2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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【人:51】宝涙の娘 ネージュ 09/09 15:47
広間に戻り、壁によりかかってずるずる、とその場にしゃがんだ。
みっともないとは思ったけれど、足に力が入らなかった。

「どうしよう……どうしましょう……」

結局、自分がどうしたいのか。
これからどうするのか。

このままでは逃がしてくれた姉にも申し訳が立たない。

【独:-43】宝涙の娘 ネージュ 09/09 15:54
/*コミュ障引きこもりすぎて見識が狭いから、ここでみんなと話して成長できるといいな*/

【独:-44】宝涙の娘 ネージュ 09/09 15:54
/*離席マークつけてもよかった*/

[支]【独:-45】メイド トワ 09/09 15:59
🦇
うっ………………ネージュ…………

【人:52】過去への渇望 レイヴン 09/09 16:03
>>46 ブラム
「ああ」

これから先があればいい、とも言えるのかもしれないが。

「…別に、レイヴンでなくてもいい。俺は、普通の人間であれば」

そう言うと広間へと戻った

【人:53】哀傷の無声 チーフル 09/09 16:15
>>47ブラム
[不死者様の言葉に、少し困ってしまった。

だって不死者様の手だって、こんなにも柔らかくって優しい。
どのような結果になったとしても、何か深い考えがあっての事なのだろう。
笑い掛けてくれる表情を、この手を疑う事は僕には難しかった。

ありがとうを言えない事を。喜びの吐息の音すら出ない事を。やっぱり僕は申しわけなく思って]

『ありがとうございます。
絶対に覚えておきます』

[せめてもの心を伝える為に、改めて丁寧に描き直した言葉を、文字にしてお返しをした。
不死者様が仰ってくれた、言葉の危うさと尊さの言葉だって。僕への大切な貰いものだから]

【人:54】狂信の渦 アルバ 09/09 16:39
一人部屋でぐっすりと眠って、大きく伸びをした。

「あ〜〜〜一人ってサイコー!」

元気よく叫んでから、はっと壁を見つめる。隣、誰だか知らないけど、聞こえてないよね?
まあいいさ、仮に何か言われたとして、誤魔化せばいいんだし。
ベッド脇の目隠しを手に持つ。この部屋を出たならばまた日陰の世界なんだから、息抜きは今のうちにしないとね。

【人:55】過去への渇望 レイヴン 09/09 16:48
人格は確かに作られているかもしれないが。
広間へと戻りながら考える。それでも、いくら自分らしさがあったところで空白の時間は埋まらない。

空虚に、普通の人間としての過去を埋めたい。
何故と聞かれたら難しいが。

そんなことを思っていれば。


>>51 ネージュ
…人、だよな?
「気分でも悪いのか」

【人:56】エルフ族 ネフェリル 09/09 16:56
>>28トワ
逡巡してる様子のトワを少しの間待つ。

「案内感謝する。」
他の人と接している時は
かなりテンションが高めだが、
己といる時は緊張しているのだろう。
口数が少ない。

「あまり緊張しなくていい。」

それだけ伝えると、出ていくトワを横目にブラムと対峙した。

【人:57】エルフ族 ネフェリル 09/09 16:56
>>30ブラム
対峙したら理解る。
人間でも、エルフでも、ましてや人外のそれでもない。
凛と佇む姿とは裏腹に
不思議と空気が重く感じる。

口の中が乾く。
ぺろりと口の周りを舐めてから言葉を紡ぐ。

「まずは自己紹介を。」
「エルフ族の長をしている、ネフェリル・クレイトスと申す。」


「俺は、友人を救いたい。」

──────────

【人:58】エルフ族 ネフェリル 09/09 16:57
「俺の友人は人間だ。
勇者、と呼ばれるような人間達だった─────」

「その国には、勇者とその従師がいた。
勇者達は様々なところを旅し、
悪を成敗し、正を尊んでいた。
優しくて、だが、どこか抜けていて
人間味があるというのはああいう事を言うのだろうな。」

