、というのがあったな」

【人:74】瑞花の街 アルジャン 09/12 21:44
>>71レイヴン

「ふむ……なんや訳知りみたいな言い方するんやね、主さまは。
 
 せやな。大抵は平気かも。
 聞かれたから見たままが溢れたともいう。」
 
 だって、願いを叶えるなんて慈善事業じみたことしてんのに
 本人が死んだ魚の目みたいな違和感あるやろ。
 え? ない?  そう……
 
 
「それは難儀やね。
 3年つこてたら自分のもんになりそうやけど、そう簡単に片付けられるもんとちゃうのかもな。
 それで、教えてくれはるひとにも出会わんかったと。」
 
 それはしんどいかもなぁ、と呟く。

[支]【人:75】メイド トワ 09/12 21:49
>>*2 アルバ
楽しい話でもしよう、とアルバは懐からワインを取り出しておとうさまと出会った頃の話をしてたけど。

……あんまり楽しい話に聞こえないけど!?
でもおとうさまも『そんな事もあったな』と微笑んでるし……。
終わり良ければ全てよしって事なのかしら……。

後に続いた話を、おとうさまは興味深く頷いて聞いてた。
『それが理想の国作りの秘訣か。キミは本当にこの早さで成し遂げてきたんだな』って言ってた。アルバって王様なの?

そしていよいよワインを楽しむ時になって、アルバに誘われたけどワタシは食事を必要としないからと、断ったわね。
後になって飲んでみても良かったなってちょっと後悔したけど。

アルバに注ぐ為のグラスを用意したら、とくとくと真紅に輝くワインが注がれていく。
飲めないなら仕方ないと香りを楽しむようグラスを手渡された。

とりあえずすんすんしたけど、果実と酸味の香りがすーっと広がってきて、嫌いな香りではなかったわね。
ワタシは色でも楽しめたから結構満足したかも!

【人:76】宝涙の娘 ネージュ 09/12 21:57
「うう……ええと……とても消極的な選択で、申し訳ないのですが……今のところ、昨日くじ引きで選択をしなかったほう……の、【レナート】、を考えております……。

今日は、みなさまとお顔を合わせて、あまりお話ができていないので……しばらく、水晶玉の情報を確認、し、してみますね」**

【人:77】哀傷の無声 チーフル 09/12 22:00
[何処かの時間の水晶玉の前]

『昨日>>3:122の続きです。
吸血鬼の人は、他の人と少し違っていたりして。
それで、一人きりで寂しかったりしたんじゃないかって。

だから、それを治して貰う為にとか。血を分けた、似た命の不死者様に会いに来たかったんじゃないかって』

[一人きりで。助けてくれる人がいなくて。周りと違う事で怖がっていて。
不死者様の永遠の命の様に。神様から、祝福とも呪いとも思えるものを貰っていて。
永く日が当たっていないかのような。白い白い肌をしている人が過って行く。

……それは違う。違うから]

『他の人と違うから。の理由で、こんな事を言ってごめんなさい。
嫌な事を言ってたら、怒ってください。
けどそうやって考えたら、やっぱりレナートさんは違うのかなって思いました。

だって、不死者様の直ぐ近くにいたから。もっと早くに言い出したり。不死者様も、ゲームの形にしなくても気付いたんじゃないかって思うから』

【人:78】哀傷の無声 チーフル 09/12 22:01
『レイブンさんも違うと思います。
レイブンさんは、昔の事を覚えてない、んですよね?

