2010 緋色の村
(09/17 07:00 に終了)

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ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P3/P4/P5/P6/P7 [全16P]
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【人:38】宝涙の娘 ネージュ 09/10 15:14
>>2 >>3
(これも昨日の話)

困らせてしまうだろうと思っていた。ふつうじゃないから、気持ち悪いと思われたら、そのときはショックを受けるだろうけれど……離れてくれてもだいじょうぶ、と思っていた。
けれど、チーフルは小さな字でスケッチブックにさらさらと文字を書いていく。そこに書かれた文字たちのひとつひとつが、ネージュに小さな声で優しく語りかけてくるような、そんな錯覚を覚えた。

「……チーフルくん……。ありがとう、とても……優しいのね。うれしいわ、あなたのような子がいてくれて、とても心強いです。

でも、神様の涙だなんて……ふふ、うれしいけど、おそれおおいわね」

ポケットから、涙の水晶を一粒取り出して、改めて眺めた。雫型のそれは、広間の明かりを吸ってきらりと光っただろう。

(これを、そんな風に言ってもらえるなんて)

家では、「ネージュの目からはカネが湧く」という扱いだったから、そんな風に言ってもらったのは初めてで。ネージュはふわ、とほどけるようにチーフルに微笑んだ。

「……チーフルくん、明日もきっとお話しましょうね」

そう言って、昨日は自室へ戻っただろうか。

[支]【人:39】メイド トワ 09/10 15:16
>>35 レイヴン
「吸血鬼の特徴ねえ。
あっても教える訳にはいかないわね」

にっこりと笑みを浮かべながら質問を突っ撥ねる。
まあ、でもノーヒントっていうのは可哀想かしら?

「おとうさまもそうだったみたいだから言うけど、吸血鬼の人はおとうさまと面識が無かったそうだから……そっち方面で探るのは悪手かもね?」

つまり誰にでも可能性はあるって事なんだけど、くすくす。

ヒントはここまで、と人差し指を口に添えれば「あとは自分で考えなさいな」と退散〜。

【人:40】瑞花の街 アルジャン 09/10 15:20
水晶に映し出される光景をじっと見つめている。>>#1

「まあべっぴんさんから狙って追い出せ、って
 話とはちゃうやろうなぁ」

 からからと笑う。>>35>>39

【人:41】瑞花の街 アルジャン 09/10 15:31
 
「ああ、館の前で会ったお嬢さんやないの」
 
 水鳥が羽を伸ばして水滴を散らすような見慣れない動き。
 眉を吊り上げて振り向く。

「……大丈夫? なんか飲むか?

 不興を買ったとな。ここの主さまもなかなかええ趣味しとるわ。
 なに、あんた記憶ないの?」>>36
  

【人:42】瑞花の街 アルジャン 09/10 15:34
 
 面談の際に自分がさんざん言ったことは棚に上げて、
 なに話したか知らんけど彼女と僕、紙一重やなあ、
 なんて感想は胸の内にないないして。
 
 "もしかして" "得意だったのかしら"

 そんな言葉尻が気になるもんやからつんつんしてみる。
 
 

【人:43】エルフ族 ネフェリル 09/10 15:36
ゲームの進行を丁寧に反芻する。
すればするほど、眉間に皺が寄っていく。

それと同時に、2人の子供の事が脳裏に過ぎる。
[子に追放の判断をさせるのはまだいいが、
明言させるのは酷だな。とんだ悪趣味なゲームだな。]

そして>>36の進言を耳にした。
椅子があれば、深く腰かけて
両手を合わせて顎に当てて状況を整理し始めた。

【人:44】過去への渇望 レイヴン 09/10 15:40
>>37 チーフル
声だけでもかけてくれたら、安心できると思う、か。
分かるが…レイヴンなら、俺が思い描くレイヴンならもっと何かできたのではないかと思ってしまう。
自分に対する理想が高いと言われればそれまでだが。

肯定も否定も出来ずに言葉に詰まっていれば、言葉の続きが現れる。…正直なところ、助かった。

「怖くないか、か。
俺は未知と遭遇することに慣れているからな。
もちろん不安がない訳では無いが。
チーフルは怖いのか?」

恐怖に慣れすぎるというのも問題ではあるのだが。

【人:45】宝涙の娘 ネージュ 09/10 15:42
朝。目が覚めると枕にまたひと粒水晶が落ちていた。
それをまた巾着袋にしまい、ネージュはゆっくりと支度をする。服を着たとき、どこかにひっかけたのかローブのすそのほつれているところを見つけた。
広間に行ったら、トワに裁縫道具を貸してもらわなくてはと思う。