語るその目には、懐かしむように優しい光が灯る。

「エルフの郷にも来たことがある。
我らの問題も、周辺諸国の問題も、
その生まれ持った力と、人情で解決して行った」

「我々としても喜ばしかった。頼もしいとも思った。
嬉しい事に、俺の事を友人とさえ呼んでくれるのだから。」

【人:59】エルフ族 ネフェリル 09/09 16:57
「きっと、このまま2人は
国で勇者と讃えられ、中立の立場で
政を見定め、家族をもち、幸せに過ごす。
子を作れば、俺達にも見せに来てくれる。」

「そう、思っていたんだ。」
言葉に怒りが混じる。

「国王が、彼らが魔族と連絡を取っていると。
国家反逆罪で晒し上げたのだ。
そんなの嘘だと勇者は、…友人はそう言った。」

「俺も長い事生きているから目や雰囲気からある程度の事を察する事はできる。
彼らは嘘をついていない。
嵌められたのだとすぐわかった。」

「腸が煮えくり返りそうだった。
国の勇者を、俺の友人を、
その蛮勇を下らない事で穢したのだからな。」

【人:60】エルフ族 ネフェリル 09/09 16:59
「…長くなってしまったな。
貴殿の問にも応えよう。」

「『力を借りる事を是とする。』
俺だって彼らの力になりたい。
しかし、エルフの郷は規模が小さく、
さらに人に捕まればどんな事をされるかわからない。
都合がいいのはわかっている。
しかし、俺にはこれしか…友達を救ってやることはできないのだ。」

この話を聞いて、彼がどう思うのだろうか。
力を貸してくれなかったら?
そんな考えを巡らせながら、返事を待つ。

[支]【独:-46】メイド トワ 09/09 17:00
🦇
ゆ、勇者パーティだー!?

【人:61】エルフ族 ネフェリル 09/09 17:09
────時は面談後。

面談を終え、洋館の中を歩き回る。
少しばかり疲労の色が見え隠れしている。

ふむ、と小さく唸ったあと、広間へ向かう。
人がちらほらといるのを確認して、
用意されていたお菓子やお茶を嗜む事とした。

【独:-47】エルフ族 ネフェリル 09/09 17:16
チーフルほんまかわいい

[支]【独:-48】メイド トワ 09/09 17:22
🦇
なるほど……友を救いたいけど国が相手となってると
ネージュと似通っているけど……ふむう

【人:62】宝涙の娘 ネージュ 09/09 17:29
>>55 レイヴン

呆然と自分の膝を見ていたら、上から声が降ってきた。
ハッと見上げれば、男の人がこちらを見下ろしている。

「ひゃわ……す、すみませ……おじゃまに……」

反射的にそう言ってから、先程の言葉の内容を今更思い出して、この人は心配して声を掛けてくれたのではと思い至る。
願いを叶えて欲しいひとや「不死者」様に仕えるひとが集まる場所だから、と身をすくませていたけれど。存外、優しい人もいるのだろうか。

それでも初対面のひとと話す時は、やはり恥ずかしくて。赤くなる頬を手で包んで隠した。

「あ、ありがとうございます……あの、先程、「不死者」様との面談が……終わりまして……力が、抜けてしまって……」

今のままでは願いが叶えられないだろうということへのショックが大半の理由だったのだけれど、そこまで話す勇気は無かった。

【赤:*0】狂信の渦 アルバ 09/09 18:05


「やあ久しぶり」

「それにしても、君って変わらないよなあ」

僕はこんなに大きくなってしまったよ。

【人:63】過去への渇望 レイヴン 09/09 18:14
>>62 ネージュ
「すまない。怖がらせるつもりはなかった」

どうにも、俺の話し方というか接し方は警戒されるらしい。
一日二日で改善できるものでもないが。
…とりあえず、上から話しかけていたのでは威圧している事になるのでは?と思い隣に座った。

本当のレイヴンが、手帳の持ち主の友人だったならば。
…手帳の主は妹がいると言っていた。その子との接し方でもう少しまともな対応が出来たのではないだろうか。

「何か手伝いが必要なら手を貸す。ここのメイドや執事ほどではないだろうが。
…お前もしてきたのか、面談」

確かに、不死者は何とも言えない存在感とでもいいのだろうか。そんな空気をまとっていたな、と思い出す。

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