なら、不死者様の血筋だと言うことも忘れてしまってると思うから。血縁の人として会いに来たって言うことはないんじゃないかなって。
来たら、たまたま家族だって事がわかりました。なら、もう考える事が難しいので。そのことは考えないようにします』

『ネフェリルさんは。
仲間の人を助けたいお願いですよ、ね?
だからきっと、仲間の人と仲が良くて。

アルジャンさんは、街の人達の為に来たって聞きました。
だから、街の人達ときっと仲が良いと思うから。
どんな暮らしをしてたのかとかはまだ聞けてないので、まだ分からないのですけれど。

二人とも。
不死者様じゃないと叶えられないけど、不死者様と会って自分の何かを変えて貰うお願いじゃない。
って思って。伝わるでしょうか?』

【人:79】哀傷の無声 チーフル 09/12 22:02
『エドさんの可能性は、無い事は無いとは思います。
身体の事じゃなくて。心の為のお願いだけど。だからこそ、とか。
けど、どうなんでしょう』

『ティキさんも、自分を変えて欲しいお願いかな、とは思いましたけど。
呪いを受けてしまっている人なので違くて。えと』

[ここまで描いて、残った一人が誰かを思い出す]

『ネージュさんも違うので。
ごめんなさい。何か間違えていますね。考え直します。

こう考えた方が良いんじゃないかってあったら。教えて貰えると嬉しいです』

[そこで一旦水晶玉への記録を終わりにした]

【人:80】エルフ族 ネフェリル 09/12 22:03
>>70チーフル
皆優しいと彼から聞ければ、そうかよかった。と声を漏らす。

「確かにここには色々経験した人が集まっているからな。興味のある事はあったか?」

「寂しい、と思ったことか。
俺にはないな。ずっと郷で過ごしていたし、友人も居た。お主の言う通り、大切な友達もいたさ。」

「お主は吸血鬼がどのような人物であるか、どういう人を狙うのか、ゆっくりでいいから聞かせてくれないか?」

[A5]瑞花の街 アルジャンは、水晶玉の前で考え込んでいる。 09/12 22:08
【人:81】過去への渇望 レイヴン 09/12 22:15
>>74 アルジャン
「前にも似たような願いの奴が来たのかもしれないな」

それぐらい慣れたようにあしらわれた。…気がする。

「そうか」
ある程度までの恐れ知らずは勇敢と呼ばれる。
ただ、あまりに恐れ知らずは旅をするには不向きだ。後者な気がするが。

「もう慣れたがな。
…似たようなことを不死者にも言われた。

選択次第ではありえたのかもしれないがな」

余所者であることに耐えられず、どこにも留まらずにあるかも分からない故郷を探し続けたのは自分自身の選択だ。

【人:82】哀傷の無声 チーフル 09/12 22:27
>>72ネージュ
[恥ずかしくて顔が見れないでいると。
暖かい柔らかな布が揺れたみたいな笑い声が聴こえて。
嬉しいの言葉にそっと顔を覗かせてみたら、笑顔が見えて。
嬉しく思えて貰ったのなら、良かったって心が感じた。

その笑顔を見て。考えて、考えて文字を描く]

『ネージュさんは。
もしもお願いが叶わなかったら。どうしますか?
叶ったら、どうしますか?』

[ネージュさんの事情や。苦しい事があったのは。
卑怯だと思うけど、水晶を通じて見ていた。
けどこれは、ネージュさんの口から直接聞きたかった。

もしも、今の笑顔を曇らせてしまったら。そう思うと嫌だったけれど。
聞かなきゃいけないって思ったから]

[A6]エルフ族 ネフェリルは、水晶玉をみてる。 09/12 22:32
【人:83】瑞花の街 アルジャン 09/12 22:43
>>81レイヴン
「もしかしたらそいつは、折れたのかもしれんね。