身体が重い。
叶わないかもしれない願い。これから始まる『ゲーム』。
なんだか大変なことに巻き込まれてしまったような気がするけれど、そんな渦が発生してもおかしくない場所へ自ら足を運んだのはネージュ自身なのだ。
なんだかまだ具体的に想像できていない。吸血鬼が夜に血を吸いに来る、なんて。
鏡に映る自分の顔を撫でる。

(吸血鬼に血を吸われたら……私の体質は変わったり、するのかしら)

そんなことを考えてふるふると首を振る。

(だめよ、それより……願いについてちゃんと考えて、それから、『ゲーム』を、乗り越えられるように……)

意を決して広間へと向かい、ゲームの説明を聞いただろう。

【人:46】過去への渇望 レイヴン 09/10 15:46
>>39 トワ
トワが去った後に考え込む。
つまりは、ノーヒントということだ。

どうしたものか。
吸血鬼らしい願いを持っている奴でも探せばいいのだろうか?
いや、嘘はついているか。

経歴を聞き出してそこから嘘を見抜けば…。

「そもそもの過程が話せなければ疑わしくなるな」

過去のこと覚えていないなど一番矛盾が発生しない嘘の付き方だ。
真実であるかどうかなんて自分以外に証明できやしない。

【人:47】宝涙の娘 ネージュ 09/10 15:56
>>トワ

広間に入ったのは昼過ぎくらいで、ちょうどトワからの説明が始まった頃だった。扉の近くで身を縮こめて、ローブの襟元を引き合わせる。

トワは楽しそうにも見える様子でゲームについて説明をしていて……その様子を、こわい、と思ってしまった。
隣でただ静かに立ったままのノイシュのほうが、よほど人間らしいような……。
けれど、今日は彼を皆で追放するらしい。自分の指で、彼を指差して。

思わず自分の指先を見る。
そして、明日からはこの中の誰かを指差すことになる。自分が指を差されるかもしれない。
『ゲーム』であることは理解しているけれど、なんだか、この屋敷から出ていけというようで、不安な気持ちになった。
考えることもたくさんあって、どうしよう、と目をつぶる。

(だいじょうぶ、だいじょうぶ……命までとられるわけじゃないもの……)

【人:48】欠落する心 ティキ 09/10 15:59
>>41 アルジャン
声を掛けられ、ティキはそちらへ振り向く。

「お気遣いに感謝するわ。お酒は飲めないので果実水があれば嬉しいわね。ええと、ご挨拶がまだよね。私はティキ。」

「…記憶がない、というのは正確ではないわ。私、いろいろなものが欠けているの。知っていたことがいつの間にかわからなくなっていたり、たとえ知識として残っていたとしてもその感覚がなかったり。昨日まで、いえ、さっきまでできていたことができなくなる気持ち、わかるかしら?いえ、わからないほうがいいわ。その方がきっと幸せ。そうとは限らないかもしれないけど、恐らく貴女もなにか嫌なことがあってここに来たんでしょう?人の不幸に大きいも小さいもないわ。どんな境遇もその人にとっては人生を揺るがす大事件なんだもの。だから私はこう言うの。『そう。』ってね。突き放しているわけじゃないのよ。私には共感できないけれど、貴女の選択は間違っていないという肯定よ。すべからく人は否定されるべきではないもの。」

微笑みを浮かべようとして、それができないことに気が付く。
少し眉を下げ、口角に力を加え持ち上げた。

【人:49】宝涙の娘 ネージュ 09/10 16:11
深呼吸。
今はまだ気持ちの整理がつかないので、トワに裁縫道具を借りるのはあとにすることにした。

(ええと……チーフルくんのところへ……そうだわ、レイヴンさまにも、まだお話できていないから、今日はちゃんとお話しなくては)

二人の姿を探そうとすると、お人形のような女性がまるで踊るように広間の中央に躍り出た。

>>36 ティキ

彼女の話を聞き、胸がきゅっと締め付けられた。

(「不死者」様の不興をかって、呪われた、なんて……)

そしてつい、(不興を買っていませんように)と小さく祈ってしまって、ハッとする。こんなとききっと、チーフルやレイヴンなら、彼女の心配が先に浮かぶのだろうに。
情けなくて鼻の奥がツンとする。熱をもつ潤みがこぼれ出ないように目を閉じて少しの間気を落ち着かせた。

【人:50】瑞花の街 アルジャン 09/10 16:22
>>48 
「ほっか。じゃあジュースでももらお。
 僕はアルジャン。気軽に呼んだって。」
 
 そういってトワさんを呼び、それぞれ好みの果実水を出してもらう。
 爽やかな酸味を味わいつ、喉仏がごくりと動いた。
 流れるような言葉の奔流に圧倒されつつ、慣れた様子でふんふんと相槌を打ち。途中からはまるで話し手本人に言い聞かせているような、そんな感覚を覚えた。
 
 
「話してくれてありがと。
 せやな、僕には持ちえん感覚や。
 怖いっちゅーにも、思い出せなくてもどかしいっちゅーにも、言い表すには足りないんやろなぁ。
 
 ああ、困ったことがあってここにきてる。
 みんなそうなんやろ。
 
 もちろん知らんと言って否定はせえへんよ。
 だからあんたにかかった呪いとやらも肯定する。」
  

【人:51】宝涙の娘 ネージュ 09/10 16:29
>>チーフル
>>レイヴン

チーフルとレイヴンがちょうど近くにいるのを見た。
レイヴンは、トワにゲームについての質問もしていた。積極的にゲームに取り組もうとしているらしい。

ネージュはきょろきょろと瞳を迷わせてから、二人のところへ合流する。
自分から声をかけるのは、まだ慣れないけれど。

「あ、あのぅ、お、おはよう……ございます。チーフルくん、レイヴンさま」

かんたんにカーテシーをしようとして、そういえば裾がほつれていたのだったと思いだして手が泳ぐ。ちょっとの間手をひらひらさせて、少し頬を染め、改めてぺこ、と頭を下げた。

「あ、あの、本日も、お話にまいりました……。レイヴンさまとのお話、途中になってしまっていたので」

[A5]宝涙の娘 ネージュは、哀傷の無声 チーフルのスケッチブックは見ていない 09/10 16:30
【人:52】瑞花の街 アルジャン 09/10 16:31
 
「ノーヒント、ノーヒントっていうけど
 ティキさんが呪いを振りまく状況は
 僕らにとってはヒント足りうるっちゅーことや。
 
 吸血鬼の力の活性だか発生だか、
 あんたに自覚がなくとも、
 様子の可笑しくなるやつの
 ひとりやふたりくらいでてくるやろ。

 ただお行儀よく話し合いしてるよりは
 とっかかりがつかめるんとちゃうか。

 ま、呪いではあるがものは捉えようやろ」
 

[支][A6]メイド トワは、瑞花の街 アルジャンの呼びかけ(>>50)に応えてグラスに果実水を入れていく。〜♪ 09/10 16:32
【人:53】過去への渇望 レイヴン 09/10 17:14
>>51 ネージュ
「ああ、おはよう」

応えてから、ネージュとチーフルに交互に目を向ける。少し考えた後に、なるべく…自分の中では最善を尽くして切り出す。

「…ネージュ。俺は『さま』とつけるような身分ではない。気楽にしてくれ」

誰にでもそうしているのかと思いきや、そういう訳でもないらしい。まだ、怖がられているのか?もしかして。

「……無理して話す必要は無いからな、昨日聞いたことは」

【赤:*0】狂信の渦 アルバ 09/10 18:12

「呪い」か。間違ってはないけと、みんな君に悪意があるように言うね。君の本質はそうではないのに。
ティキだっけ? 君が選んだなら、気が向いた時にでも、どうして彼女だったのか教えてね。


さて、じゃあみんなに名前をつけようか。
せっかくだから、9つのエレメントに準えよう。僕が作った神様が、この地上を作る時に使った大原則。つまり僕の創作さ!

【人:54】宝涙の娘 ネージュ 09/10 18:14
>>53 レイヴン

よく考えたら、朝のあいさつには遅い時間だったけれど……おはようを返してもらって、まずはほっとする。気楽に、と言われて、ネージュはきょとんとする。

「はい……ええと……では、レイヴン……さん」

『さま』は要らない、ということだが、使用人ではないのでノイシュのように呼び捨てにするのも抵抗があり、軽めの敬称を付けた。
そしてやはりこちらを気遣ってくれる言葉に、ネージュは眉を下げて、こくりと頷いた。
近くにチーフルがいるから……どちらにせよ、ここで込み入った話はここではできない。

「あ、……ありがとう、ございます……。その……身の上は、お恥ずかしいこと、ばかりで……。

私は、家から逃げて……ここへ。助けを求めて、来ました。いつ追っ手のくるか分からぬ身で……すべて、「不死者」様へ委ねて、助けて頂こう、と思ったのですが……。
私の願いには、意思がない、と。かの方は、そう、仰いました」

目を伏せる。
自分は、具体的にどう、したいのだろう。
そっと、遠慮がちにレイヴンを見た。

「差し支えなければ……レイヴンさんは、どうしてここへ……?」

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