 ……考え直して覆るような願いならこんなとこまで歩いてこおへんよ。あんたもそうやろ。」

 裏を返せば覆るような願いなら叶えない、なのかもしれない。
 だからなんだという話だけれど、こっちの知ったことではない
 
 
「それが自分の決めたことって受け入れられてるなら充分やろ。
 考え直すようなことじゃないって自分で分かってるんやから。

僕のとこはもう明日のことも分からへん状況や。
 だからどうにかしてって…………
 ……こんなに長居することになるとは思ってなかったわ」
 
 苦々しげに眉を下げて、口角だけは無理に吊り上げて広間の奥、扉の方を見つめた。

【人:84】エルフ族 ネフェリル 09/12 22:46
「今日は早めに出しておこう。
昨日同様レナートを追放対象にする。」

「話していないというバイアスも掛かってしまうが、願いを叶えてもらおうという雰囲気が感じられない。
それこそ彼が吸血鬼で、ブラム殿は彼の身の振る舞いを視ているのではないかと思った。」

【人:85】瑞花の街 アルジャン 09/12 23:02
「ええ時間になってもうたが。
 結論からいうと僕はネージュさんを選ぶつもり。
 理由はこれから記録するわ。」

[支]【人:86】メイド トワ 09/12 23:10
>>68 ネージュ
伏し目がちになったのを見て、まだ願い事が固まってなさそうなのを察した。

語られる言葉はまた少したどたどしくなっていたけど、それを気にするより先に気になるワードが聞こえて意識はそっちに持っていかれちゃった。

「え゛、レナートと? あいつが……趣味の話を……そう……」

サボってやる事、昼寝のアイツが……趣味……?
ネージュと和気あいあいで趣味について話してるところ想像して一瞬頭がショートしかけたわ……。

リセットする為にもあとの言葉にはふんふんと頷いて聞いてた。

「自分の世界にいられる刺繍、それが「自由」のイメージ……。自分ですることを選ぶ……」

ネージュが話す言葉を反芻しながら想像してみる。
彼女が複数あるデザインから、その人だけに合った刺繍を施して、喜ばれる、そんな情景が浮かんで、なんだか彼女らしいなって勝手に納得しちゃった。

「例えば刺繍を通じて、そういう生き方や、お仕事をしてみたい、とかになるのかしら……」

【人:87】宝涙の娘 ネージュ 09/12 23:33
>>82 チーフル

スケッチからそっと顔を出したチーフルは、ネージュの顔を見て……考えながらスケッチに文字を書いていく。
それをしゃがんだままじっと待っていたが、見せられると――ハッと目を見開いて、顔を曇らせた。自分の膝を見るようにうつむく。

「叶わ……なかっ、たら……?」

そんなことを、想像するのはこわかった。だって、それは……あの家に戻されてしまうということで……。ネージュにとっては、絶望。本当に、望みが絶たれるということだから。

「……願いが、叶わなかったら……私……どうしたらいいか……わ、わからないわ……。た……助けて、もらえなかっ、たら……」

また、涙がこぼれてしまいそうで膝に顔をつけた。これなら、涙はこぼれないから。

「――願いが、叶ったら……叶ったら……」

叶ったら、どうするか。自由になったら、どうしたいか。
トワが、色んな所に行きたいと言っていたのを思い出す。ネージュは、何もできないのに。「自由」になったとして……その先を生きて、いけるのだろうか。

「……まだ、見えないわ。でも……ひとつどうしても、言えるのは……家に、帰りたくないの。あそこは――」

【人:88】宝涙の娘 ネージュ 09/12 23:33
それ以上、言えなかった。

【人:89】瑞花の街 アルジャン 09/12 23:40
「チーフルさんは、今日の記録も見るかぎり。
 自分なりに吸血鬼の解釈して、考えに落とし込もうってがんばってるんが見てとれる。

 追加ルールに関する解釈だとか、そもそもゲームのことを知っていて来たのか、とか
 僕との思考前提の違いはあるけど、別にそこに違和感はあらへんしな。
 ティキさんに手を出さなくていいことに真っ先に気が付いたのもこの子よ」
 
  
 吸血鬼も巻き込まれた側だ、というトワさんの言葉を思い出す。
 そこから何を知っていて、何を知らなかったのかまで明確に知りえることは難しい。

情報/ プロ/1日/2日/3日/4日/5日/6日/エピ/終了
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